先日、ブログ(FB)にコメントをくれた方に、調査にご協力いただく目的で連絡したのですが、流れでちょっと読んでみようかなと、ホロスコープリーディングを提供させて頂きました。
東京でメタトロン診断を僕が担当した時のクライアントさんで、約40分会話を交わしたのみ、人となりはほとんど知らない方です。
チャートのみから読み取るには僕の能力では難しかったので、ご依頼内容に関するバックグラウンドをお聞きした上で、数時間チャートと睨めっこして自分に分かることをお伝えしました。
僕自身も、親しい人以外で、本格的にホロスコープを読んでみてお伝えするのは初めてだったので、見当外れではないかドキドキしていたのですが、とても喜んで頂きました。
そのご感想をシェアさせて頂きます。ご自身の知人関係にもホロスコープを勉強している方が多く、僕が記事にしたような視点を「ぜひたくさんの人に知ってほしい!」という気持ちの上の、ご本人の希望により本名での掲載です(笑)
とても熱く長文でご感想を頂いたので(ありがとうございます!)、最初にどんなところに感動して頂いたのかのまとめですが
- アセンダントが自分の本質であると納得がいった
- 水のエレメントが強いと思っていたが、その中でも土の要素を強く含む性質を持っているのだとわかった
- 牡牛座に縁があると思ったいたが、自分のチャートからその理由を確認できた
- 自分が求めるパートナーシップの関係性を確認できた
- 自分自身の改善ポイントを含め、自分の事がよく理解できた
といったところに喜んでいただけました。
記事連載で書いたことですが、いわゆる「○○星座生まれ」という太陽星座を、もしくは最近流行りの月星座を、自分の本質的な性格であると思ってしまうと、ホロスコープが納得のいくものになりません。
本質的な自分自身を表しているのは、アセンダントだから、ですね。
そこが抑圧されると、もっとも苦しい思いをしますし、また行き過ぎても問題が起こります。
太陽は、人生の課題です。
月は、太陽の力を回復させるもの。
この理解があるだけで、ホロスコープの読み取り方がぐっと充実したものになると思います。(占星術ブログ③参照)
ご感想を頂いた中川さんの場合、太陽が蟹座、水星、金星も蟹座、月が蠍座。
「ウェットな性格」で「水のエレメント」で「家庭的な人」と決めつけられるケースです。
しかしご本人の奥底には射手座(アセンダント)という火がしっかりと灯されています。これを知らないと、自分が何者なのか、何をしたいのか、長所はどこか、短所はどこか、どのようなパートナーシップを望むのか……etc
分からなくなるどころか、誤った見解を刷り込まれてしまいます。
また、水のエレメントのサインであっても、度数によっては土のエネルギーが強くなるケースもあります(占星術ブログ⑦参照)
まずその基本を知った上で、自分の太陽をどう活かしていくか、そこが大事です。ハウスの理解も重要です。太陽や月の性質が変わります(占星術ブログ④参照)。ホロスコープとは、誕生日や太陽のエレメントだけで読み解けるものではありません。
ここまで記事を書いておいてなんですが、僕はホロスコープに興味はあるものの、実はそんなに好きでもなければ、熱意も持ってないです。
この記事を書くために初めて松村氏の分厚い本を読んでみて、書いてあったことを忠実に文章化しただけに過ぎないのですが、そうやって「そもそものホロスコープの基本的な読み方」とか、「仕組みってどうなってるのかな?」という部分を確認するだけで、占星術家さんのリーディング以上に喜んでいただけました。
基本を無視したり、あまりに簡単な、もしくは根拠のないオリジナル解釈で物を言う人が多すぎるからですね。それでは、せっかくの興味深いホロスコープというツールが勿体無いです。
詳しく勉強したい方は、ぜひ11月20日の浜本彩香さんのホロスコープセミナーへ来てください ^^
(残席少なくなってきてます)
では、以下ご感想です。
***
<関東にお住いの40代女性 中川直美さんよりホロスコープリーディングのご感想>
約1年前に、メタトロン診断を受けさせてもらい、その後、日々の食事や、子育ての投稿、生化学の投稿を楽しく読ませてもらっていた私の中では現実的視点を強く持たれているイメージの悠馬さんが、突然、一見分野の違いそうな占星術の記事を書かれていたので、興味深く、なんとなく読んでみたのがきっかけですが…
