過去の自分からアイデンティティを発見するからこそ、進むべき未来への道が開かれ、今が輝く。画像は、そんなテーマを素晴らしく感動的に描く「カンフーパンダ3」より。1から観ないと感動できないので、鑑賞はぜひ最初から。ポー役のジャック・ブラックが最高なので、字幕おすすめ。
この記事ではそんなテーマを、我々夫婦の厳しい現実を舞台として(汗)書き綴っています。
「どんなあなたでも愛してる」
「どんなあなたでも大好き」
なんて言われたら、皆さんは嬉しくなりますか?
僕も嬉しいとは思いますが、その意味は深めに考える必要があるかもしれません。
この記事では、「どんなあなたでも愛してる」と、妻である悦子に言われた3年前から今に至る話を書きます。
僕は2019年10月に精巣がん診断を受けました。それは全5回の『症状の原因を根本から読み解く-「エネルギー代謝学セミナー」』を2019年3月から進行中で、大阪、名古屋、東京の4回目を進行中の時でした。
症状の原因を根本から読み解く方法を生化学から教えますよ!と、思いっきり宣伝しているセミナーの途中で、自分が原因不明で精巣がんに罹患してしまったので、まあいろんな意味で大ピンチですよ。今となっては、人生最大のブラックジョークだったと、笑いのネタですが。
「即睾丸切除術」の診断に、どうするか自分でよく考えました。
- 『症状の原因を根本から読み解く』と言ってるんだから、精巣がんの原因も分からずに医者の言う通りにキンタマを切ったら俺の生化学セミナー講師生命は終わり。
- がんの原因を可能な限り突き止め、最後の第5回セミナーで受講生に伝えるべきだ。
- 恐怖から何も分からずに切除してしまったら、健康に関する情報屋としての自分に自信が持てなくなる。
- ヤバくなったら切除する。今は切らずに治す方法に挑みたいから、切除術を見送ることを医師に伝える。
と悦子に伝えました。
悦子は他臓器への転移リスクを考えて、「切除した方が良いのではないか」と僕に返しました。
そして、「どんな悠馬君でも愛してる」と、僕に伝えました。
それは、生化学講師として自信が持てなくなり、今の仕事が出来なくなっても、どんな生き方をしようとも、僕のことを愛してるという意味です。
僕は、「ありがとう、えっちゃん」と、返しました。
……嘘です。
そんなこと言いません。
「そんなことあるわけないわ」と、悦子に返しました。
こっちは症状の原因を根本から読み解くことに人生を捧げてるんで。
謎の精巣がん診断にビビってすぐキンタマ切除して、爆笑問題の田中のように片タマ人生なんて、アイデンティティを失うわけです。
アイデンティティ(自己同一性)とは、「自分が何者であるか」を意味する言葉です。
田中さんは片タマで特に問題はないのです。お笑い芸人と健康の情報屋では、立場が違いますから。
田中裕二は太田光から「カタタマ」といじられることで芸人としてのアイデンティティをむしろ確立できますが*、僕は違うという話です。情報に対する説得力を失います。
*参照:父にさえ伏せた「がん」も自虐ネタで笑いに 爆笑問題・田中が語る優しくない漫才
アイデンティティを失った人間は、他人や大衆的な情報に流されやすくなります。自己を失っているからですね。
自己を失った自分を、悦子がずっと愛し続けるか?
