2019年10月18日に近隣の泌尿器科で精巣がんの疑いがかけられ、同月24日に総合病院にて精巣がん診断。左精巣切除術を言い渡されました。
自然治癒に可能性をかけ、切除術は拒否しました。担当医には「絶対に悪化する」と指を差されて断言されました。
放っておけば死、切除術で問題なく生存できるものを断るなど、ベテラン泌尿器専門医でも前例が無いケースだったと思います。
そのように言われても致し方無かったかと思いますし、医師の常識の中で生まれた思いやりでもあったかもしれません。
実際の私の病態は、医師の予測とは異なる方向に動いている事が、おおよそ明確になってきました。
2020年3月末までの病院での診察で撮影したエコー写真を元に、本日は経過をお伝え致します。
2019年10月24日 右精巣(正常な精巣)
白く写っているのが陰嚢。その内部が精巣で、正常であれば、この様に均一な写り方をします。
2019年10月24日 左精巣(精巣がん診断を正式に下される)
癌と診断された左の精巣です。白く写る部分と、黒く写る部分が不均一になっています。
精巣がんは、基本的にエコーで診断が下されます。この時点の血液検査で腫瘍マーカー(hCGβ)と好酸球が高値を示していました。
違った角度からの撮影。角度によって大きく写り方が変わってしまいますが、不均一になっているのは分かると思います。
2019年12月4日 左精巣(精巣がん診断から42日後)
変わらず不均一な写り方をしています。しかし血液検査では、異常高値を示していた好酸球が正常値へ、腫瘍マーカーもあと一歩で正常値という値まで下がりました。
2019年12月12日 左精巣(精巣がん診断から50日後)
京大病院での診察です。左側が右精巣、右側が癌診断を下されている左精巣です(※当記事のこの他の写真は、1枚の写真の左右は、全て左右どちらかの精巣です。この写真だけ違います)。
この頃は一時的な再悪化があり、精巣のサイズも少し大きくなっているかもしれないと医師から伝えられ、自分でも触っていてその感覚はありました。腫瘍マーカーも、再び上昇しました。
渾身のエネルギーを注いで走り抜いた2019年度エネルギー代謝学を終え、振り返って、色々な想いに、絶望を感じていた時期でした。
2020年1月27日 左精巣(精巣がん診断から96日)
角度で写り方が変わるので何とも言えませんが、均一に写る部分が若干増えたように見えます。黒く写る部分が減っている印象です。精巣がん発症から約3ヶ月。血液検査は全て正常値範囲内となりました。
2020年2月26日 左精巣(精巣がん診断から126日)
これは決定的に変化が出てきた時です。白く写る正常部分が、精巣内部にまで広がってきました。精巣がん発症から約4ヶ月。
どう見ても改善しているように、少なくとも何かが変化しているように見えますが、医師からは「全く変わりないですね。精巣がんです。」と言われました。
2020年3月27日右精巣(正常)
こちらは左右どちらの写真も、右側の正常な精巣です。担当医がこの日から変更となり、エコーの機種も日立から東芝に変更。写り方が違うので、比較がし辛くなってしまいました。残念。
2020年3月27日 左精巣(精巣がん診断から155日)
現時点での最新の診察。さらに大きな変化が現れました。
上下2つの写真の、左右どちらも左側の精巣がん診断を受けている精巣です。2つの角度での撮影をしています。
右側の写真は、明らかに正常化している可能性が伺えます。
左側の写真も、当初とは全く違う状態に変化しています。
違う角度からの左精巣写真。まだ正常な状態に完全に戻ったわけではありませんが、現時点で際立った体調不良もなく、血液検査も正常。そしてエコーでのこの変化。回復過程であるのは間違い無いでしょう。
(病院では認められていませんが)回復過程のエコー撮影写真まとめ
2019年10月24日
2020年2月26日
2020年3月27日
ここまで回復していますが、3月27日の診察では、やはり精巣がんであると診断を受けました。
ー3月27日、診察室で担当医と交わした会話ー
(※)当初の担当医と変わったので、新しい先生と初めての診察です。
医師:当初(2019年10月)の所見は、エコーでも血液検査でも間違いなく精巣がんと考えられます。
私:はい。でもそれ以降明らかに改善傾向があるように思ますが……
医師:僕らは癌を放っておくって事は無いのでね。長年泌尿器科で勤めてますが、放っておいて良くなったというケースは一件も無いです。
私:切除をしなかったという患者の前例が無いという事ではないですか?
