情勢が大きく変化している時ですね。
「新型だからその脅威が未知数」
「重症化するらしい」
といった情報が、さらなる不安を増幅させると思います。
確かに未知数だと思いますし、今後、様々なことが明確となるウイルスだと認識しています。(それは新型コロナだけに限らず、どんなことも同じとも思っていますが…)
私の読者さんは子育てママが大半だと思います。子どもは重症化しない、と言われていましたが、0歳の子の感染も報告され始めています。
この記事の目的は
■毎日の生活がいかに重要かを再確認する
■「免疫力を高める」といわれているが、具体的に何をするのか
ここを新型コロナウイルスの特徴から考えていきたいと思います。
ただ繰り返しとなりますが、まだまだ情報が曖昧な状態ですし、今後も変化することがあると思っています。今回は新型コロナウイルスの情報でよく目にするようになってきたRAASを中心にした考察となります。
目次
1、コロナウイルスとは
2、新型コロナウイルスは細胞の中でもACE2をレセプターとする
3、新型コロナウイルスで重症化するか否かの分かれ道とは
4、ACE2とは何?RAASとは何?
5、RAASが亢進する要因
6、新型コロナウイルスに注意が必要な方とは
7、日々の生活で出来ることは?
1、コロナウイルスとは
今更かもですが、ここから。
人に蔓延するコロナウイルスは以下の6種類が存在していました。
■人から感染する風邪のウイルス4種類
■動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類(SARSとMARS)
中国の湖北省武漢市で発生した原因不明の肺炎は、新型のコロナウイルス(2019-nCoV)が原因であることが判明し、国際ウイルス分類委員会において正式に「SARS-CoV-2」と命名されました。
つまり、コロナウイルスというもの自体は今まであった、今回はその中でも新しい型、ということになります。
2、新型コロナウイルスは細胞の中でもACE2をレセプターとする
今回の新型コロナウイルス(COVID-19)は、私たちの細胞の中でも標的の細胞があるようです。
▶︎緊急寄稿、日本内科学会「新型コロナウイルス感染症」2020.02
リンク先には「宿主細胞の angiotensin-converting enzyme 2(ACE2)をレセプターとすることも判明した 」と。
ここの切り口から考えていきます。
新型コロナウイルスは私たちの細胞の中でも「ACE2という酵素をレセプターとする」つまり「ACE2という酵素のある細胞に結合し、細胞内に侵入し、増殖し増えていく」ということです。
つまり、新型コロナウイルスが私たちの体内に侵入した場合、どの細胞にも侵入してくるのではなく、ACE2という酵素がある細胞しか侵入できない、というのが今のところの見解のようです。
3、新型コロナウイルスで重症化するか否かの分かれ道とは
新型コロナウイルスが侵入すると、ACE2という酵素がある細胞から侵入し、その細胞から栄養をゲットし、増殖、そして次なる細胞めがけて放出していきます。
▶︎感染症.comより引用
体内にウイルスが入ってきても、この増殖が抑えられればOK!(つまり貪食細胞による免疫が勝てばOK!この辺りは講座で説明させていただいています。)
でも、抑えることができず、ウイルスがどんどん増えてしまったら?Yes、ウイルスに負けちゃいます。=重症化です。
今回の新型コロナウイルスは罹患した方の8割は軽症と言われています。
ということは、ウイルスのよって重症化する時というのは?
■ウイルスが体内に侵入しても私たちの免疫細胞がそのウイルスを撃退すればOK。でも撃退する力が低下したり、もともと炎症が起こりやすい状態の場合、ウイルスは増殖を続け、炎症が起きていく=重症化
■ACE2の細胞が破壊されるということはACE2の働きが低下していく=ACE2は炎症や免疫に大きく関わっており、それが機能しなくなる=その結果、重症化に繋がる
というのが考えられます。
では、ACE2という酵素とはなんでしょうか?そもそも、どんな働きを体内でしているのでしょうか?
4、ACE2とは何?RAASとは何?
この辺りからややこしくなります。見慣れない文字が登場すると読むことにストレスを感じると思います。
でもRAASという仕組みを知るとおもしろいと思うので^^もう新型コロナとか関係なくても。笑
なるべく噛み砕いて表現していきます。
ACE2という酵素がある細胞を新型コロナは受容体とする、ということでした。ということは新型コロナウイルスが体内で増殖したらその細胞が破壊される、結果的にACE2の機能が破綻していく。
つまり、ACE2酵素の本来のお仕事が出来なくなる=症状、ということ。
じゃ、ACE2酵素って何?
