「BCGワクチンは新型コロナに有効?」から思う「病気の捉え方」

前回の新型コロナウイルスに関する記事を上げてからいくつかご質問をいただいています。

その中に「BCGワクチンは新型コロナウイルスに対して有効ですか?」というものがありました。

こちらに関して私の考えを書かせていただこうと思います。

 


 

その質問に一言で答えるとするならば「今現在は私を含め、明確な答えはない」です。その根拠は後述したいと思いますが、でも、そこが本質ではないと思っています。

 

まず、新型コロナウイルスの特徴はこちらのブログで書かせていただきました。

新型コロナウイルスの特徴の考察【日々の生活で出来ることは?】

 

ここでお伝えしたかったことは

■重症化するか否かは体の状態による
■そしてその体の状態を決めるのは日々の生活
■さらに心理的な影響も体に大きく影響する

ということです。

 

予防接種講座も開催させていただいていましたが、そこで最もお伝えしたことはワクチンを打つ打たないということよりも免疫力とは?そこを高めるとは?ということです。

また、大半のワクチンに効果があると思っています。(効果がないと思っているワクチンもあります。)ただ、効果があるからといって、そのワクチンが必要なのか?というところは慎重になるべきだと思っています。

それについてはこちらのブログ記事で綴っています。

ワクチンについて迷っているお母さんへ〜水疱瘡ワクチンの考察

ワクチンの講座ではそのあたりをすべて込めていました。が、3時間で免疫からすべての予防接種についてお伝えしている、鬼講座だったので^^; 次からは2部構成にする予定です。

 

それを踏まえて、今回の質問「BCGワクチンは新型コロナウイルスに対して有効ですか?」に戻ります。そもそも、この質問をいただくということは、伝えたいことがメッセージとして伝わりにくかったかな…と思ったのですよね。

もちろん今の情勢です。不安や心配な気持ちが世の中に充満していますし、特に私のブログをご覧いただいている方はワクチンに対し慎重な方が多いからこそ、このような質問に至るのも想像できます。

 

有効かどうかというのは、正直、どちらでもいいのです。

最も大事なのは毎日の生活や、心の在り方であり、そこしか本当の意味での感染予防策はありません。

 

「ワクチンを打てば病気を防げますか?」という考え方になっているのならば、そこがそもそもの問題だと私たちは考えています。

 

問題と思っているのは以下の2点においてです。
①病気を防ぐ手段がどこかにあると思っていること
②病気になることを「悪」だと思っていること

 

 

感染症もアレルギーも、どんな病気も以下の言葉が本質だと現在は考えています。

 

-潜在意識は、身体的な病態の根本に存在している-

-病気は体の言語で、その潜在意識を表現する方法です-

Didier Grandgeorge, M.D. (小児科医, ホメオパス)

 

もちろん、今、新型コロナウイルスで感染することにより重症化に至りやすい方は注意する必要があります。それは前回のブログで綴っています。でも、それは新型コロナウイルスだけ特別ではなく、どの病原体微生物も同様です。

でもそれは病原体微生物が本当の原因なのでしょうか。

 

もちろん、感染した方や病気になった方に問題があったと一言で言いたいわけではありません。

私自身もようやく最近は克服しましたが、摂食障害をずっと抱えていましたし、アトピーは生活に支障は全くないレベルとなっていますが今もあります。悠馬さんは精巣がんと診断されています。(彼のブログを参照いただければと思いますが現在は治ったという状態です。)子どもたちもみんなそれぞれ何かしらあります。

 

誰でも体や心の問題に直面します。「誰でも」と言い切れます。

一見SNSで元気で健康風に見えても、体や心に不調を抱えている方も多いです。

体に問題があり自分だけがこんなに辛い…と思っている方もいるかもしれませんが、厳しい言葉で言えば、それはあなただけではありません。

つまり特別な人は誰一人としていないということです。みんな同じ。誰もが問題を抱えています

 

 

そこで自分の中の前提を見直すことは重要だと思っています。

 

・そういった病気といわれるものを、どう捉えるか。

・病気になったことが悪いの?

・病気にならないことが良いことなの?

・そもそも自分の病気の定義とは、なに?

・「治癒」の定義は?

・その(病気の)状態によって問題と思うのならば、生活や心の在り方をどう変化したらよいの?

・そもそも、どう生きていきたい? 

