私が西洋医学の世界から代替医療、自然療法の世界にシフトし、大きな影響を受けた方が代替医療師バニラさんです。
今10歳となった長女を出産後、ワクチンについて疑問を持ち始めた時に強烈なインパクトを受けたのは内海先生です。
と同時に、アメブロは看護師時代の2006年から綴っていたので、そこでバニラさんを発見。衝撃を受けたことを今でも覚えています。
あの、キラキラオーラに。笑
私は長女を自然なお産で有名な吉村医院で出産しました。
でも、当時の「自然派」と言われる世界にどうしても馴染めない自分がいて。元々、メイクも好きで(今も好きです。)オシャレも好き。
レッグウォーマーを履くとスタイルが良い方ならば様になるかもしれないけど、私だと野暮ったくなる。笑
麻のような自然派の方が好まれる素材も同じ。私は着こなせない。一気に老ける^^;
メイクもしない時もありましたが、テンションが上がらない。笑
最近はインスタで神崎恵さんやMEGUMIをチェックしています。朝起きて、顔パックして少しメイクをして珈琲を飲むと気合が入ってテンションが上がります。
そんな私だったので、バニラさんの自然派風な発信をしているのに、キラキラオーラ満載、シンガポール在住?一体何者!?と一気にファンになり、ブログも熱心に読みまくったことを覚えています。
そしてバニラさんの年間講座に申し込み、毎月大阪まで1年間通ったのが2015年。今から8年前です。
その中でバニラさんのスタッフにもなっていた今の夫である悠馬くんと出会い、そして彼と名古屋でバニラさんと崎谷先生の講演会を主催、それが2017年、トップ画像はその時の様子です。350名の方にお集まりいただきました。
体の仕組み、症状の捉え方など、多くのことを学ばせていただきました。今もバニラさんのカリスマ性には惹かれる自分がいます。
でも今のバニラさんと崎谷先生の推奨される考えには同意していません。
悠馬くんがスタッフだったので、内部事情も知ることにもなりました。
名古屋での講演会を主催した責任もあり、悠馬くんはバニラさんや崎谷先生の問題点の発信をしていました。でも私は彼の意見に同意しているにも関わらず、こうして堂々と批判することへ反感を抱いていました。
なぜ反感を抱いていたのかといえば、私は基本的にいい人ぶりたいので、こうして堂々と批判したくないと思っていましたが、それも表面的な理由で本質ではなく、最も大きいのは自分に自信がなかったからです。
彼のように圧倒的な生化学や占星術の知識もない。タイムウェーバーもメタトロンもやり始めたら自分自身の内面がどんどん顕となり、私が自分に向き合えなくなり、そんな状態ではクライアント様に自信をもって使えない。自己肯定感は下がる一方。
自信がないから権威のある人に依存したい私がいて、それが当時はバニラさんや崎谷先生でした。
そして、その頃の私の講座はバニラさんの受け売り。「バニラさんの元で学んでる人」だったからこそ私の講座に参加いただいた方が多かったと思います。そんなバニラさんや崎谷先生の理論にNOを言うことで、私の何かがなくなってしまう、極端な表現をすれば存在価値がなくなってしまう、そんな恐れがずっと根底にありました。それが私が何も言えなかった理由です。
バニラさんの言うことを何も疑問に思わず鵜呑みにしていた自分をどこかで否定したくなくて、悠馬くんが表立って批判をしていることに対し文句を言っていました。
批判をしていることが問題ならば、バニラさんも崎谷先生も現代医療を陰謀論で批判しています。
その本質は、彼が批判していることではなくて、バニラさんを否定することで何もない自分が顕になるのが恐かったのです。そして恐れは怒りに変わることも体感し尽くしました。
でも、自分を守るために私も何も発信しないのはいけないと、ようやく自分から思えたのがここ最近です。
その背景は、看護師として当時挫折したICUにまた挑戦したこと、タイムウェーバーセッションにも真剣に取り組めるようになったことが大きいです。
そして悠馬くんが提供している「7日間の食生活&ダイエットアドバイス」は大きなきっかけでした。
蜂蜜療法とプーファフリーで改善されない、むしろ健康に問題が生じている方が悠馬くんの元に相談にくる、というパターンが多かったのです。
というのは今に始まったことではなく、もう前から起きていました。
