昨日は悦子の誕生日。
バレンタイン商戦にのっかりました(笑)
ハート型のカマンベールチーズです。
さて、
今日はフードファディズム問題について書きます。
フードファディズムとは
“食べものや栄養が健康と病気に与える影響を、熱狂的、あるいは過大に信じること、科学が立証したことに関係なく食べものや栄養が与える影響を過大に評価することである。”
と云う意味を持ちます。
現代において、最も酷いと思われるフードファディズムは牛乳と砂糖だと感じています。
砂糖については何度か書いてますが、今日は「乳」について書きます。
昨年の11月のこと
アトピー治療の脱ステロイドで関西では有名な
木俣肇クリニック
の理事である淀真由美さんが
僕の「脂質クラス1」を受講しに来てくださり
「今後も続けて学びたい」
とメッセージを添えて友達申請を頂きました。
それからクリニックにもお誘いいただき交流がありました。
悦子の皮膚の講座にも来てくださりました。
だからこその、
淀さんのフェイスブックのとある投稿に僕はコメントを入れました。
僕も悦子もブロックされてしまったので
スクリーンショットなどを貼ったり
一字一句正確な引用が出来ませんが
「アトピーの方だけでなく、炎症のある方はバター以外の乳製品を控えてね」
と投稿されていたのです。
2、3行の短い文章のみで
なぜ乳製品を控えなくてはいけないのか
根拠の提示はありませんでした。
こういった表現を
僕も悦子も非常に問題視しています。
職業柄、
たくさんの健康に関する相談を受けるのですが
「乳製品悪玉論」に感化されている方の数は
他のどの食材よりも
おそらくナンバーワンです。
いわゆる「代替医療・自然療法系」の方々は
根拠なく特定の食べ物を有害だとして
情報を拡散する責任を完全に舐めています。
(木俣肇クリニックは保険診療で運営しているので代替医療ではないですが)
人は必要な栄養素を摂取するために
「食べたい」と食欲が沸き起こるのです。
乳製品はしばし「中毒する」と言われます。
砂糖やコーヒーも同様ですが、
それは身体が幾らかを欲しているというサインです。
何かを断てば、不足した何かを足すように、人は行動します。
牛乳、ヨーグルト、チーズなどを身体が欲して食べていた方が
「乳製品悪玉論」に感化されて、それらを絶つとどうなるか。
乳製品は良質なタンパク質、ビタミン、ミネラル、脂肪の摂取源です。
特に脂肪に関しては、
日常口にする食べ物の中でも最優良と言えるでしょう。
過酸化を起こさない飽和脂肪酸が主成分であり
過酸化脂質となりやすいPUFA(多価不飽和脂肪酸)含有は極微量です。
では乳製品を健康上問題なく日常食べていた人が
情報に感化されて乳摂取を断った場合
必要だった脂肪分の摂取先を
植物油、豆乳などの大豆製品、ナッツ類へ求めるのは
非常によくある事です。
もし乳アレルギーが軽度にでもあった場合は
幾らかの期間で乳製品を経つことには意味があると思います。
しかし体内に炎症がある人が全て
乳たんぱくの吸収や消化に問題があったり
炎症を起こすほどの抗体を持っている訳ではありません。
本当は健康上何も問題なかった場合。
乳製品から摂取していた栄養素が
植物油や大豆製品に置き換えられた場合……
デメリットしかないでしょう。
無知な発信側の安易な発言が
意図も簡単に人々を洗脳するのを
僕らはよく知っています。
実際、その洗脳を解くことが
honoiroの主な仕事になっていると言えます。
間違った食の価値観を
無知な発信者や治療家に植えつけられ
一向に健康状態が良くならず
僕ら夫婦のセミナーに辿り着く方は
多数おられます。
間違った食の知識が刷り込まれ
何年も、何十年も続くことを
受け取った側の生活を変えてしまう事を
少し重く考えて頂きたいのです。
それで、
なぜバター以外の乳製品を
炎症がある方は控えなくてはいけないのか
その根拠を提示するように求めました。
既に僕ら二人ともブロックされているので
投稿を確認する事ができず正確な引用ができませんが
- 淀さん個人が乳製品を絶って快調だと自覚している
- 木俣肇クリニックでの臨床で患者に乳製品断ちをしてもらうと快方へ向かう
- 食事を作るのに乳製品は必要ない
- カゼインが問題である
概ねこの4点を根拠としてご返答頂きました。
みなさん、良いですか?
