16年に及んだ摂食障害の遍歴と、恋愛依存

 

メタトロンの感情のページがどのような気づきをくれたのか、私自身のデータと共に紹介するにあたり、私の過去について書かなくてはその真意が伝わらないので綴っていきたいと思います。(メタトロンや感情のページについてはこちらのブログで綴っています。)

 

過去の私は、摂食障害と恋愛依存の状態でした。

私の精神、心の在り方に問題があったことで、上記の状態を作り出し、その結果、パートナーシップや子育て、仕事に問題が生じていました。

 

摂食障害のことは、ずっと書きたいと思っていたテーマです。

 

よくある「こんな私でも克服できたから、今葛藤している方も大丈夫」と軽々しく言いたいわけでもないですし、「今の私の活動が、摂食障害を克服することになりますよ〜」とこれまた軽々しく方法論的に語りたいわけではありません。というよりも語れません。

 

ブログに明記する主たる目的は、2つあります。

 

一つ目は、過去の、特に愛知にいた頃の自分の発信してきた内容、生き方、考え方に対し、当時の自分の問題点を明確にしなくてはならないと思ったからです。

そして、私自身の問題点を認識する過程で、メタトロンがどのような助けとなったのか、イメージ頂くためにも、この背景が必要だと思ってのことです。

 

どんなに生活を整えても、物質面を整えたとしても、この自分の心、精神の問題に対峙し、消化していかない限り、自分自身はもちろん、パートナーシップ、子どもの問題は解決されない。

それを今、心から実感しています。

 

 


 

まずは摂食障害となった経緯です。

 

よくあるパターンだと思いますが、高校3年生の時に極端なカロリー制限のダイエットで約10kg減量。

当時、158cmで56kg位だったと記憶しているので、そこまで太っていたわけではなかったのですが、外見が気になるお年頃。食べないと痩せるんだ、ということが純粋に嬉しく、軽い気持ちでダイエットを行いました。

 

 

そんな不自然な形で負荷をかけた結果、私の食に対する意識は「食べる=太る」という歪んだ解釈となり、恐怖へと変わっていきました。

その後、過食と嘔吐を繰り返す日々へと突入。

最も酷い時は、吐くために食べる、という状態でした。

10年くらいその状態が一進一退しながら経過し、最初の結婚と、とあるコミュニケーション療法をしている医師の元で学んだことが契機となり、最悪の状況からは脱しました。(自分の印象としては70%くらいは克服した印象。)

 

ただ、その後も食事に関する歪んだ価値観は自分でも自覚していましたし、折に触れて過食嘔吐を繰り返していました。

悠馬さんと出会い、そこから自然と回復し、最後に過食嘔吐をしたのは約3年前、現在は完治と言える状態です。摂食障害の期間は16年に及びました。

 

 

過去、摂食障害について自分から誰かに話したことは、ほとんどありませんでした。(気づいていた人はいたかもしれませんが。)前の主人にも、それまでの彼氏という存在だった人たちににも話したことはなかったです。友人や親へも同様です。

 

摂食障害が最も酷かった時期でも、仕事が出来なくなるようなこともなく、ワーキングホリデーでオーストラリアへ留学したり、帰国後も大学病院でICUの看護師に復帰し、その後、自然療法の世界に足を踏み入れたりと、むしろ精力的に活動していました。

 

だからなのか、自分のこの状態が明らかに問題であるのにも関わらず、問題と思う気持ちが欠損していました。

何よりも恐れていたのは、「ばれてはいけない」「ばれてしまったら、周囲の人からの私への見方が変わってしまう」そんな想いだけ。

 

でも毎日苦しくて、情けなくて、私は一体、何をしているのだろうと落ち込む日々。

 

 

そんな情けない自分を直視しなくて済むのが、彼氏という存在でした。

「彼氏がいる」ということだけが「私の存在を認めてくれる人がいる」という安定剤だったのですよね。

 

 

私自身の摂食障害の原因に関しては、もちろん複合的な要因だとは思いますが、人と真剣に対峙したことがなかったことが最も根源的な要因だと思っています。自分自身に対しても。

でも、人と繋がりたいと心の奥底では切望している。これは人間の本能的な欲求だと思います。

その結果、恋愛に依存するようになっていきました。

 

 

「付き合った」という人数に関しては、おそらく一般的な同世代の人の中では多いと思います。明確に人数を覚えていないのですが(そもそもこれが問題…)浮気や不倫も当たり前となっている自分もいました。

 