表面的にはそう努力するかもしれませんが、本当の意味での愛はきっと無くなっていくでしょう。
切除術をしたことでアイデンティティティを失うと直結するわけではないのですが、「切除せずに治して原因を突き止める」が理想です。もっともアイデンティティを維持できる道が、それでした。
そうして、精巣がん診断を受けながら、最後まで全力で働いて働いて、自分の選択が正解だったことが確定となり、起きたことの全てを受講生に報告して、『症状の原因を根本から読み解く-「エネルギー代謝学セミナー」』講師としての責任は200%果たしました。
このことは、今の自分の大きな自信となっています。
自信がつくので、アイデンティティが確立できます。
あれから3年経ちましたが、もちろん今も再発はなく、相変わらず酒も飲むしタバコも吸いますが健康です。
繊維化した精巣が完全に元通りとはいきませんけどね。
それで悦子の「どんな悠馬君でも愛してる」はどうなったかというと、やっぱり「そんなことあるわけなかった」という結果となりました。
むしろ怒りと憎しみを受けまくりで、率直なところ混沌としていました。
悦子ブログ:「愛するということ」について考えました ー不機嫌妻からの脱却は出来るのかーから引用。
じゃあ、悦子は嘘ついてたのかとか言えば、そうでもなく。
「自分がして欲しいことを、僕に伝えていた」
「理想的な自分を演じていた」
この2つの心理が混在していたのだろうと思います。
では悦子が「どんな私でも愛してほしい」「どんなあなたでも愛したい」と考えていたとして、その意味を次に深く考えてみます。
「ありのままの自分」「自己肯定感」「自己受容」などのキーワードに関心のある方は、きっと学びになると思います。
夫婦間の問題をかなりオープンに書いてますが、全て悦子に事前チェックの上でアップしています(この記事に関わらずこれまでの全ての記事で事前チェックしてもらってます)。
「どんな私でも愛して欲しい」とアイデンティティの問題
「症状の根本原因を読み解く」とは、2人で最初から決めてきたhonoiroの看板です。
筆頭として読み解くのは自分ですが、悦子も僕から拾い上げた情報を再解釈したり、広報係としての関係性で、確かに「症状の根本原因を読み解く」をテーマに掲げてこれまでやってきました。
がんの真相の一端を読み解き、精巣がんを切除せずに乗り越えたことは、当時はもちろん悦子もすごく喜んでいました。
悦子は切除を僕に勧め、自分で治すことをあきらめてもいいと僕に伝えましたが、
- 精巣がんの原因を読み解き、現代医療に頼らずに克服した自分。
- 精巣がんの原因を読み解けずに、現代医療の世話になり切除術を受ける自分。
この2択のどちらが悦子が愛したい僕の姿であるかといえば、明らかに1です。
悦子ブログのタイトルは「お薬に頼らない子育てを目指すママへ」であり、honoiroとは元々悦子が1人で「自然療法スクール」と名付けて活動していた名前です。
それは対処療法ではなく根本治療を求めるという、僕のアイデンティティと類似するものでした。だからこそ、僕らは結婚したのです。
要点をまとめると、こうです。
- 僕は彼女が愛したい自分になることを努力し、それを精巣がん克服という形で成し遂げた。
- それが自分のアイデンティティをさらに確立することにも繋がった。
- 悦子のアイデンティティとしても、honoiroのテーマとしても最適な結果を達成できた。
- それは僕ら2人にとって良いことばかりだった。
ということです。
ところが人間の脳とは恐ろしいもので、それから3年弱が経過した今年の夏。
自信と自分を失った悦子は、自分のアイデンティティを放棄し始めました。
そのひとつとして「元気な子にはワクチンはいらない」という彼女のワクチン講座のキャッチフレーズを「悠馬君に刷り込まれたものだ」と言い始めました。
確かに「元気な子にはワクチンはいらない」は僕が考えた言葉ですが、悦子に講座で伝えたいことを聞き取り、それって「元気な子にはワクチンはいらない」ってことだね、それで行ったら良いんじゃない?と提案して、100%同意のもとに決めたフレーズです。
