日時：２０２４年９月２１日（土）

時間：２０：００〜２３：００

単発受講料：２８,０００円　スライドPDF付き（100枚程度）

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オンライン配信期間：２０２４年１０月４日〜１１月１７日（４５日間）

講座時間：４時間５５分（オンタイムで収録しきれなかった範囲を追加録画しています）

全７回一括申し込み割引

全７回一括申込み割引：155,400円（¥33,600オフ）

第２回受講後に全７回参加へ変更の場合：160,400円（¥28,600オフ）

（本講座を単発受講後に全７回参加へ変更のケース：160,400円−28,000円 = 132,400円のお支払いで全７回受講申し込み可）

特典：全ての講座のアーカイブ配信を第７回終了後までご視聴いただけます！いつでもバッチリ復習可。

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講座内容案内

　講座は「エネルギー+エントロピー」と「経皮吸収」の２部構成です。

Phase.1「エネルギー+エントロピー」

　生化学は生物の細胞内の代謝を化学的に研究する学問です。

　細胞内の代謝は、動物種によって酵素活性の違いがあるものの、基本的な仕組みは同じ。

　植物は葉緑体によって動物とは真逆の代謝を行いますが、その他の細胞小器官や酵素の働きは同じです。

　つまり細胞内の仕組みはどんな生物でも同じ。微生物でも同じです。

　これはエネルギー産生の方法にも、もちろん当てはまります。

　我々は糖・脂質・タンパク質の分子に蓄えられている水素から水素イオンと電子を取り出し、ミトコンドリアで「発電」しています。

　人類の誕生よりも遥か昔、地球最初の生命の起源、さらには宇宙が誕生した時のことまで遡ってみると、、、やはりエネルギーは「水素」から生まれていることが分かります。

　この宇宙と生命の成り立ちを追ってから、熱力学第一法則（エネルギー保存の法則）と、熱力学第二法則（エントロピー増大の法則）の視点から、次は「世界とはエネルギーの循環である」ことを学んでいきます。

　この生物と非生物に共通して当てはまる、森羅万象を支配する法則を知っているか否かで、エネルギーについての理解力に雲泥の差が出ます。

　そして今回の経皮吸収の理解に非常に重要な「極性」について解説します。

　なぜ塩は水に溶けるのか？などの高校で勉強するような化学の基礎を学び、Phase.1は終了です。

　スライド４０枚ほどの内容になります。

Phase.2「経皮吸収徹底ガイド」

　残りのスライド６０枚は、経皮吸収のメカニズムやエビデンスについて、そして皮膚と脂肪酸の関係についてかなりの深掘り解説をしています。

　当初の予定はPhase.1を倍量のボリュームで行うつもりだったのですが、「皮膚に塗るPUFA（多価不飽和脂肪酸）」はどうなのか？」という質問に正しく回答すべく、半分以上を「皮膚と脂肪酸 &様々な物質の経皮吸収」について解説する講座に変更しました。

　結論をお伝えすると、アトピー、乾癬、乾燥肌などの表皮バリア機能が低下した肌にはリノール酸（C18:2 PUFA）は有効であり、その理由を最新のエビデンスをもとに深く解説するものです。

　シードオイル（種子から絞られた植物油）に多く含まれ、現代人は明らかな過剰摂取となっているオメガ６系PUFAのリノール酸。

　オメガ６/３バランス論と共に、特に代替医療や分子栄養学界隈では全く重要視されないどころか忌み嫌われているリノール酸。

　しかしアトピー性皮膚炎や乾癬など表皮バリア機能が低下している皮膚疾患において、リノール酸を「塗布」した場合の有効性を示すエビデンスは数多く存在します。そのメカニズムの詳細をお伝えする2024年度エネルギー代謝学の大きなアップデートです。

　そして経皮から吸収できるとまことしやかに宣伝されるミネラルのひとつに「マグネシウム」があります。

　古くはエプソムソルトから始まり、現在はマグネシウムオイルスプレーやクリームがスポーツ業界で流行しているとのこと（受講者さん談）。

　この動画の7:50あたりから解説される経皮マグネシウム吸収の素晴らしい効果は、多くの人々を購入衝動に走らせるでしょう。

　…いやいやちょっと待ってください。そのエビデンス、本当ですか？

　誰でもわかることですが、水を吸収するのは腸で、皮膚は汗を排出する器官です。

　そして表皮の角層は脂溶性物質とはある程度馴染んでも、水溶性物質に対するバリアは強固です（マグネシウムは水溶性）。

　たとえ少々吸収されたとしても、それはどの程度の効果があるのでしょうか？

　この「経皮吸収完全ガイド」は、スキンケアオイル、ステロイド外用剤、経皮サプリメント、ミネラルと、それぞれを塗布した場合にどの程度の経費吸収が見込めるのか、メカニズムから根本的理解に至れるように設計してあります。

　アロマオイルやマッサージオイルを使用する方、それを使用してスキンケアやトリートメントを提供する仕事をしている方、そしてアトピーなどの慢性皮膚炎に悩む人と、治療と指導をする人々にとって必見の内容となっております！

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