エネルギー代謝学第1回
「脂肪酸組成をマスターしよう!「飽和、不飽和、トランス脂肪酸」」
日程:2024年7月23日(火)10:00〜13:00
受講料:21000円(税込)
オンライン配信期間:第2回の前日(9月20日)まで
※一括お申し込みの受講生様はエネルギー代謝学全7回終了までオンライン動画をご利用いただけます。
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動画収録時間
(1)本講座 + フリー質問タイム(7月23日収録 / 約3時間)
(2)第1回の補足解説(7月26日収録 / 約30分)
高速で進んでいますので、時間以上に中身はぎっしりです。
PDFテキスト
講座で使用したスライドをPDFにしてお渡ししています。150枚以上です。
現在アーカイブ配信中です!
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講座内容紹介
講座はおおまかに3分構成となります。
Phase.1 「脂肪酸の基礎生化学」
脂肪酸とは何か、脂肪酸の貯蔵形態である中性脂肪や、細胞膜の構成要素であるリン脂質とは何かを基礎から解説します。不飽和脂肪酸とトランス脂肪酸の二重結合の仕組み、およびシスとトランスの違い、中性脂肪とリン脂質を構成するグリセロールとは何か、脂肪酸の定義と分類による生理作用の違いなどをギュッとまとめてコンパクトかつ詳細に解説しています。
これだけで重要なところを端折ることなく、脂肪酸の基礎をショートカットで学べます。
Phase.2「自然界から脂肪酸組成を理解する」
脂肪酸の基礎知識を一通り学んだあとは、化学式から離れて自然界から脂質を俯瞰します。植物油脂を絞る部位は、植物の胚乳、果実、種子の3つに分かれます。
この3つの部位と植物油脂の飽和度は、不思議なことに関連性があります。植物の生態から各植物の脂肪酸組成の違いが発生している理由を紐解く、2017年に爆発的にヒットした私の最初の脂質講義から続けている解説です。
陸と水中の動植物の生態を俯瞰することから、きっと脂肪酸組成を身近なものとして感じられるようになると思います。
そして植物油脂を選ぶ際の基本情報、圧搾法と抽出法の違いと、抽出法の本質的問題点を解説しながら全29種オイルの脂肪酸組成データをわかりやく公開。このデータ解説は、臨床栄養医学協会の小笹れん(2024年7月時点でYouTubeフォロワー約5万人)が、講座やYouTubeで丸パクリするほどわかりやすいものです。
※盗作で作成された小笹のYouTubeはこちら↓
注:パクっているのは円と棒グラフだけで、小笹のYouTubeと私の講座は全く異なるものです。雲泥の差があります。
各オイルの脂肪酸組成、特徴、選び方のポイントとして、ココナッツオイル、バター、オリーブオイル、胡麻油、菜種油、米油など全29オイルの脂肪酸組成データと共に、その特性や歴史などを紹介しています。
流行りのMCTオイルについても、他では聞けない「えっ?!」という情報をお伝えしています。
Phase.3「トランス脂肪酸の真実」
最終章はトランス脂肪酸についての決定的講義です。これは2019年度エネルギー代謝学から大幅なアップデートを加えました。
かつてのマーガリン、ファットスプレッド、ショートニングに多量に含まれていた部分水素添加油脂の工業的(人工的)トランス脂肪酸と、乳脂肪(反すう動物脂肪)に含まれるトランス脂肪酸は一体何が違うのか、脂肪酸組成からその仕組みを詳細に解説し、またそれぞれの研究データも多数紹介。
人工/天然のトランス脂肪酸の摂取量の推移、各国の消費量の違いなどの事実確認を詳細に行い、皆さんをトランス脂肪酸の不安から解放しつつ、トランス脂肪酸摂取による本質的な問題はなんだったのか?その謎に迫っていきます。
研究論文からの考察だけでなく、トランス脂肪酸を産生する牛の生理や、牛乳を大量摂取するマサイ族などの一部の民族からもトランス脂肪酸の真実を俯瞰し、健康的なトランス脂肪酸に共通する仕組みを公開します。人工/天然のトランス脂肪酸の違いを、これほどわかりやすく理解できる講座は他にないでしょう。
これ1本で、根本的な脂肪酸の基礎理解に雲泥の差がつきます。健康維持のための個人から、指導者として活躍する医療従事者、カウンセラー、セラピスト、トレーナー等、全ての方にご満足いただけると思います。
情報に振り回されないためのモノの考え方とはどういうものか、この講座で体験してください。
第1回のみ、一歩踏み出して生化学を学んでいただきたく、21000円の特別価格です(第2回以降、単発受講料は28000円です)
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