こんな状態だったので関係を持ってもそこまでで終わってしまう。中には本気で向き合ってくれる方もいました。でも当時の私はその気持ちに気付くことも、受け取ることもなかった。なぜならば自分が本気で相手を思うことがなかったから。自分のことしか考えていなかった。

 

体を重ねても、一時の欠乏感は埋まったように思うも、もちろん、何も埋まりません。

セックスの経験数だけ増える一方で心から繋がる関係とは程遠い。常に満たされない思いが渦巻いている。

 

 

それでも自分に問題があると思うことなく、お互いの価値観が合わなかっただけ、お互いに合う人が他にいるはず、だからこれ以上の関係を続ける必要はないよね、と次々に相手を変えていく。

 

相手のことを本当に想い、感じ、愛することもなかった。すべては自分の欠乏感を埋めるためです。

もちろん、そんな状態ではいつまで経っても心の充足感は欠乏したまま。

その満たされない気持ちが過食嘔吐を引き起こす。

 

 

 

当時の相手の方には本当に申し訳なかったと思っています。もちろん、お互い様のところもあったと思います。ただ少なくとも私の精神は腐っていました。

 

その延長の中での結婚、出産。

その私の分身が、私の闇そのものが、子どもたちにそのまま受け継がれて生まれてきました。

 

 

また、私は一見、人当たりは良い方だと思います。学生の時はクラス委員などもやることが多く、卒業式で答辞を任されたり、看護師時代も大きなトラブルを起こすことなく乗り越えてきました。

その結果、私は真面目に生きている、人とコミュニケーションが上手に出来る方だ、そんな風に思い込んでいました。そして結婚後は、愛知で「お母さんの代表」を装って講座を開催。

 

すでに成人しているので私自身の問題を親の責任にする気持ちは全くないですが、こんな精神の娘に対し「いい子に育った」と母親から思われていました。(学生時代までは、という意味だったようですが。)私自身も自立心に欠けていたので、こんな自分でもそのまま受け入れてくれる親にいつまでも依存していました。

それが自分の問題を問題と思わなくなることを助長させていたことに気が付いたのは最近です。

 

 

このような環境で過ごしてきたこともあり、悠馬さんに「おかしいよね。」と当たり前のように私の過去について指摘されるまで、人を愛するということ、人と対峙する精神そのものが歪んでいた、その事実に気づきもしませんでした。

 

自分自身がこの状態を、問題だとは認識出来なかった。

これこそが、私自身が人と対峙してこなかった結果であり、すべての問題の根源です。

 

彼が本気で私に対峙してくれたことで、ようやく、人と向き合うとはこういったことなのだ、私は今まで自分に対峙することなく、相手のことを本気で考えることなく生きてきたんだ、すべて上っ面だったんだ、という認識に至りました。

 

 

過食嘔吐に限れば3年前に完治したと言えます。でも、その本質的な問題をようやく克服したと言えるのは最近です。

 

今思えば、悠馬さんに出会えたことが過食嘔吐に走ることがなくなった最も大きな要因だと思います。結婚を契機に摂食障害が落ち着くパターンはよく聞きます。

ただそれは依存できる相手が出来たからとも言えます。

もちろん彼は依存の関係は不健全であることを当たり前として認識しているので、共依存の関係が成立することはなかったですが、私を想うからこその言動を、当初、私は歪んで受け止めていました。後述します。

 

セックスに対しても、私は今まで形だけの行為を繰り返していたことに、ようやく気がつきました。

今ならば、子どもたちへも性について曇りなく語ることができます。

性に関することこそ自分の心からの言葉でなければ子どもに伝わるはずがない。以前の私だったら、相手を大切に想い、愛するということさえ、子どもには方法論としてインプットされたと思います。

 

ただ、反対にセックスだけを切り取り、そこだけでパートナーシップの関係や自分自身の在り方を判断することも問題だと思っています。

「気持ちのよいセックスが出来ている=心から相手と繋がることができる私」というような短絡的な考えも、セックスレスと同様に健全なパートナーシップは築けないと思います。

ここはまた改めて綴りたいテーマの一つです。

 

 

 

話を戻します。

彼は私だけに限りませんが、どの人にも真っ向から対峙する人です。

そしてその結果、たくさんの衝突も経験し、人の心の奥底に触れる機会を何度も経てきた。自分自身を何度も破壊し、そこからしか成長はない、ということを身を以て認識し、血肉としてきた。

 

それでも私は、当初、彼の気持ちを汲み取れなくて、汲み取ろうとしないで、「どうして私ばかり言われなくちゃいけないんだ…」と卑屈になったり、「そんな風に生きれない」と変わろうとしない自分を正当化したり、「自分に対峙するのが怖い、苦しい、逃げたい、こんな酷い自分なんていなくなっちゃった方がいい…」と悲劇のヒロインを装うことも思うこともありました。