2019.04.30 元気な子にワクチンは要らない**
自分でも、2019年にそのタイトルでブログを書いています。「元気な子にワクチンは要らない」と言い切る理由を。
それすらも僕に刷り込まれて書いたブログだと言うのが、悦子が僕に伝えたことです。
一体どういうことかと問いかけると、
- 元気な子にはワクチンは要らないというエビデンスは無いので、そんなことを言ってはいけない。
- 昔は「健康に関わらず全ての人にワクチンは要らない」と考えていた。「元気な子にワクチンは要らない」とは考えていない。
という返答が。
これはもうカオス(無秩序)です。過去と現在が全く繋がっていません。記憶が書き換わっています。
2021年の「物質のことにはトットと蹴りをつけて精神の問題に向き合うためのワクチン講座」は僕ではなく悦子自身が生み出したフレーズです。あれは一体何だったのかという話にもなってしまいます。受講生に対しても、とても不誠実です。
「元気な子にはワクチンはいらないと悠馬君に刷り込まれた」と言われたら、当然ながら「それは違う」と、悦子の言葉を否定する必要があります。
この件は今となっては悦子が自分自身で間違いを認めているのですが、その瞬間の怒りと憎しみに飲み込まれてからしばらくの間は、このような当たり前の否定に対して「なぜあなたは私を否定ばかりするのか」となり、「悠馬君は私の存在を否定している」と脳内変換されていきます。
悦子のなかでの「どんな私でも愛して欲しい」は、ともかく私を否定しないで欲しい、私を全肯定して欲しいという意味となっていました。
ところがです。
自分の存在証明=アイデンティティを、自分で否定しているのは悦子自身です。
「元気な子にはワクチンは要らない」は彼女のアイデンティティだったのですから。
今もなお、そのアイデンティティを持っているために、子供たちにはコロナワクチンをはじめ、ほとんどの定期接種のワクチンを受けさせていません。
僕らが2人で毎週畑に行き、自給自足を目指すのも、元気な子を育てるためでもあります。
その成果もあってか?家庭内コロナ感染において、子どもたちはワクチン未接種で全く平気でした。
「どんなあなたでも愛すること」とは、その人そのものの本来のアイデンティティを育み、愛することだと僕は考えます。
2021.05.25 悦子はセミナー講師活動及びメタトロン測定を一時休止します **
この記事で、セントラルドグマ(DNA→RNA→タンパク質)という厚労省のコロナワクチンQ&Aに書いてあるような基本情報を悦子は知ろうとしなかったと書きました。
その後1年以上経過して、ICUでの勤務も1年以上経過して、どうなったかというと、「セントラルドグマがわかっていなくて何が悪い!」と僕に対して激怒するという、ますます悪化した状況です。
「俺には簡単にそう言うけど、勤務先の病院では決してそんなこと言えないよね?」
と返すと、
「言える。今度ドクターに言ってくるわ」と。
もちろん言うはずもありません(当たり前ですね…)。今となっては悦子は自分で間違いであることを理解しています。
なぜそんなことを言ってしまったのかと聞けば、
「ワクチン講座の講師としてではなく、看護師としてはセントラルドグマを理解していない人も多いから、分かっていなくても良いと思った」と。
またしても、悦子自身が自分のアイデンティティを否定していることになります。看護師としても、ワクチン講座の講師としても。完全なる自己否定です。
冷静ではなく、このような時に、僕もどうして良いか分かりません。とてもではないが、これでは仕事を一緒にすることはできない。
自分に出来ることは「それは本来のあなたではない」と、悦子の本来持っているアイデンティティを取り戻すように働きかけることだけです。
アイデンティティは健康と繋がっている
アイデンティティを保つことに努力した僕は、精巣がんを乗り越えました。コロナ感染した末っ子、息子、悦子をノーワクチン、ノーマスクで看病してましたが、発症もせず。