 

 

もう一度、先ほどの言葉を紹介させていただきます。

 

-潜在意識は、身体的な病態の根本に存在している-

-病気は体の言語で、その潜在意識を表現する方法です-

Didier Grandgeorge, M.D. (小児科医, ホメオパス)

 

今回の新型コロナウイルスを含めた、いずれの感染症も、いくら気を付けていても、罹るときは罹ると思っています。私ももちろん、その可能性を含んでいます。

一般的な感染症対策はそれなりにしています。

でも、本質的な予防策というものは、一体なんでしょうか。

■重症化するか否かは体の状態による
■そしてその体の状態を決めるのは日々の生活
■さらに心理的な影響も体に大きく影響する

 

 

これ以上は語弊が生まれるかもしれませんが、そもそも、生きる目的とはなんでしょうか。

ここへの回答は私も難しいですが、ただ、私は長生きをしたいという願望は低いと思います。子どもたちが自分で生きていける年齢までは生きなくてはという気持ちはありますが、いつ命が終わってもいいとも思っています。これは決して投げやりに思っているわけではありません。

毎日を本気で生きようとすると、限界を越えようとすると、時に心や体を蝕むこともある。でも、その結果見える世界もある。そこから人生への考え方が変わることもある。

これを本気で体現している方が悠馬さんです。もちろんそこで見直すべき私たちの在り方が今の課題でもあります。ただ、彼の見ている世界を共に感じることができ、では、私はどう在るべきか。そこに向き合う日々は葛藤はもちろんあり、楽しいだけじゃありませんが、少しずつですが自分の課題に向き合っているつもりです。だからこそ、この数年で考えや知識が大きく変化を遂げることができたと思っています。パートナシップは良好ですし、子どもたちへの対応も、子どもたちも大きく変化しました。そして自然と摂食障害を克服していました。ただ皮膚疾患はまだあります。まだまだ向き合うべき課題があるということだと認識しています。

 

ピンピンコロリで最期を迎えることが「良いこと」のように言われていますが、心に負荷なく生きていけばそれは達成されるかもしれません。

でもそこが目的となることは、本当に幸せなことでしょうか。

人生を生ききって短命となった方は幸せではないのでしょうか。

 

多くの方が自分の人生について悩んでいます。

多くの方がパートナーシップに悩んでいます。

心の問題を抱えている方も多い。

 

本当の意味で「心が満たされる」とは一体何をさすのでしょうか。

あなたは、どう生きていきたいですか?

 

 

ここが最も私たちが強く伝えたいメッセージです。

 

 


 

抽象的だったかもしれませんが、こういったメッセージを込めて前回の新型コロナウイルスのブログも書いていますし、予防接種を始めとした講座も開催させていただいています。

 

というところが本質で。
BCGに対する見解は以下となります。

 

BCGが新型コロナに有効では?と現在臨床試験が始まったようです。
Can a century-old TB vaccine steel the immune system against the new coronavirus?

上記リンク先には、BCGワクチン(=結核に対するワクチン)が新型コロナウイルスに対する効果を検討するための臨床試験がオランダなどで始まったと3月23日付けで報告があります。実際に新型コロナウイルスに有効かどうかはこの結果を待つ必要があると。

 

つまり「現時点では効果があるか否かは不明」ということです。

 

それを受け、日本ワクチン学会はこのような見解を出しています。(4月3日)

「新型コロナウイルスによる感染症に対して BCG ワクチンが有効ではないか」という仮説は、いまだその真偽が科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない。

  BCG ワクチン接種の効能・効果は「結核予防」であり、新型コロナウイルス感染症 の発症および重症化の予防を目的とはしていない。また、主たる対象は乳幼児であり、 高齢者への接種に関わる知見は十分とは言えない。

 

ここまでは今後の結果次第で変化していくことだと思うので、正直あまり興味がないのですが、繰り返しとなりますが今はまだ明確な見解は不明だということです。

 

以下の論文は非常に興味深いです。

「BCGワクチンはヒトの実験的ウイルス感染を免疫訓練で誘導できるサイトカインを通して防御する」

こちらのサイトによると

「この研究ではまず、BCG接種を受けた健常人血液から単球を分離し、ヒストンのアセチル化を全ゲノムレベルで調べ、一回のBCG接種で、単球のエピジェネティック状態が大きく変化し、特にサイトカインや様々な増殖因子を分泌する方向にプログラムが変わっていることを示している。すなわちBCGが長く持続する血液の変化を誘導することを示している。この状態を著者らはtrained immunity(訓練免疫状態)と呼び、IL-1βやIL-6などの分泌が恒常的に高い状態を誘導していることを示している。