 

これすらも、結局、自分のことしか考えていない結果だと今となってわかります。

だからこそ、闘争と逃走を起こす、という記事を書きました。私がまさに長期に渡ってこの状態となっていたからです。

 

「自分の問題」を指摘された時、人は無意識に「闘争」か「逃走」の反応をする 〜メタトロン・セッションより〜

 

もし、私があのままの精神でいたら、一体、誰が苦しいのでしょうか。

自分自身ですよね。

 

同じ問題で葛藤を繰り返し続け、心の奥底で欠乏感を抱えたままで生きていく。

だからこそいつまでたっても健全な自信が持てず、周囲に過敏になる。

そして、そんな精神でいることで被害を受けるのは、周囲の人、パートナーや子どもたちです。

 

そのような不健全な精神状態で、誰かと深く繋がることが出来るはずがありません。パートナシップの問題は解決しませんし、子育てにも影響してくるのは明白です。

 

 

ようやくそこから脱却した現在、体も自然と変化していきました。

約1年前、ブログで体重の変化については綴っています。

食事を見直し畑をするようになってからの体重の変化

現在の食事内容も、記事内とほぼ変わりませんが、現在は乳製品の摂取は控えています。メタトロンなどの周波数測定のアレルギーの結果を受けてのことです。ココナッツオイル も同様の理由で控えており、現在はオリーブオイルをメインに使用しています。

毎日の食事はInstagramに投稿しています。

 

毎食の主食はほぼご飯です。1日1食や、ファスティングの類もしていません。サプリメントの服用はなく、外食は週に1回程度です。

お腹が空けば間食しています。一時は黒糖をよく欲していましたが、今はその衝動もなくなりました。蜂蜜もたまにティースプーンで食べる程度です。

特別な運動はしていなく、畑で汗を流すのと、家事で体を動かしているだけ、あとはひたすら仕事をする日々です。

 

私の精神の変化と共に、体も徐々に変化していきました。

 

 

筋肉量が落ちることなく、体脂肪が落ちていることは体に負荷をかけた減量ではないと思います。

ただ体重がこれ以上落ちると健康に寄与しないと思っていますし(身長158cm)、そもそも体重だけにフォーカスすることが当たり前ですが間違っています。BMIが18.5以下は女性の体の機能として危険であり、それを助長させるSNSの発信は問題だと思っています。

 

それよりも、多くの方にとっては当たり前のことですが、食事に純粋に向き合えること、これが今、私にとって本当に嬉しいことです。

 

 

そんな自分の問題を認識した今もなお、歪んだ主観が出てくるのを感じます。

情けないと思ったり、これが人間と思ったり、でも弱いのも仕方ないよね、とすぐに肯定していた自分には戻りたくないと葛藤しています。実際に弱いわけではなく、逃げているだけですしね。

それほどまでに、自分自身を破壊し、再生する、ということにはエネルギーを要するのを実感しています。

 

だからこそ、自分自身で自分の問題に気づかない限り、心の葛藤を乗り越えてまで、人は変わろうとはしないと思います。私はそうでした。よほど大きな機会がない限り、どん底に落ちるような経緯でもなければ難しいのではないでしょうか。

 

でも、自分の問題を心の底から認識した時、自然と意識が変わる。

その意識が今をつくり、未来へ繋がっていく。

 

メタトロンで現在の自分自身の状態を知ることはその意識の変化へ、大きな助けとなると私は思っています。

 

そこについて、次の記事に続きます。

「傲慢」だった愛知時代の私と、歪んだ自己肯定感

 

 

以下お知らせです。

メタトロン測定(Etsuko)

大阪で開催、受付中です。

 

藤原 悦子タイムウェーバー 心理分析
看護師

看護師として勤務時、自身の体調不良から自然療法の世界に出会う。また、幼少期からのアトピー性皮膚炎に長年ステロイド薬を使用していたが薬では症状の根本改善しないことを実感。長女の出産を機に薬に頼らない生活に徐々にシフト。身体のメカニズム、自然療法などの学びを深め、子育てお母さんへ向けた講座を開催。全ての問題の根源は意識であることを認識しメタトロン測定会、タイムウェーバーセッションを実施中。現在はICU看護師の世界に身を置き、西洋医学、代替療法、いずれにも偏らない視点を目指す。週末は畑生活。小学4年生、2年生、年中、0歳児の4児母。

藤原 悦子ブログEtsuko's Blog

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