悦子は自分のアイデンティティを全面的に否定し、アトピーは悪化し、コロナワクチンの副反応で寝込み、コロナ感染で寝込み、コロナ後遺症的な症状も若干あり、鼻炎が発生し始めました。春にはほとんど花粉症のレベルです。咳き込みも止まりません。
悦子ブログ:「愛するということ」について考えました ー不機嫌妻からの脱却は出来るのかーから引用。
意識や精神的問題が感染の原因になります。悦子の場合は、僕への依存、幼児退行化、息子と向き合えないことです。
悦子が講師、僕がサポートでお送りした「カラダの仕組みから考える予防接種オンライン講座(全3回)」でお伝えした通りの現象です。あの講座内容は本当に正しいものなので、皆さん自信を持って信用していただいて大丈夫です。
僕と子供達にとってはコロナは茶番でしたが、悦子にとっては茶番ではありませんでした。
悦子の友人(自然派界隈)で、僕の悪口をメールで言い合っていた女性がいるそうです。ちなみに僕は面識はなく、honoiroの講座やセッションに一度も参加したことがない方です。なぜ僕がそれを知っているかというと、悦子はとにかく僕へ怒りと憎しみをぶつけたいので、「私の他にも悠馬くんが悪いと言う人がいる」と、その女性の言葉を悦子が利用したからです。
聞けばその女性も悦子と同じように、一般平均よりも高い健康への意識を持つにも関わらずコロナ感染し、嗅覚障害の後遺症にまでなっています。
彼女も悦子と類似した意識を持つことを原因として、コロナ程度の感染症にもやられてしまったのかもしれません。もちろん、これは憶測に過ぎませんが。
コロナ感染でもかなりダウンしていた悦子ですが、コロナワクチンの副反応でも数日間寝込んでいました。その理由もタイムウェーバーで分析すると一貫性のある結果が出てきます。
- ICUにいることの虚しさ。
- 自分が何者か分からない不安 → 納得してないのにワクチン打ってる → 嫌だった。
- 自信の欠如。
これらの文言で高いヒット。ここで解説するアイデンティティの問題と非常によくリンクします。
今でこそ悦子は医療従事者としてのアイデンティティを確立していますが、この当時はまだやりがいを見つけられずにいました。
その一方で、やりがいやアイデンティティを持たないからこそ、過度に勤務先病院へ従属するという事態にも陥っていました。
- 職場への過度の従属。
- 職場への過度の従属 → 講師としての立場の放棄。
- ワクチンの問題を悠馬に苦言したことが原因です → 自己保身から。
この問題は、これです。
日本では、心筋炎・心内膜炎のような既に因果関係が示されている症状でさえ、2週間前後が経過してしまうと医師は関係がないと判断することが多いはず。
ここから先の話があったのですが、現場情報をちょっとでも書くと、いつも激しく悦子から抗議されて、今回も例に漏れず、中止します(笑)
— 藤原悠馬 (@honoiro2021) August 25, 2021
どんな小さなことでも勤務先病院の情報を一切ネットに書くんじゃない!と、この頃(2021年夏)から悦子には厳しく言われています。「職場への過度の従属」から、守秘義務を過大解釈したことによるものです。
僕は承諾するしかないので、承諾しました。激怒するので、もうワクチンに関する話は出来なくなりました。
悦子は「今後は私が自分の責任下でワクチンに関する現場の情報はお伝えします」とnoteに書いたのですが、それ以降何も発信はしません。
現役看護師としてのメリットを強調して、信頼ある情報発信者になっていこうと話し合っていたのに、「コロナ情報の発信は私には無理」と言ってしまうような状況となっています。
悦子note:自己肯定されたい私ーワクチン副反応についてー
ワクチンの情報を精査して伝えることは、悦子の本来持っているアイデンティティのひとつに間違いありません。
その自己否定意識が、自己保身から使命に背く精神性が、副反応の原因にも及んだという話です。
次は息子(小1)が、めずらしく発熱を長引かせて咳き込んでいた原因の分析結果です。