医師:まあ、そうです。
(エコー撮影検査をしながら)
医師:これは小さいんで、初期の精巣がんみたいですね。精巣がんはソフトボールみたいに大きくなったりしますから。
私:最初はもっと大きかったんですよ。それが小さくなってる。治ってきてます?
医師:いや、燃え尽きてるって事もあるんでね。
私:燃え尽きる??
医師:つまり原発の精巣がんは小さくなっているんだけども、他に転移していたりとか。
私:その場合、血液検査で(腫瘍マーカーやLDHなどが)何か異常値が見られそうですよね?
医師:まあ、そうかもしれません。ただ、黒く写ってたのは実は内出血で、それが精巣に再吸収されて改善しているように見えるだけかもしれませんよ。
私:その場合も、体調が悪くなったり、血液検査で異常値を示したりしそうですけど…?
医師:まあ、癌の進行のスピードは色々あるかもしれませんからね。
(エコー撮影検査を終えて)
医師:少なくとも、前回(2月)と全然変わってないですね。精巣がんです。
私:あの……撮影画像を見て変化しているようにしか見えないんですけども……
医師:まあ確かに精巣は小さくなってますよ。でも精巣の構造がまだ正常じゃないのも確かなんでね。
私:それは分かってます。回復過程だと思うのですが。
医師:まあ、僕らの世界では経過を見るという考え方は無いのでね。
私:経過を見るという考え方はない??
医師:無いです(キッパリ)。疑わしきものは切除する。まず切除してから、その後の経過を見ていく。それがガイドライン上のやり方です。
私:ガイドライン云々じゃなく、純粋にここまでの経過を見てのご意見を伺いたいのですが……
医師:切除せずに経過を見ていったことは、今まで一度も無いのでね。皆そうだと思いますよ。
私:ということは、これでも精巣切除が適切な処置であると?
医師:そうです。
と言った会話を診察室で繰り広げてきました。医師からはガイドラインを忠実に守るのみで、生命科学として辻褄が合うような見解をお聞きする事が出来ませんでした。エコー撮影画像でほんの少しでも異常が見られれば、迷わず臓器、組織を切ってしまうと。それが現代医療のやり方みたいです。そして、経過を見るという考え方は無い!そうです。軽やかに言い切られました。
という事で、私はまだ精巣がん患者のようですから、引き続き病院で経過を観察して頂き、(人生の)勉強をさせて頂こうと思います。
お世話になっている横浜、桜木町のIMCクリニックでは、2020年4月1日(精巣がん診断から160日)時点で「精巣にはもう問題がない」というIMEDIS診断での結果を伝えられています。ただし、IMEDISは周波数での検査になりますから、現代医療的な物質的検査ではありません。IMCクリニックに迷惑がかからないように、強調してお伝え致します。
もちろん、私たちhonoiroの愛機、メタトロンでも精巣に異常は検出しません。そもそも最初から精巣そのものに異常や原因は無かったです。自分が発癌に至ったメカニズムは、(あくまで周波数からの視点となりますが)だいたい腑に落ちるレベルで理解に至りました。
IMCクリニックでの富永先生の診察をヒントに、メタトロンの結果と照らし合わせ、見える世界が昨年よりも爆発的に広がりました。占星術やホメオパシー視点からの生命体への理解も、非常に大きな力となりました。
また追ってご報告致します。
ー過去記事ですー
ーコロナウィルスについて、悦子ブログー