極めて当たり前で
しかしあまり認知されていない大事なことを書きます。
これらは乳製品が有害であるという確かな根拠を持ちません。
科学的な根拠も含まれていません。
特に①と③は話にならないです。
完全な個人の主観であり、何かを証明する要素がゼロです。
実際に体調が好転したような検査結果等があったとしても
それが乳製品断ちによるものなのかを証明するために
栄養学や生化学などのメカニズムからの説明、
疫学研究などのデータや根拠となる論文など
なんらかの「客観的な考察」を用意する必要があります。
②はデータを出す必要があります。
それも勿論、患者さんの状態が
乳製品を経つ食事指導によって改善されたのか
または他の要因なのか
きちんと切り分けの研究結果や考察を提示するべきです。
④に関してはここ数年で幅広く流布されている論です。
淀さんご本人からパンと牛乳をやめるように
患者に指導していると聞きましたし
クリニックにこんな本も置いてありましたから
おそらく最近の一般書などの情報を採用しているのだと思います。
僕らhonoiroは生命体のメカニズムを追求することを
プロという自覚を持って仕事をしております。
情報精査を毎日しているわけですが
この本は帯の文章だけでアウトです。
デタラメにも程があります。
例え出版社の意図であったとしても
これでGOを出す著者の精神はとても健全ではないでしょう。
僕らは中身を読んでいませんが
こちらにレビューがありましたので
お読み頂ければ良いかと。
「パンと牛乳は今すぐやめなさい!」(内山葉子著 ビタミン文庫 マキノ出版)への見解(第1報)
(一般社団法人J-Milk)
「人が消化できるカゼインはβ型だけで、α型は消化できない」など
本当に医学博士なのか?と疑わしいレベルの間違いも記述されているようです。
実際のところ淀さんが
こちらの本を参照にされているのかは不明ですが
とにかくカゼインが悪さをする根拠を提示するべきだと
それが医療従事者のマナーであると思っているとお伝えしたところ
そこでは返信が頂けず、その後に直メッセが来ました。
「マナー違反はあなたです」
「心外やわ」
「コメントを削除して」
と、まあ怒っていて冷静でなく、
話が普通に通りません。
論理的ディスカッションが不可能。
「根拠はあるけどFBに書けない事がある」
と述べられ
FBに書けないと仰る
カゼインが悪さをする根拠を
メッセージで頂いたのですが
FBに書けないと言うので
僕もここには書けません。
では詳細は書かないとして
どういう内容だったかと言えば
個人的な体験談だけを極めて主観的に考察したものでした。
わかりやすく例えを言えば
「私は厳格な糖質制限で症状が軽減し、血液データも改善しました。
だから糖質は悪い食べ物です。」
このような主張と同じ類のものです。
医療従事者なら
本来当たり前の認識を持って頂きたいのですが
このような主張は何の根拠も持ちません。
プロなら絶対に使ってはいけない表現です。
もう1点
「あれは私の大切な友達に向けて書いた」
ともお聞きしました。
そもそもの話、
僕は誰に向けていようが
「その情報が正しいという根拠はどこにあるのですか?」
と問いかけてコメントをしているので
論点がずれているというか
何が論点なのかも理解されない様子。
淀さんが乳製品に対して
悪い印象を持ち
悪いものとして発信される理由に
彼女がプリックテストという皮膚のアレルギー検査で
カゼインに反応したという過去があります。
しかしアレルギー反応が出るというのは
その食材そのものが悪いのではなく
本人の健康状態が悪いから反応しているのです。
近年は大部分の日本人が主食としている
お米のアレルギーまで増えています。
その原因としては
アレルギーがなかった時代のお米と比較して
デンプンの組成が違うとか
残留農薬による影響などがあるかもしれません。
しかし同じものを食べても反応しない人がほとんどなので
アレルギーを起こす人の健康状態が悪いのが主たる原因であり