悦子ブログ:「愛するということ」について考えました ー不機嫌妻からの脱却は出来るのかーから引用。
- 悦子と精神的に共鳴していること → プライドが無い
これが最も高いヒット。
もうワクチンの講師には戻れないというプライドの無さが、息子の発熱の原因にまで及んできます。
特に息子は母への執着がすごいので、驚くほどに悦子から影響を受け、精神的にリンクします。
近くで悦子と息子を見ている自分として、タイムウェーバーの分析結果は正しいとしか言いようが無いという感想です。
分析結果には、常に秩序と一貫性があり、実際に起きていることとリンクします。
息子(小1)が軽い発熱と咳き込み、抗原検査は陰性。しかし病院の診断が無いと、長女(小3)も登校不可に。
そして末っ子(年小)にも移ったらしく本日軽い発熱。明日は元気でも陰性の診断もらったとしても登園不可。
もういい加減、中高年や肥満と子供は対応を分けて欲しいですよ。#コロナ pic.twitter.com/fx4j64Sytv
— 藤原悠馬 (@honoiro2021) June 29, 2022
※息子の発熱とは、このツイートの件です。ちゃんとコロナの確認もしてまして、タイムウェーバーで全てを判断しているわけではありません。昨今の社会情勢を踏まえて一応書いておきます。
アイデンティティは過去から見つかる
悦子本来のアイデンティティと大きく異なる方向へ流されてしまった結果、悦子はさまざまな症状に見舞われています。子供の健康にすら影響が及びます。
これを解決する方法は、アイデンティティを取り戻せば良いのです。単純明快、シンプルな話です。
アイデンティティは、自分の過去を振り返ればちゃんと見つかります。これまで悦子が綴ってきたブログも、彼女のアイデンティティがしっかりと刻まれているはずです。
以下は、自己肯定、自己受容、愛すること、症状の原因としての意識などをテーマとしたこの3年間の悦子のブログです。
2020.01.30 共感による自己肯定は、問題解決には繋がらない**
2020.07.05「自分の問題」を指摘された時、人は無意識に「闘争」か「逃走」の反応をするーーメタトロン・セッションよりーー**
2020.08.15 「メタトロン」と「感情のベージ」とはーー悠馬ブログからの私の想いーー**
2020.09.11 「罪悪感」の本質は、マウンティング女子**
2020.09.10 「傲慢」だった愛知時代と、歪んだ自己肯定感**
2020.09.05 16年に及んだ摂食障害の遍歴と、恋愛依存 **
2021.05.31 講師業とメタトロン測定は一時休業、看護師に復帰します。ー愛と依存についてー**
2022.03.03「ありのままの自分」を認めるとは?—「人それぞれ」の落とし穴— **
2022.05.08 「原因不明の病の原因」は•••••意識です! Part2 **
2022.11.24 「愛するということ」について考えました ー不機嫌妻からの脱却は出来るのかー **
悦子は最初から正しい答えを見つけています。「共感による自己肯定は問題解決には繋がらない」と。
これを表現できると、表現したいと情熱や使命感が湧くことが、彼女本来のアイデンティティです。
SNSでも、それは確認できます。
⑧これを読んだ時に、心からハッとして。衝撃でした。
もう、まさに、今の私の課題が全て詰まっている。
— Etsu(現役看護師、元自然派ママ) (@fujiwaraetsuko1) April 15, 2021
悦子と僕が共有する山羊座29度のサビアンシンボルには、僕らが2人で決めた方向性にぴったりの象意が示されています。
感情と理性を考察し、理性の重要性を説いていくこと、物質だけでなく目に見えない意識なども扱っていくことです。
(次の2つのブログで山羊座29度の意味について少し解説しています)
それが悦子本来のアイデンティティだからこそ、心からハッとするのです。
タイムウェーバー、サビアンシンボル(占星術)、自分自身でホームページに綴ってきた言葉、そのすべてから彼女のアイデンティティを再確認することができます。