どんな働きをしているの?
それを理解するためにはRAASを軽く知る必要があります。
RAASとは以下の頭文字であり、循環血流量が減少したときに作動し、血流量を確保し昇圧させる機能のことです。
■Renin(レニン)
■angiotensin(アンジオテンシン)
■aldosterone(アルドステロン)
■system(システム)
これについて、めっちゃざっくり解説してみます。
そもそも、私たちの祖先は海で生きていた生物。その時は周りは海水なので、水もミネラルも周囲にたくさんあります。
でも、陸上で生きることを選択。
体にとって必要な水やミネラルを、常に自分の体内にキープしておかなくてはならなくなりました。周りになくなっちゃったからね。つまり血液中にキープしています。
でも、その、体内の血液量が少ない!ってなったら?
=水とミネラル、足りていませーん!って状態。
危険です。死んじゃいます。
なので常に体は体内の循環血液量を監視し、適切な量が供給されるよう対応してくれています。
その監視役が腎臓。
腎臓は心臓から流れてきた血液がばんばん入ってくるので、どれだけ流入があるかいつもチェックしてくれています。
何らかの原因で、腎臓に流入してくる水の量(血液の量)が足りないとなると?
「現在、我々体内の水分量が少ないってことっすね、このままの状態が続くと、やばいっすね」って警報が作動。そして、腎臓からお知らせ物質の「レニン」というホルモンを放出します。
で、このレニンさんは、肝臓や脂肪細胞から分泌される、アンジオテンシノーゲンという酵素を分解してアンジオテンシンⅠに変換します。
変換されたアンジオテンシンⅠという生理活性物質が、今度は肺から分泌されるACE(アンジオテンシン変換酵素)を受けてアンジオテンシンⅡという生理活性物質に変換されていきます。下図参照。
お、出てきましたACE。でもこれは新型コロナウイルスのリセプターであるACE2とは別物です。
そしてアンジオテンシンⅡが血流アップさせるべく、体の中でお仕事をあれこれします。
■交感神経アップさせて血管をぎゅっと収縮させて血流アップしたり
■副腎からアルドステロンというホルモンを分泌させてこれは腎臓に働きかけて水とナトリウムの再吸収をアップさせたり
■脳下垂体に働きかけ坑利尿ホルモンを分泌させたり
つまり、血流足りてません!やばいっす!って状態になると。
私たちの体はあれこれ色々なお知らせ物質を出し始める。そのお知らせを受けて、まずは尿量を少なくし、体から水分などの流出を防ごうとする。
同時に、今ある分で体の血液を回さなくちゃいけないので、血管をぎゅぎゅっとポンプみたいに収縮させて、少ない量でも全身に循環するようにがんばってくれる。でもこれは血管にも心臓にも負荷をかけることになります。それでも血液を全身に回さなくちゃいけない。体にとっては、それが最優先事項。
こういった働きのことを総称して「RAAS」とか「RAA系」と呼んでいます。
R=Renin(レニン)
A=angiotensin(アンジオテンシン)
A=aldosterone(アルドステロン)
S=system(システム)
この働きのkeyとなる物質たちの頭文字をとっているのですね。
これは陸上動物に特化した機能だとも言えます。水分やミネラル量が減少、という危機的状況に対応するための機能です。
ではACE2は何か?というようやく本題に入っていきますが。
復習ですが、RAASとは、循環血流量が減少したときに作動し、血流量を確保し昇圧させる機能のことでした。(他にも仕事はありますが、これは後述します。)
体は常にバランスをとっています。
何かの機能が過剰に亢進すれば、それを抑制することも同時進行で行なっています。これが恒常性を維持する、ホメオスタシスという働きです。
よく言われるのが交感神経と副交感神経、それらはバランスをとっていてどちらかに傾くとよくないよ、ということ。
常にバランスを取っているので、どちらかに過剰に傾けば、その反対にも過剰に傾くと思っています。どちらか一方だけに傾いている、というのではなく。
どちらにも、ちょうどよい具合に振り子が振れている状態が最も健全な状態です。
記事に関係ないと思うかもですが、この考えもとても大切です。
というのを踏まえ本当はそんな単純な仕組みではないですが、ACEの反対の作用をするものがACE2の機能とまずはざっくりと考えてOKと思っています。
■ACE(アンジオテンシン変換酵素)=亢進
■ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)=抑制
RAASが亢進している時にACE(アンジオテンシン変換酵素)も分泌されていきます。同時に抑制させる物質も出している。
RAASが亢進している状態に対し、バランスを取るために抑制系も働いてください、と体にお知らせさせるための物質がACE2(アンジオテンシン変換酵素2)。
▶︎レニンアンジオテンシン系と血圧調節より引用
つまりACE2の働きを理解しようとしたら、ACEの働きと反対と考えればよいわけです。
復習ですが、ACEも含めたRAASの働きは
■交感神経アップさせて血管をぎゅっと収縮させて血流アップ
■副腎からアルドステロンというホルモンを分泌させてこれは腎臓に働きかけて水とナトリウムの再吸収をアップさせる
■脳下垂体に働きかけ坑利尿ホルモンを分泌させる 等
ではACE2の働きは?