お米という食品そのものが悪いわけではありません。
これは非常に重要な事です。
自分の身体に対してのみ有害なものを
万人に対して健康に悪いと判断し、発信しては、
一体事実はどこにあるか分からなくなります。
しつこく繰り返しになりますが
糖質をごく一般的な量を食べても気分が悪くなる人は
その人の長年に渡る生活習慣に問題があって
健康状態が悪い事が問題です。
糖質が悪い訳ではありません。
(むしろ最重要栄養素です。)
アレルギー問題も一緒です。
ですから、
「それは乳製品自体が悪いのではなく、
アレルギーは淀さんの過去の生活習慣に問題があったと思う。」
とお伝えしていたのです。
淀さんは皮膚での乳アレルギー反応だけでなく
乳腺、甲状腺、心疾患なども抱えているようです。
それらの慢性疾患が
過去の生活習慣になんの原因もなく偶然起るというのは
恐らく有り得ない話だと僕らは考えています。
勿論精神的ストレスが病気を加速させるのは間違い無いですが
実生活にも必ず問題があったはずです。
これに対して
「私の食習慣が悪かったと断定したでしょ?私貴方のクライアントでもないし、何たべてきたかしらないやん?」
と、食習慣なんて知る筈が無いので「生活習慣」と書いたのに、
読み間違えたのか知りませんけど、怒っていて話ができませんでした(汗)
で、その後にブロックされました。
(大人気なく、やりとりに関わっていない悦子まで。)
こちらは終始言葉使いを乱さず
ただ論点だけをディスカッションするように
臨んだにも関わらずです。
今回、このような残念極まりない事があったので
記事にさせて頂いてますが
木俣肇クリニックのみならず
このような現状が無数にあるのです。
どなたも健康に携わるプロとしての自覚がなく
ディスカッションは不可能で
感情論や個人の体験談に終始します。
「私の臨床上」という言葉は最も多く使われます。
しかしそれは非常にエビデンスレベルが低く
それだけで何かを決めて良いものではありません。
「炎症があれば乳製品をやめた方が良い」と
安易に表現するのはあまりに乱暴であり
原因と結果の履き違えです。
個人の体験談と主観でそのような発信をしてはダメです。
悦子は明らかに「皮膚に炎症がある人」です。
しかし木俣クリニックで受けたプリックテストで
カゼインに反応は出ませんでしたし
IgEテストをしてもまず出ないでしょう。
※別の一般的な皮膚科にテストへ行ったのですが、断られました。
こちらは先生が「IgEが出ても食事制限は必要ないし、
アトピーの原因と食事は関係ない」という理由で断られました…
代替医療とは真逆の世界で、こちらはこちらで問題あり(^_^;)
ただし小麦に関しては悦子はプリックで陽性、
IgEは小麦は検査してもらえて陰性を確認しました。
昨年末に受けたメタトロン診断では
自動追跡が入るほど状態が悪かった胃腸での食材適合チェックにて
ヨーグルトが上位(身体に合う)に表示されました。
僕も「ニキビ」という皮膚炎があります。
しかしプリックテストは乳製品に反応無し。
そして同様のメタトロン検査では
当時割とニキビが悪化していた時でしたが
脳でも
身体全体でも、1ページ目に「牛乳」が出ています。
身体が必要としているとメタトロンでは解釈しています。
※メタトロンに関しては客観性を持った情報の一つとして
ここに紹介しているだけであり、
この食材リストをそのまま鵜呑みにしないようにしてください。
メタトロンついてはまたいつかブログに書きます。
僕らのような
乳製品に対して健康上なんの問題もない人に対しても
炎症があれば乳製品を控えるよう勧めるという発信は
論理的にも、倫理的にも間違っています。
医療従事者であれば、なおのこと責任を自覚するべきです。
書くのもバカバカしい事実ですが
乳製品が慢性炎症の原因として何ら関わりの無いケースなど山ほどあります。
しかしこれについても
- 私の個人アカウントで表現の自由がある
- 私の特定の友人に向けたメッセージである
と淀さんはご主張されました。
①に関しては