悦子note:映画「マグノリア」から見る、人間の心の葛藤。
「過去を振り返ることで、自分という人間が見えてくる。」この言葉は衝撃でした。
最新のnoteには、「過去から自分という人間が見える」ことについて、悦子自身が書いてます。
自分のアイデンティティを確認することは、思っているより難しくありません。
過去を確認するだけで、大部分が判明してきます。
悦子もそれを分かっています。
しかし、なぜか「分かっていたはずのことを忘れてしまう」ことが多々あるようです。
以下、ニュアンスを理解してもらえるか不安ながら説明しますが、、、
「過去を振り返ることで、自分という人間が見えてくる。」
「この言葉は衝撃でした」と悦子は書いてますが、実は、僕は同じことを何年も繰り返し悦子に伝え続けています。
何回伝えたか分からないというほど、何度も同じ意味のことを悦子に伝え、その都度会話しながら確認しあってきたことです。
僕のサビアンシンボル分析セッションは、まさに過去から自分を再発見するというコンセプトで行っています。
しかしマグノリアを観て「うんうん、そうだね」ではなく「そうなのか!」と衝撃を受けているのは、僕との会話が全て頭から消えていることを意味します。
僕ではどうにもならなくなったところで、彼女はマグノリアを観て我に返りました。映画の制作者さん達には感謝ですが、もともと分かっていたことを忘れてしまったが故に、あらためてスタート地点に立ったとも言えます。
過去を受け入れてこそ、本当の今と、進むべき未来が見えるのだと僕は思います。
それは悦子はとっくに理解しているのですが、どうもすぐに忘れてしまうようです。
記憶とアイデンティティ
過去をしっかり確認して、進むべき道を、悦子とはいつも話し合ってきました。
しかし悦子は忘れてしまうため、共通認識だと思っていることが、時折すっぽりと抜け落ちて、全く会話にならなくなります。
元気な子にはワクチンは要らないと刷り込まれたというのはその一例で、他にこの1年で酷く困ったのは、息子の子育てと躾の方針です。
合意していたことが、「あの時から実は悪いと思っていた」「言えなかっただけ」に変化し、不毛な口論に発展します。
(ああ、昨今こんなトラブルが世の中に溢れてます!)
それで困り果て、彼女が記憶を維持できなくなった原因を分析した結果がこれです。
- 仕事に対する挫折 → 自信の無さ。
- 現代の情報に洗脳されているから。
- 人を愛せない性格 → 愛することを学べば改善できる
これらが高いヒットとなりました。順に解説します。
1は、今日のメインテーマのアイデンティティと関連します。自信を失い、アイデンティティを失うと、自己が消失して、記憶を無くすのです。
2は、前半で説明した「アイデンティティを失った人間は、他人や大衆的な情報に流されやすくなる」と同じことです。
時代のマジョリティーを占める集合意識に洗脳され、記憶が書き換えられてしまいます。
3は、悦子自身が「生理が早くきてしまう原因」を自己分析したことと繋がります。
「原因不明の病の原因」は•••••意識です! Part2より引用
- 愛されないと愛せない精神
インテンシティ10 / ポットD1は、最強度のヒットです。
この結果は、悦子自身も、過去の恋愛での幾多の経験から腑に落ちていました。
結果には痛いところがあるかもしれませんが、前向きに考えれば、生理不順も、記憶が維持できないのも、愛することを学べば改善できます。
ポジティブに捉えて、これまでの意識を手放すための確実かつ最短ルートを示すのが、タイムウェーバーの役割です。
「能動的に人を愛すること」
悦子がエーリヒ・フロムの言葉に感銘を受けたことを、実践すれば良いのです。幸いなことに、偉大な先輩が残した手引き書もあります。
ここまで包括的にまとめてきましたが、
アイデンティティと、肉体の症状。
アイデンティティと、記憶。
アイデンティティと、愛すること。
これらがとても密に繋がっていると、思いませんか?