これと反対、血管を収縮させていたのを拡張させていく、といった副交感神経のイメージです。
ただ、ややこしくなるのですが、実際はそんな簡単な仕組みだけではないようです。ONとOFFとか、亢進と抑制とか、そんな風に単純に仕事を切り分けることができないのが体の世界。(この考えは重要だと思っています。)
ACE2の働きとしても、抑制、というよりも調整役という認識が正しいと思います。
「ACE2 は血液中のアンジオテンシンII濃 度を調節する役割を担うと同時にアンジオテンシン(1-7)を産生することで,生体の老化および圧負荷の ようなストレスに曝露された時の適応に重要な役割を 演ずると解釈されるようになった」と日本薬理雑誌2016「アンジオテンシン変換酵素」にも解説があります。
繰り返しとなりますが、どの物質も、ただ一つの仕事をしているわけではありません。また、体の場の状態により仕事が変わることがあり、人間の体のメカニズムは一方向の単純な話ではないと認識しています。話はそれますが、だからこそ、薬やサプリメンとで何とかしようというのは一時的な状態の改善には功を奏することもありますが、長期的には難しいのだと思っています…。
ややこしくなってきましたが、話を戻しまして。
新型コロナウイルスはACE2細胞をレセプターとする、ウイルスが増殖するとACE2細胞が損傷を受け、その働きに障害が起こりやすくなる。
それはRAASの働きが亢進する。
つまり、もともとACE2の機能低下=RAASが亢進している状態の人は、より影響を受けやすくなる(重症化しやすくなる)ということになります。
5、RAASが亢進する要因
RAASは私たちにとって生命に関する危機的状況を回避するための重要な働きをしてくれていました。
でも、この機能が慢性的に亢進状態になっていたら?それは問題です。ざっくり言えば、常に体が危機的状況であるってことです。
つまりそれは以下2つの視点で問題です。
①RAASが過剰に働くことでの弊害
②そもそもRAASが過剰に機能しなくてはならない体の状態が問題
RAASが過剰に働かざるえない状況というのを考えてみると、それだけ体内で血流がうまくまわっていない状況。
例えば、
・年配の方(血管がもろく硬くなってくる)
・高血圧
・糖尿病
・心疾患、脳血管疾患
・慢性呼吸器疾患
・腸の慢性的な炎症状態
・免疫抑制剤を使用している など
そういった体内に問題があるので、RAASが亢進せざるえない状況となっている。(ちなみに、降圧薬は色々な種類がありますが、このRAASを抑制する薬も多くあります。でも、この薬を飲んでも根本解決とはならないですよね…)
RAASの機能が慢性的に亢進している場合、ACE2機能は抑制されていると考えます。
RAASとは血流確保という仕事がメインだと思っていましたが、それだけではなく他にも重要な仕事をしているようです。(って体が重要な仕事をしないことの方がないと思いますが…)
その重要な仕事が免疫や炎症のコントロール。
復習となりますが、RAASが亢進している時というのは、体にとって危機的状況な時です。なので血流確保に体内は傾く。
ここを「エネルギー」という視点で考えてみると、危機的状況では、その状況に対応することに優先的に仕事をする時です。その仕事のためにエネルギーを優先的に使いたい。
つまり大事なエネルギー源である糖は、免疫細胞に回したい。そのため、インスリン抵抗性を高めていく。そして体の維持のために必要なエネルギーは脂肪も使います。
もちろんこれは一時的には必要な働きであり重要なことですが、この状態が慢性的に続くことで問題となります。インスリン抵抗性が高まっている状態というのは糖尿病の状態であり、その背景には体にとって危機的な状態があるためだからです。
また、そのような状況というのはコルチゾールの分泌を増加させ、筋肉や脂肪を分解しエネルギーを確保しようとします。またコルチゾールは抗炎症作用があり、体内で発生した炎症を鎮めるために機能します。
でも、コルチゾール分泌も慢性的に持続することで問題となります。コルチゾールの抗炎症作用というのは免疫抑制のことです。そもそも「体内で炎症が起きている」というと、その炎症自体が問題のように聞こえますが、それは免疫細胞が発動した結果です。コルチゾールが慢性的に分泌されているとうのは免疫が発動しなくてはならない問題が常にある、ということです。