その中で、私の心に大きく衝撃を与えたのが「アセンダント(AS)がその人の本質を表している」と書かれたものでした。
というのは、私自身、何人かの先生から占星術を学んだり、自分自身でも勉強はしいていたのですが、それらの中では大抵、「アセンダントは人からから見られる第1印象」という定義のみで、本質を表すのは「月星座」と書かれ、教えられてきました。
5つの個人天体と木星は、
太陽、金星、水星:蟹座(女性星座/水のエレメント)
月:蠍座(女性星座/水のエレメント)
木星:牡牛座(女性星座/土のエレメント)
火星:乙女座(女性星座/土のエレメント)
従来の教えの中ですと、
「超ウェットで、女性的な私」
もっと言うと蟹座に天体が多い私は
「すごく家庭的な女性」のはずなのですが、
私の本質的な性格を表すアセンダントは雰囲気の全く違う射手座(男性星座/火のエレメント)です。
もちろん心地よい家や、安心出来る居場所は(大人になった今となっては)とても求めるのですが、本質は自由を好み、なぜか子供の頃からも、占星術や海外、旅行に興味があり、「生まれ変わって、職業を自由に選べるのであれば旅人になりたい」などと言っていた私は、思い切り射手座要素が強く、
人との深い結びつきや安心出来る関係を求める一方で、自由をこよなく愛し、束縛や拘束を嫌う性質が強いので、
「アセンダントがその人に与える影響は、実はとても強いのではないか」と何となく思い続けていたのですが、どこにもそれが書かれているものを見つけられず、そのように思ってたいた事すらも忘れかけていました。
そんな中、悠馬さんのアセンダントに関する記事を読み、「長年の謎が解けた!!」「この人は斬新な事を書いているけれど、すごく腑に落ちる!!」「めちゃくちゃ納得感がある!!」とすごく食いついたところ、
ドラゴンヘッド(蠍座)、ドラゴンテイル(牡牛座)の検証をしたいと連絡を頂き、私のホロスコープを見てもらうことになりました。
悠馬さんより「ホロスコープから何か読み取って欲しい事なないか」と聞かれたので、
「男性とのパートナーシップに苦手意識があり(友達は大丈夫)、そう思うのはなぜだろう」
「人と深いパートナーシップを結びたいのに、結ぶのが苦手という矛盾がある」
その2点を伝えました。
そうして悠馬さんに見てもらったホロスコープ結果は…
今の私には、今まで見てもらった中で、一番ドンピシャで、というより、一点の?もなく全てその通りで、長年の謎が解けたような感動がありました。
悠馬さんが言うには、自分の本質を表すアセンダント(個人の性格を最も表す1ハウスの始まり)の射手座と、最も他者依存的な部屋である7、8ハウスに入る太陽(人生の目標となるもの)と、それをサポートする水星と金星の性質が相反するものであり、
その自分自身の葛藤が、恋愛や結婚のパートナーを求めながらも、一方で苦手意識となっていることと繋がっているのではないかという事で、とても腑に落ちました。(実際に2年前に離婚もしております)
そうなんです。
私は、人と深く繋がり愛し合いたいながらも(7、8ハウス蟹座)、一方で、囚われる感じや、抑圧をされるかもしれない事に対する恐怖感が強く(自由を求める射手)、長年葛藤しておりました。
ただ、そんな自分の中に合い反する性質があることを認め、受け入れたら、また現実世界は変わってくる気がしてきました。
また、太陽、金星、水星 蟹座(7、8ハウス)、月蠍座(12ハウス)だけであれば、一見恋愛や愛情にどっぷりはまりそうなイメージなのですが、
太陽は蟹座16度、月は 蠍座20度という、16度〜20度の度数は、その星座の対抗性質を受け(第4グループ)、一番その星座らしさが薄れるということを知り、改めて納得感がありました。
蟹座の対抗は山羊座、蠍座の対抗は牡牛座。
山羊座は蟹座よりも、より大きな集団=社会へ出て行くことを望むサイン。確かに私は、家庭も大切ですが、いわゆる専業主婦タイプではなく、社会に、仕事として貢献しながら、家庭とバランスを取るのが一番心地よいということを最近特に実感していますし、
(注釈:これは中川さんの天体が南半球=上半分へ集中していることが影響していると思われます 占星術ブログ⑤参照)
また牡牛座は悠馬さん曰く、自分と他者の間に境界線を引きたい性質とのことで、まさに、私は、互いの空間を保ちつつも、他者と深く結びつき、共存する事が理想なのです。