本当の自分を見失うと、他人に洗脳されて記憶を無くし、自分がない状態では能動的に他者を愛することもできない。
それらを原因として肉体に症状があらわれることもある。端的に書けば、そんな感じです。
「どんなあなたでも愛してる」の本当の意味
話をまとめていきます。
「どんなあなたでも愛してる」とは、おそらくこんな意味だと思ってます。
世間からどんな目で見られようとも、
批判されても、嘲笑されても、
上手くいかないことがあっても、
大切なあなたが心から望む生き方を、私は愛してる。
そんなありのままのあなたが私には必要だから、あなたを愛する。
映画やドラマとかでよくありそうなベタな感じですが、このような意味かと思います。
自分を見失い、感情に振り回されるあなたも愛してるとか、エゴを全開にしているあなたも否定しないという意味で無いでしょう。
「あなた本来のアイデンティティを私は愛する」ということが、「どんなあなたでも愛してる」の本当の意味でしょう。
逆もまた然りで、「どんな私でも愛してほしい」とは、「私本来のアイデンティティを愛してほしい」の意です。
親子関係の「無条件の愛」に置き換えても、同じことだと思います。
同じ遺伝子を持ち、長年を共に過ごしているので、どこかで互いの本来のアイデンティティを知っています。
それは愛すべきものだから、ダメになった時があっても、裏切られても、極端な話として大きな罪を犯して捕まったとしても、その人の本来のアイデンティティを愛するがゆえに、再び育みたいがゆえに、いつまでも関係が切れなかったりするのではないでしょうか。
近年流行している「否定しない子育て」も、アイデンティティの観点から深く考える必要があります。
子供が本来の自分を見失っていないかを見極めて、外れていった時に否定することも、「どんなあなたでも愛している」のうちだと、僕は思うのです。
放っておいたら、肯定してあげたら、素直に自分らしくいられるようになると考えるのは、あまりに浅慮です。安易に肯定されすぎて、社会に出たらすぐに折れてしまう若者が溢れていることからも、このことは明瞭だと思います。
タイムウェーバーは厳しい?
愛することとアイデンティティの話は以上です。我々honoiroは真剣に問題解決に挑みたい人々のためにタイムウェーバーを役立て、ビジネスとして運用していくことを目指しています。
感情が測定できてしまうメタトロンも同じくなのですが、本来は視覚化できない内面が率直に表れますので、厳しいと感じる方もおられると思います。
でも、「厳しいから良い」のです。
誰も厳しくしてくれない世の中です。
少しでも厳しくしようものならパワハラ、モラハラの冤罪でお縄にかけられる世の中ですから。
陰陽の「陽」だけが善とされる時代になりました。
でも、「陰」がなければ陽の存在もありません。
(もう一度書きますが、カンフーパンダは素晴らしいです!是非1からどうぞ)
インターネットの海を彷徨っても、表面的な情報ばかり。
それでは人間は精神的に成長できません。
闇と向き合えない若者達に、社会で幼児退行化する者、耐えきれずに自殺する者、双方が激増しています。
どちらも、闇と向き合うことから逃げる行為かもしれません。
薄々感じていたことがハッキリと視覚化されることもありますし、思わぬ結果が出てくることもあります。
数ヶ月を経過しなければ意味を理解できないような結果が出てくることも多々あります。
でも、機械なのに、なぜだか生身の人間よりも愛を持っているような気もしてくる。
それがタイムウェーバーです。
忖度なしで数値で結果を出してくるところが、今の時代には逆に必要とされているのかもしれません。
機械だから、人間の愚かな偏見を通すことなく、ただ数値で私たちに重要な気づきを与えてくれます。
悦子noteでも引用しているAimee MannのWise up。
この詩にグッとくる方は、honoiroのタイムウェーバーセッションを試すことに向いていると思います。
It’s not What you thought
あなたが思っていたのとは違っていたのよね
When you first began it
最初に始めた時に思っていたこと
You got What you want
あなたは欲しいものを手に入れたけど
Now you can hardly stand it though,
それなのに、今は耐えられないんでしょ
By now you know
It’s not going to stop
でも今は分かっているはずよ
それはもう止まらないって
It’s not going to stop