もちろん過剰な炎症は今回の重症肺炎のように命に関わることがありますし、慢性炎症が続いた状態が糖尿病や自己免疫疾患、アレルギーといった状態です。免疫が発動すること=良いこと、と単純に考えていません。
ただ、コルチゾールが慢性的に分泌することで免疫は抑制されていきます。ステロイド薬の問題点も同様で、慢性的に使用することでの免疫抑制作用です。
今回はこれ以上触れませんが、こういった状態で過酸化脂質によるアルデヒドの問題も炎症や免疫に関わってきます。
この辺りは非常に難しく感じると思いますが、つまりRAASが慢性的に亢進している状況というのは上記のような状態が体内で起きている状態、つまり体内で炎症が起こる問題が慢性的に存在している状態と言えます。
ベースにこういった状態があれば、RAASの機能を調整するACE2受容体の機能低下を起こす新型コロナウイルスによる影響を、より受けやすくなります。
特に肺にACE2受容体が多いと言われているので、新型コロナウイルスに感染し重症肺炎に至るケースは、体内の中でも特に肺で炎症や免疫のコントロール機能が破綻した結果と言えます。
以下のようなACE2の循環器系以外の機能の解析も進んでいます。
「重症急性呼吸器症候群(SARS)を誘発する SARS ウイルス感染時に必須の宿主受容体は ACE2であることが発見された。SARS は感染後、ACE2の発現を抑制し、RAA系を活性化させることで急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を誘発すると考えられている。さらに小腸上皮では ACE2 がアミノ酸トランスポーターと共役しており、小腸でのアミノ酸吸収を制御していることが示されている。これらの事実は ACE2がアンジオテンシン(1-7)を生成し、RAA系を調節するペプチダーゼとして機能するだけでなく、膜タンパク質として様々な生理機能に関与することを示している。今後の機能解析により、その幅広い生理学的・病態生理学的機能の解明が期待される。」
▶︎日本薬理雑誌2016「アンジオテンシン変換酵素」より引用
ACE2はRAASだけでなく幅広く私たちの体に機能している。ここからも慢性的にRAASが亢進=ACE2抑制の状態である場合は新型コロナによる影響を受けやすい、重症化しやすいと考えることができます。
ただ、そのような状態であることは今回の新型コロナに限らずともいずれの病原性微生物によっても、過剰な炎症(重症化)が起こる可能性は高くなります。
6、新型コロナウイルスに特に注意が必要な方
RAASとかACEとか書いてきましたが、そもそも、ここが亢進してしまう=ストレス下であることは間違いないです。
でも、そういったストレスがRAASだけでなく、体すべてに大きな影響を与えるのは周知の事実です。
特にRAASが亢進する状態として、繰り返しとなりますが
・年配の方
・高血圧
・糖尿病
・心疾患、脳血管疾患
・慢性呼吸器疾患
・腸の慢性的な炎症状態
・免疫抑制剤を使用している など
こういった基礎疾患を抱えている場合、もちろん重症化するリスクが高くなります。
また、0歳の赤ちゃんは新型コロナだけに限らず、どんなウイルスや細菌にも抵抗力はまだ未熟です。
今後、精巣に問題が生じ不妊につながるのでは?という記事も目にしました。
これは予防接種の講座で流行性耳下腺炎(おたふく)にも関係してくるところですが、以下の論文にもあるように精巣は免疫機能が抑制されており、いずれの病原体微生物にも影響を受けやすいです。(つまり新型コロナウイルスに限ったことではないということです。)
「細菌、ウイルス、原生動物を含むさまざまな微生物は、男性の生殖器官に感染し、男性の生殖能力を損なう可能性があります。(Gimenes et al 2014)」
「微生物病原体は、精子との相互作用を通じて直接有害な影響を与える可能性があります。(精子死の誘発、精子数の減少、運動性の低下)炎症性サイトカインを誘導することにより、微生物感染は精子の産生と生殖器の機能に間接的に影響し、それによって男性の生殖能力が損なわれる可能性があります。(Guazzone、Jacobo、Theas、&Lustig、2009 ; Perez et al。、2013)」