彼の「自給自足への道(2023年秋)」のブログ内に書かれていますが、バニラさんのスタッフの方が癌になったのですが、残念な対応を目の当たりにしました。2019年のことです。
当時、悠馬くんも精巣がんの診断を受け、さらに連続の生化学講座の真っ最中。彼自身も全く余裕のない中で、そのスタッフの方に対し真摯に対応していて。
SNSでは愛に溢れた人という印象が強いバニラさんで、悠馬くんはその反対の印象をもたれますが、愛とはなんだろうと、もちろん自分自身を通しても考えることになりました。(その後に彼にきれまくり人生が始まった私ですが。)
蜂蜜療法の何が問題なのか。
蜂蜜も、糖も、もちろん悪いものではありません。
蜂蜜を長期間、大量に摂取することで体にどう影響が出るのかを栄養学編、生化学編で悠馬くんがブログで解説しています。
私が過去、看護師として働いていた頃は、病院は薬剤で症状を抑えるしか手段がない、患者さん自身のことを見ていない、そんなことを思っていました。
でも、改めて復帰し、医療の世界への見方が大きく変わりました。
これは時代の流れも変わったからかもしれません。例えば抗生剤に関しても、耐性菌の問題も明らかとなり処方に慎重になっています。ステロイドに対してもこれは治癒ではないとわかりながらも、今の炎症を抑える手段が他にない、などICUの医師と話すこともありました。
でも、それ以上に、私自身の視点が増えたことで、同じ医療の現場にいても見える世界が広がったのだと思います。
自分の視点が、知識が偏っていたことが、歪んだ認識に繋がっていたところは大いにありました。
悠馬くんが今回の蜂蜜に関するブログ記事をアップしてから、蜂蜜療法を推奨されている方から、Twitter(X)で「看護師の奥様がコロナワクチン接種したりで理論的なこと以前に人として??で」と書かれました。
反ワクチン思考ばりばりだった過去の私だったら「コロナワクチンを打っているなんて〜!」と同じように思っていたと思います。
このような0か100かの思考になるのはとても悲しいことだと思います。理論的でなければワクチンも蜂蜜療法についても考えることはできません。
そして過去の自分もその思考でワクチン講座を行なっていました。バニラさんや崎谷先生、内海先生にハマった理由は現代医療やコロナワクチンだけでなく、すべてのワクチンに対して完全に否定的だったことも大きいです。
現代医療の世界を安易に否定し、代替医療を善と思いすぎていた、その自分の思考が問題でした。
そして代替医療の裏側は悠馬くんが徹底的に向き合ってきたおかげで、私も色々と知ることになり、代替医療側は現代医療を否定しがちですが、代替医療の世界の問題点を身に染みることになりました。
今考えていることをここに明記します。
症状について
エネルギーがないことで症状を出すことができない、エネルギー代謝が回復することで症状が出てくる、という考えには注意が必要だと思っています。
症状が出るということは免疫が動いており、単に、その時に問題が生じているということだと思います。
エネルギー代謝が改善した結果か否か、その症状をもって判断することは不可能です。
また、蜂蜜を長期間、多量に摂取することが症状を生み出している可能性を考える必要があります。
シェディングについて
医療従事者ならば、大半の人がワクチンを接種しています。
例えシェディングがあっても、その影響で体調不良になるのならば、あまり健康な状態ではないとも考えられます。
代替医療の世界ではエネルギー代謝が高い人、元気な人こそシェディングの害を受けやすいとも言われますが、根拠が不明瞭です。
自分自身の体調不良の原因を、他責にしているその思考が問題だと思います。
科学的根拠
これは私もまだ足りないところですが、悠馬くんを通し、生化学の世界は単純ではなく、ものすごく難しいことは認識しています。医師でもここまで理解している人は少ないです。
それを蜂蜜、フルクトースが良い、という結論ありきで考えることで問題が生じます。それを「科学的根拠に基づいた」と言っていることを、科学を愛している彼だからこそ問題提起しています。
自然療法を家族が理解しない問題