止まらないわ
It’s not going to stop
‘Til you wise up
止まらないのよ
あなた自身が気づくまではね
You’re sure There’s a cure
あなたは改善する方法があると信じてた
And you have finally found it
そしてついにそれを見つけた
You think One drink Will shrink you
‘til you’re underground And living down
一杯飲めば自分のした事が段々小さくなって
誰にも知られずに償えると思っているんでしょ
But it’s not going to stop
でもね 止まらないわ
It’s not going to stop
それは止まらないのよ
It’s not going to stop ‘Til you wise up
あなたがちゃんと理解するまでは止まらないわ
Prepare a list of what you need
Before you sign away the deed
必要な事のリストを用意するのよ
自分の行為を無かったことにする前に
‘Cause it’s not going to stop
だってそれは止まらないから
It’s not going to stop
それは止まることはないの
It’s not going to stop ‘Til you wise up
止まらないわ、あなたが賢くなるまでは
No, it’s not going to stop ‘Til you wise up
それは止まらないのよ
あなた自身が気付くまでは
No, it’s not going to stop
So just…give up
それは終わることはないわ
だから諦めるしかないのよ
(@ktstiletto5197より引用)
僕が10代の頃から聴き続けている大好きな曲ですが、20年が経過して今、最愛の人である悦子と共感し合えることは嬉しいですし、類似したアイデンティティをもともと持っているから、同じものに感動できるのです。
“必要な事のリストを用意するのよ
自分の行為を無かったことにする前に”
このメッセージと、未だ彼女は壮絶な格闘中ですが……
本来のアイデンティティを取り戻してもらって、2人でタイムウェーバーを、必要な誰かの役に立てながら仕事にしたいと願っています。
自分と誠実に向き合えばタイムウェーバーは癒しになる
タイムウェーバーは、自分と誠実に向き合う人には、癒しのマシンになります。
現実にどんな苦しいことがあっても、きっとあなたを肯定するでしょう。
世の中や他人から理解されずとも、タイムウェーバーはあなたの純粋な心や真実を、きっと肯定します。
不誠実に生きていると「ちょっと間違ってますよ、考え直すべきでは?」と教えてくれます。
でも、それも愛です。
純粋に向き合えば、タイムウェーバーはきっと「心の友」になってくれます。
家族を含めた周囲環境に理解者がいなくとも、偏見や損得勘定を持たないタイムウェーバーが、最大の理解者になってくれることもあるでしょう。
最後に書いておきますが、悦子の分析結果ばかり掲載していますけども、もちろん自己分析もしていますし、悦子も僕の分析をしています。
ただ家庭と仕事で大きな問題が起こっているときに、その原因を分析をすると、おおむね僕が肯定され、悦子が否定されるという結果が出続けたというのが、僕ら夫婦間の長期的な分析結果です。
人生の問題を根本的に解決するために、何が本当に正しい決断なのか、それを人間の感情とは異なるフィルターを通して分析できるのが、タイムウェーバーの最大の強みです。
その実例を、我々夫婦の間で起こったことを公開して解説していますが、僕の意図を理解できない読者さんが出てくるのは避けられないとは重々承知して書いた記事です。
妥協せずに根本的な解決を望む方にとっては、とても良いサービスです。是非悦子のタイムウェーバー・セッションへのご参加をお待ちしております。結果に納得できない気持ちが湧いても、彼女は共感しながらサポートできると思います。
ホロスコープから本来のアイデンティティを見つけることができる
僕のサビアンシンボル分析セッションは、本来のアイデンティティを導き出すのに最適です。
これ以上のものは無いと、自信をもって提供させて頂いてます。
次の記事では、悦子を例としての、ホロスコープでのアイデンティティの見つけ方を解説します。
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