免疫を抑制させる薬剤を使っている方も注意が必要です。もちろんこれも新型コロナだけに限らず、どの病原性微生物に関しても同様です。
ステロイド薬は免疫を抑制する作用です。体の状態によっては一時的に必要なことも、もちろんあると思っています。ただ慢性的に使用することや、生活や心の問題に向き合うことなく、ただ薬で抑えて治癒したと思い込み使用することは問題だと考えています。
7、日々の生活で出来ることとは
予防策といいますか出来ることとしては、当たり前ですが、毎日の生活がもちろん重要です。
これは物質的に見て明らかであり、今までの講座でもそこを最も重要視してお伝えさせていただいていました。
ただ、メタトロンという周波数を可視化する機械により、心理的ストレスが体に与える影響の大きさを実感しています。こんなことも当たり前じゃんって思うかもしれませんし、私もそこは多少は認識しているつもりでしたが、心理的ストレスが体内のアレルギーや病原性微生物による影響すらも変化させるということをメタトロンから確認しています。
ここには非常に膨大な労力と俯瞰力が要され、心身を消耗しながら悠馬さんが日々、検証を重ねています…。しかしながらメタトロンの情報は莫大であり、そこから情報を読み解いてくことは並大抵の知識や想像力では不可能です…。
話を戻しますが、だからこそ、ストレスは良くない、という対症療法的なストレス対応論が世の中に溢れていることも納得しています。それほどに精神的なストレスが、免疫を始めとした体の機能に非常に大きな影響を与える。
でも、一般的に言われる、対症療法的なストレス対応策では本質的なストレス緩和にならない、むしろ問題は複雑化すると私は思っています。
ここはとても重要なところと思っていて。次のブログ記事にします。
新型コロナによる不安を抱えている方は多いと思います。対象がわからないもの、未知なるものは不安になります。
だからこそ、こうしてメカニズムから少しでも紐解くことで冷静に対応できるのかな、と思っています。少なくとも私はそうです。
でも、これも限界があると思うのですよね。こういったことばかりだと情報を追いかけるばかりとなり、情報を追いかけないと不安になるという悪循環の可能性もあります。
繰り返しとなりますが、だからといって食事を始めとした生活をおそろかにしていのか、といったらNOです。物質の世界が整うことは最低限と思っています。
でも反対に、そこはそこそこ意識すれば十分とも思っています。
ということで、日々の生活で意識することをまとめて終わりにします。(繰り返しとなりますが、これも新型コロナウイルスだけに限ったことではないとも思っていますが…)
■血液循環が悪くならないよう、普段から適度に体を動かす。(って生き物として当たり前なことですね…)
■日々の食事を手作りし大切にする。どういった食事を?ということは、私はインスタに、悠馬さんはおとんの台所帖ブログに掲載しています。
酸化しやすい油(オメガ6、3)の摂取を見直すことはもちろんですが、飽和脂肪酸についても、もちろん摂りすぎることは元々推奨しませんが、ここにアレルギーの問題も関わってくることが周波数測定により確認でき、注意が必要だと思っています。詳しくは後述します。
この記事から見た方もいらっしゃるかもなので、亜麻仁油はもちろん、種から取れる油(=シードオイル。なたね油、米油、ごま油など。)の摂取はお勧めしておりません。胡麻を食べることと、胡麻油を食べることは同義ではありません。脂質についてはお母さん向けに講座を作成中です。(なかなか進んでおりませんが…。ここを理解しないと免疫や予防接種についての講座の理解にも繋がらないと思っています。なんとか5月には。)
■緊急寄稿、日本内科学会「新型コロナウイルス感染症」2020.02によりますと「インフルエンザウイルスは,感染して6時間で増殖を終えて,108/mL程度の感染性ウイルスを産生する。SARSコロナウイルスは,6時間程度で増殖し,105〜6/mL程度のウイルスを産生する2)。したがって,気道上皮細胞からのコロナウイルス放出はインフルエンザの約100分の1程度と推測できる。」
新型コロナウイルスはインフルエンザよりも感染能力や細胞内の増殖能力は弱いようです。
つまり初期の感染時にいかに自分の免疫が優位になるように対応できるか、ということは重症化予防のKeyとなると思います。