HOLISTETIQUEの蜂蜜を毎日大さじ8摂取すると、1ヶ月で蜂蜜代だけで約40,000円かかります。これにコラーゲンサプリなども追加したら、費用はさらにかかります。その状態で「夫が、家族が、家族のために自然療法に取り組む私を理解しない。」となるのは当然なように思います。
もしくはその状態で、夫から何も意見が言われないのならば、それはそれで別の問題があるかもしれません。
このようなパターンは極端かもしれませんが、例えばワクチンに関しても、思考が偏っていたり、シェディングのことや、科学的根拠が不明瞭なものを科学的根拠に基づいていると主張すれば、家族から理解されないのは正常なことのように思います。
何よりも「家族の健康のため」と思い込んでいるので、自分が正義になってしまう。これがたちが悪いと自分自身を振り返り思います^^;
症状の捉え方
症状によって生活に支障が出ている場合、もちろんそれを改善したいと思うのは私も同じです。
ただ、症状が悪と考えると、それを改善するために何かの療法に傾倒しやすくなりがちです。
また疾患があっても、症状があっても、精力的に活動している方もたくさんいます。反対に慢性疾患によって生活に支障が出過ぎているのは、食生活に改善すべき点もあると思いますが、意識的な問題も大きいと考えています。
症状の有無よりも、自分自身の人生をどう生きているか、それが最も重要だと改めて思っています。
精神的な影響について
精神的な影響が症状に繋がることは誰もが実感するところだと思います。
その精神的ストレスを乗り越えるために、休息が必要な時もあります。ストレスになることから回避することも一つの手段かもしれません。
でも、そうして回避していることでは乗り越えられないこともある、いつまで経っても解決に至らない、むしろその思考でいる限り、長期的にみれば自分自身を苦しめることになる、それが私がこの数年の葛藤からの結論です。
メタトロンやタイムウェーバーは意識を可視化します。自分自身の意識に向き合うことは一見苦しく思いますが、そこを乗り越えた時、葛藤していた自分を俯瞰してみられるようになります。
タイムウェーバーセッションでは自分自身の深層心理を可視化します。
自分自身の内面に向き合い、その先に心の安定や充足感に辿り着くのだと今は思っています。もちろんそれが子育てやパートナーシップにも影響していく、そう思いセッションを提供させていただいています。
自分自身や、セッションを通し「魔法の杖はない」ということも実感しています。
ICUの医師が「病院に来たら治ると思っていることが間違っているんだよね。」と発言されたり、循環器内科の医師が「患者さんの行動変容を起こすことが最も難しい。」と言っていました。
現代医療、代替医療、いずれも結局は自分自身に矢印を向けることが最も大切で、それが最も難しいことなのだと思わされます。
岡本太郎さんの「最大の敵は自分自身であること」というのは本当にその通りです。
蜂蜜療法に関しては悠馬くんが前代未聞の講座をお届け予定です。この講座を展開できるのは間違いなく彼以外いません。おかげさまで多くの方からお申し込みを頂いています。
タイムウェーバーセッションで用いているプレゼントステート機能は悠馬くんがエラーを発見し、ドイツ本社に掛け合い、エラーが修正されたことで、妥当性のある分析ができるようになりました。私だけではタイムウェーバーを所持していても今のようなセッションを展開することは出来なかったです。
でも、この数年の葛藤から自分自身の感情をとことん味わうことになり、それが今の深層心理に向き合う、私のオリジナルなセッションに繋がっています。
タイムウェーバーユーザーの中でこのようなセッションを行なっているのは他に誰もいません。クライアント様と濃厚な関わりをさせてもらい、大変ながらも嬉しいことだといつも思っています。
どのような意識やお悩みも、自信をもって対応させていただきます。
自分自身に向き合いたい方、症状の原因を意識から分析されたい方、深層心理分析セッションでお待ちしています。(年内のご予約枠は残り僅かとなっています。)
ということで、自分のけじめのために書かせてもらいました。
今回の記事にあたり、過去の自分のアメブロを読み返し、調子に乗りまくっていたな…とびっくりしました。そりゃ子どもたちにもいい影響がなかったのも納得。この数年の葛藤は意識の転換のためなるべくしてなったように思います。腐りまくったので、これからです。