※2024年12月15日(日)〜20日(金)の6日間限定、5%割引セール開催します!
(詳細はこちらのブログをご参照ください。)
エネルギー代謝学第3回
「炭水化物と消化吸収 featuring 腸活 & 牛乳、乳糖、カルシウム!」
日程:2024年11月11日(月)終了しました →アーカイブ配信中!
時間:10:00〜13:00
総講義時間(アーカイブ配信):4時間
スライドPDF:180ページ
視聴可能期間:2024年12月15日〜1月31日(48日間)
お申し込みは以下URLからお願いします
https://form.os7.biz/f/eccc875d/
全7回一括申し込み割引
全7回一括申込み割引:155,400円(¥33,600オフ)
第3回受講後に全7回参加へ変更の場合:160,400円(¥28,600オフ)
(本講座を単発受講後に全7回参加へ変更のケース:160,400円−28,000円 = 132,400円のお支払いで全7回受講申し込み可)
特典:全ての講座のアーカイブ配信を第7回終了後までご視聴いただけます!いつでもバッチリ復習可。
お申し込み希望の方はこちらをクリックしてください。
講座内容案内
今回の講義はテーマが非常に多岐に渡っています。
Phase.1 炭水化物の基本
まずは炭水化物と糖の分類、定義、化学的構造を解説から始まります。
そして2018年から好評頂いている「白ごはん1杯分のカロリー(=250kcal)に、小麦やその他の穀類、芋類、糖質の多い野菜、果物、砂糖にはどれほどの糖質やビタミン類が入っているのか?」をわかりやすく提供するグラフを提供します。
ちなみに2024年時点で未だに臨床栄養医学協会の小笹れんがSNSにて著作権侵害を行っているアイデアものです。
が、これは私の講義のほんの一部分。
臨床栄養医学協会の受講生もぜひご参加ください。
実際何名かご参加頂いてますし、レベルの違いをご体験頂けます。
Phase.2 糖の消化吸収
こちらも基本的なメカニズムから解説し、血糖降下薬が効く仕組みなどを通して糖の分解と酵素の関係を学びます。
そしてクローズアップしているのは「乳糖(ラクトース)」です。
糖分子の結合の「種類」が、実は乳糖はデンプンやショ糖と異なります。
乳糖がグルコースとがラクトースをつなぐ結合は、腸内環境を育む「食物繊維」と同じなのです。
このことから、なぜ母乳にも牛乳にも乳糖が含まれるのか、その本質的な意義を理解できるでしょう。
私の講座ならではの、既存の情報マーケットには存在しない生物学・生化学講義です。
乳糖不耐性についても解決策をお伝えしています。
Phase.3 難消化性炭水化物
一通り人間が消化できる糖についての理解を得た後に、次は消化できない糖について学びます。
食物繊維、オリゴ糖、レジスタントスターチなど。
それらは一体何なのか。どのような分類があって、それぞれがどんな効果を持つのか。
聞き慣れないがゆえにぼんやりとしている特徴を整理していきます。
これにより、SIBO(小腸内細菌異常増殖症候群)対策として推奨される低FODMAP食の意義と、継続するとどうなるかを理解し、解決策を見出せます。
Phase.4 糖の輸送
4番目は今回の講義で最も難解な、糖の輸送体(トランスポーター)についての解説です。
基本的なメカニズムをしっかりと抑えた後に、今回は果糖(フルクトース)を理解するための重要な解説をしています。
昨年のTheリアル質問道場でも解説していない、果糖−腸−肝臓の関係性を読み解きながら、果糖の真実へ到達するための序章です。
Phase.5 カルシウム、マグネシウム、骨粗しょう症
オンタイム講義のあとに、せっかく乳糖について解説したからカルシウムのことも、、、と追加配信を作り始めたらスライド70ページ以上も作成してしまいました。
持ってけドロボーの大サービス。
上の表は人体に含まれる主な元素とトップ10です。上位4つの必要性は、みなさん想像がつくでしょう。
呼吸から酸素を吸い込み、炭水化物や脂質を分解して得る炭素と水素からエネルギーを生み出し、タンパク質からアミノ酸として窒素を得て、全身の細胞や筋肉の材料としています。
カルシウムは骨に必要な多量ミネラルであり、人体に5番目に必要な元素です。当然ながら、O,C,H,Nに続いて相当量が必要です。
しかしながら、サプリメント摂取による心血管への悪影響と牛乳悪玉論が合体し、近年はなぜか悪玉化、または軽視されています。
この誤解の流れは、日本では自然食ムーブメントの第一人者である小児科医の真弓定夫と、酵素ビジネスで有名な外科医の新谷弘実から発生し、今は分子栄養学がマグネシウム善玉論と共に引き継いでいます。
理想的なカルシウムとマグネシウムの摂取バランスは「2(Ca):1(Mg)」と言われますが、このバランスを見直せと主張するのが分子栄養学勢です。
真弓定夫と新谷弘実の時代からずっと同じことが繰り返されているのですが、単一の論文をソースに、しかも著者の意図を正確に伝えず、牛乳+カルシウム悪玉論を展開します。
この悪玉論の根拠となっているのがカルマグバランスが多いほど(=カルシウム摂取量が多いほど)骨折率と心血管疾患の死亡率が上がるというものです。
だからカルマグバランスは2:1ではなく、1:1に近づけた方が健康であると、分子栄養学勢は主張します。
(吉冨動画のコメント欄)
以下「1〜2(Ca):1(Mg)」論の主張。主張をマイルドにしていますが、どちらにしても彼らの中では「1:1」は理想の範疇です。
↑は「サプリソムリエチャンネル」の動画で、今年の2月にアップされています。
私には小笹のやることがよく分かるのですが、↓の11月末の小笹インスタ投稿は、↑のチャンネルまたはその他の同種の情報から「1〜2:1」をパクってます。
さて、皆さんはカルマグバランスについて考えたことがあるでしょうか?
分子栄養学系のアカウントはこぞって「Ca/Mg比は2を上回るな、1に近づけよ」と主張します。
しかし本当にエビデンスはあるのでしょうか?
ここに5つの分子栄養学系アカウントの情報を転載しましたが、どれも古い文献1個を根拠にするか、または論文のソースを提示しないかのどちらかです。
マグネシウムを食事から十分摂取できるように意識するのは良いことですが、この論理は相対的にカルシウムに対する意識を低下させ、牛乳を悪玉化します。
実はこれ、かなりの落とし穴です。
セミナーを作りながら非常に重要な問題であることに気が付きました。カルマグバランス論によって食事と間食のチョイスが大幅に変わってきます。
誰も突っ込まない謎の「Ca/Mg比1:1理想論」の疑問をスッキリと解決し、皆さんの骨粗しょう症予防の強力なサポートをするのが、エネルギー代謝学第3回です。
献立作りに多いに役立つでしょう。そして第1回に続いて、牛乳の真実がさらに明かされていきます。
12月15日より年末セールを行います。詳細はこちらです。