そういった時に備えて、はちみつや黒糖、りんごジュースなどを備蓄しておくことをお勧めします。(こういったときは緊急時だからであり、普段の生活で糖質の摂取源を果糖であるフルクトースメインで摂取することは推奨していません。フルクトースについては悠馬さんがブログ記事にされる予定です。)
■大豆にレニンを始めとしたRAASに関与する生理活性物質の抑制効果があるとの研究もあります。▶︎味噌のもつ高血圧予防効果
現在RAASが亢進している人にとっては、効果的なのかもしれません。ただ、だからこそ摂りすぎることは問題となりうる可能性もあると思っています。ここは私もリサーチ不足で正確なことは言えませんが、個人的には一日に数杯のお味噌汁は健康に寄与すると思っています。この時の味噌はもちろん熟成した本物のお味噌で。
リンク先には大豆にRAASを抑制効果があると記載がありますが、そもそも、大豆がもつその作用は捕食者に対する自身を守るための物質であり、それが体によいと思い込み、不自然な形で過剰に摂取することは注意する必要があります。(どのサプリメントも同様に考えることは重要だと思います。)
■アレルギー物質は控えるようにする。
アレルギーと体が認識する物質が入ってくることで免疫細胞は反応します。過剰な反応が起これば、炎症が大きくなることもあると思います。
IgE検査などで特定のアレルギーがすでにわかっているのならば今は避けることをお勧めします。
また血液検査などではわからない、アレルギーと体が認識しているものがあることも周波数測定器で明らかとなっています。これは私のとある日の子宮のミトコンドリア膜のアレルギーの周波数測定結果です。
乳製品全般(バターにも)に含まれるβラクトグロブリンや、チーズなどに反応があると示唆されています。(赤色の部分です。)乾燥ココナッツも比較的上位に上がっています。
今までの講座ではココナッツオイルや乳製品に関してはお勧めさせていただいていました。私自身はIgE検査やプリックテストでは乳製品のアレルギー反応は認めていません。ただ、メタトロン以外の周波数測定器(イメディス)でも乳と小麦アレルギーの反応が認められました。
これら物質がアレルギーの根本原因ではなく、私の体内の状態が根本原因です。そしてそれは物質だけでなく、心理面も関わっていると認識し始めています。
根本の解決策のひとつとして心理的ストレスに向き合うことが重要だと思っています。ただ、そこに向き合うことは時間もエネルギーも要しますので特に感染症といった過度な炎症に注意しなくてはならない現状ではアレルギーが示唆されるものは一時的に控えることを推奨します。(メタトロンで私のようなアレルギー結果が出る方は多いです。また、私も毎日出るわけではありません。その理由について日々考察中です。)
※メタトロンによる結果はアレルギーを診断するものではありません
■自分の課題に向き合う
これが遠回りのようで、最も本質的な心理的なストレス耐性の向上となると思っています。自分の闇、課題の部分を見つめることなく、ストレス耐性を上げることはできないと思っています。ここに関しては次のブログ記事にします。
ということで長くなりましたが、以上、今の見解をまとめてみました。
心が落ち着かない日々ですが、改めて自分の価値観を認識する機会と強制的になっているとも思っています。
お子様がずっと家にいて、親子共々多大なるストレス下であることも本当にわかります…。だからこそ、太陽の下で散歩する時間を作り、心も体も発散することも大切だと思います。
我が家は畑を2箇所お借りしていますが、どちらも自分たちから声をかけて貸していただくことになりました。もし周りにそういった環境の方がいらっしゃったら、この機会に畑に挑戦されてみては^^
そんな場所ないぜ!という方は、プランターでもぜひ。我が家も庭のプランターでネギが大量に育っています。
今までは蓋をしていた問題が噴出するケースも多い時だと思います。パートナーシップや家族の問題など。もし今、噴出したならば、それこそが自分の課題なのだと思います。少なくとも過去の私はそうでした。
改めてここはブログに綴ります。
BCGワクチンがコロナに有効?についてご質問いただき、その見解と大切だと思っている考えを綴りました。
コロナウイルスについて、ワクチンについてはこちらの講座でも解説します。
メタトロンセッションは大阪・名古屋で定期的に開催しています。