一見水要素(感情)が強そうな私が、実は土要素(現実的、具体性)を多く持っており、また抑制を表す、土星獅子座が 太陽金星と同じ8ハウスにあり、アセンダントにある射手座と共に 火のドライな要素で、「恋愛にはまり、他者と深く関わりたい欲求」にとても慎重で抑制をかけていることを知りました。
「安定して一緒に歩んでいける具体的なビジョンが描けると思えるパートナーでないと、
一緒になる勇気がない」様子です。
あと、他にとても面白かったのが、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルです。
今まで何度聞いても、イマイチピンとこない事が多かった私ですが、悠馬さんとのやりとりで、ドラゴンヘッドとテイルが、人生に大きな影響を与えていることを実感しました。
悠馬さんの考えとしては、どちらの要素も最初から持っていて、大事にしていく必要のある要素。ただ、最終的なゴールはドラゴンヘッド。
(注釈:一般的にヘッドが人生の課題と言われますが、すでにヘッドの要素が強く出過ぎているような方も確認してます。また勉強したらブログに書きたいと思います。)
そんな私の
ドラゴンヘッドは蠍座、11ハウス。
ドラゴンテイル牡牛座、5ハウス。
ドラゴンヘッドはナチュラルハウスで水瓶座管轄の11ハウス。他者に依存したり従属するのではなく、対等で風通しのよい関係の中で、蠍座が大事にする愛情でのつながりを実現したい。
テイルは獅子座管轄の5ハウス。自己表現、喜び、子供、インナーチャイルドなどを表すハウス。
ドラゴンヘッドのテーマを実現するために、5ハウスと牡牛座の要素を積極的に使っていく。
すなわち、イキイキと自己表現し、喜びを大切にしながら内面を充実させ、牡牛座の自己と他者の間にきちんと境界線を引き、常に流されないことも大切に。
私は、昔から、牡牛座要素を持つ人に好意的にしてもらう事が多く、自分自身も牡牛座要素(美、センスの良さ、美味しいもの、心地よい空間や音楽、安定感等、五感が喜ぶこと)が好きで、
その理由も「あー、自分の中に牡牛座のテーマが多くあるからなんだー」とやっと腑に落ちました。わかりやすいところで、木星も牡牛座にありますし、アセンダントの射手座の支配星も木星ですし!
牡牛座のテーマである「基本的な毎日の暮らしを充実させること」も、とても大事だと悠馬さんが繰り返し言っていたのも、印象的でした。
長くなりましたが、とはいえ、私の人生の目的はやはり、7、8ハウスの太陽蟹座や、ドラゴンヘッド蠍座の【自分一人だけではなく、パートナーと共に、対等で風通しのよい関係の中で、深い愛情で繋がって生きること】
その為には、自分の本質のアセンダント射手座の(自由な)部分を大切にしながらも、太陽8ハウス山羊座の性質を強く持つ蟹座(現実的な部分で、女性性を持って他者に共感し、サポートしながら深く結びつくような)の部分を伸ばしていくことがいいのですね。
補足ですが、悠馬さんから「中川さんは、好みのタイプがわからないとおっしゃっていましたが、土(牡牛座、乙女座、山羊座)のような安定感がありつつ、射手座と会話が出来る柔軟さも持つ人が合うのではないかなーと思いました」と言ってもらい、「確かにそうだ!」と実感しました。
ホロスコープは、単なる占い的なものではなく、ホロスコープから自分をより正確に知る事で、他者ともよりよい関係を築き、互いの違いを認めながら尊重するためのツールなのではないかなと、悠馬さんとのやりとりで気づきました。
悠馬さんの生化学講師的な、現実的で仕組みに着目する視点からのホロスコープ解説は、本当に本当に面白く、まさに目から鱗で、現実的に生きていくための、重要な指針になりました。
素晴らしい機会に、大感謝です!!
***
またホロスコープブログになってしまいましたが、生化学にがっつり戻ってきて精進してます。秋のセミナーもよろしくです。
症状と食事を読み解く生化学セミナー
〜2018年秋のスケジュール〜
10月13日(土)14日(日)
大阪:お気軽会議室 堺筋本町
10月27日(土)28日(日)
名古屋:自然の薬箱千種駅前店Learning Room(8F)
11月23日(金/祝)24日(土)
東京:八重洲藤山ビル 2階「ふれあいセミナールーム八重洲④」