そして無毒化した黄熱病ウイルスを接種する実験を行い、血中のウイルス量がBCGを接種された群では約1/5になることを示している。しかし、ウイルス感染によるサイトカインの分泌や、ウイルスに対する抗体産生と、ウイルス抑制は全く相関しない唯一相関するのは、血中IL-1βの上昇で、もちろん抗原特異的な反応ではない。総合すると、免疫反応というより、血液全体の状態が強化され、ウイルスの種類を問わず、抵抗性が上がったと言って良さそうだ。

詳細は省くが、他の研究結果も総合して、BCGは直接IL-1βを誘導するが、これが血液幹細胞に作用してエピジェネティックスを再プログラムし、さらにIL-1βなど重要なサイトカインが出やすい体質に変え、これがウイルス抑制効果につながるというシナリオだ。」

 

BCGは生ワクチンです。弱毒化してあるとはいえど、生きた結核菌を直接予防接種という形で投与する。

結核菌というのは非常にパワフルな細菌です。

そんなパワフルな存在の結核菌を投与することで、免疫細胞たちは活性化する。「うわ、やばい敵来ました!!」って。(といいますか、どのワクチンも免疫が活性しなくては意味がないのですが。)

そうして免疫反応を起こしていくのが予防接種の仕組みですが「BCGワクチンにより、ウイルスの種類を問わず、どんなものに対しても抵抗性が上がった」というのが上記の見解とのことです。

 

「どんなウイルスに対しても抵抗力(戦う力)が上がった!」なんていいことじゃーん♪って思いました?笑

もちろん、そういった側面もあると思います。

 

でも、もし、体内に炎症を起こす要因が蓄積した状態だったら?そこで免疫力が活性化することで過剰な炎症が起こったら?

予防接種の副作用は、この過剰な炎症が起こることも一つの要因と考えています。

肺炎も脳炎も、過剰な炎症の結果です。

アレルギーや自己免疫疾患は慢性的に炎症を起こしている状態です。

 

つまり、いちかばちかの選択、という位置付けだと思っています。そんなリスクを冒してまで「新型コロナウイルスに効果があるかも」と接種する理由は、正直、私はわかりません。

繰り返しとなりますが「効果はある」という側面だけで切り取り考えることには疑問を持っています。

 

炎症やワクチン、BCGについては以下のブログで綴っています。(今となっては、まだ知識が甘い時の記事となりますが…。でもそれはいつでもそうだとも思っています。だからこそ今現在の考えられることを常に全力で取り組んでいます。)

そもそもですが「結核予防に対するBCGワクチン」という存在に対して冷静に考える必要あると考えています。そこはワクチン講座でデータと共にお伝えしています。

川崎病という切り口から「予防接種」「BCG」「炎症」について考える

 

感染症というのはいつの時代も命に関わるものです。

基礎疾患があればあるほど、免疫力が低下している状態であればあるほど、感染症にかかりやすくなるのは当たり前の自然の原理です。

だからこそ、そこで自然の一部である自分自身が、どう在るべきか。

私も、そこに対峙している最中です。

 

母ちゃんたち、毎日大変だと思います。特に今。でも、人生あっというまです。こういったことを一緒に考える機会となればと講座は開催したいと思っています。

藤原 悦子自然療法スクール&サロン、
お薬に頼らない子育てを応援

看護師として10年、大学病院で勤務。救命科での勤務時、自身の体調不良をきっかけに自然療法の世界に出会う。また、幼少期からのアトピー性皮膚炎に長年ステロイド薬を使用していたが、薬では症状の根本改善しないことを実感。2013年、長女の出産をきっかけに、薬に頼らない生活に徐々にシフト。身体のメカニズム、自然療法などの学びを深め、子育てお母さんへ向けた身体の仕組み、症状の出る仕組み、予防接種、自然のお手当などの講座を愛知を中心に開催。(のべ1500名以上の方にご受講いただく。)西洋医学と自然療法からの視点、また子育て母の目線での講座が「わかりやすい」「親しみやすい」と好評。二児の母。(現在第三子妊娠中)

藤原 悦子ブログEtsuko's Blog

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藤原 悦子お薬に頼らない子育てを応援

看護師として10年、大学病院で勤務。救命科での勤務時、自身の体調不良をきっかけに自然療法の世界に出会う。また、幼少期からのアトピー性皮膚炎に長年ステロイド薬を使用していたが、薬では症状の根本改善しないことを実感。長女の出産をきっかけに薬に頼らない生活に徐々にシフト。身体のメカニズム、自然療法などの学びを深め、子育てお母さんへ向けた身体の仕組み、予防接種の講座などを開催。西洋医学と自然療法からの視点、また子育て母の目線での講座が「わかりやすい」「親しみやすい」と好評。3児の母。