健康に関わるプロとしての責任が全く感じられません。
これも日本人の抱える問題です。
論理的ディスカッションが全くできない。
感情論に終始し、本質を見つめる気がありません。
②に関しては直メッセするかその旨を書くべきであり
前述しましたが誰かが真に受けることを危惧してコメントさせて頂いたのです。
事実として、そのあとに「わかりました!ありがとうございます!」と数件コメントがありました。
しかもその中には整体師などの治療側も。
またそこから、連鎖的に根拠なき「乳製品悪玉論」が
じわじわと口コミで広がっていく訳です。
こんなにも
話し合う責任がある筈の大事なことでさえ
ディスカッションが出来ない人が
医療、治療現場には相当数います。
淀さんの運営する木俣肇クリニックは
ステロイドは使いませんが
代わりに抗アレルギー材と抗生物質を
治療手段として処方します。
そして、
それらの薬でアトピーの根本治癒が出来ると
クリニックに伺った時に断言されているのを
僕らはお聞きしました。
当然僕らは
「何年も多量にステロイドを塗布した方が
脱ステ後何年経っても皮膚症状が一切でていないという
症例があるのですか?」
と質問しましたが、特に患者を追跡しているわけでもなく、
症例があるという返答は得られませんでした。
完全な根本治癒しているかどうか
淀さんご本人も症例を知らないのに
何故か抗アレルギー剤と抗生剤が
アトピーを根本治癒するのだと
断言しているのです。
これは治療業界の最も大きな問題です。
特にアトピーに関して
どれだけステロイドを塗布してきたかで
治る、治りにくいの差が激しいです。
というよりも
悦子くらいの塗布歴(20年)で
脱ステ後に全く症状が出ていない人を
僕らはただの一人も出会っていません。
僕らが知らないだけかもしれませんが
同じく関西で脱ステで有名な病院の方に
そのような完治した人を知っているか、と訪ねたら
「それは無理ではないか」という返答を頂きました。
それくらい長期間ステロイド塗布が原因のアトピーの
脱ステ後の根本(完全な)治癒は
可能かどうかも分からないレベルなのではないでしょうか?
苦言ですが
感情で怒って話も出来ない方に
患者の状態を正しく分析することなど不可能です。
情報精査も無理です。
繰り返しますが、淀さんだけでなく
こんな方、もうこの業界にいっぱいいます。
- 自分が善意に満ちていて尊い活動をしていると思い込んでいる
- 善意のもとでは何をしても良いと思い込んでいる(善悪論が思考のベース)
- 教祖化していて誰も忠告をする人がいない
- 「私の臨床上」と「自分の体験談」が判断のベースにある(事実を真面目にリサーチする気がない)
上記要素がだいたい皆さん共通しており、僕はこの状況を憂いています。
特に③が問題です。
その他は一般人であれば「ただの変な人」でスルーされる話なのですが、
③の影響で勢力をどんどん増していきます。
占星術に関しての理解がないにも関わらず
占星術から宇宙の真理を発見したと豪語する
エレメントマトリックス®️という理論を振りかざす
有馬陽子さんもまた違った意味での乳製品悪玉論を振りまいています。
以下フェイスブックからの引用ですが
生クリームは 乳41%以下は 食べません。
あと もちろん 植物油脂入りのホイップクリームも 食べませーん
どうして?なのかの理由は
投稿や ライブや 講義で ねー!
Love Vani
僕は1年講義に通い全て出席しましたが
41%以下の生クリームを食べない方が良い根拠を聞いた事が
ただの一度もありません。
それどころか
「ヨーロッパの生クリームは脂肪分70パーセントが普通」とか
ぶっ飛んだデマを平気な顔をして流す始末です(滝汗)
彼女は「牛乳は完全牧草育ちのものしか私は飲めない」と断言する一方で
生クリームは脂肪分濃度が高ければ何でも喜んで食べます。
この矛盾は少しでも食の知識があればすぐに分かる事です。
僕は写真内で彼女が食べている生クリームのメーカーである
大山乳業へ出荷している酪農家さんを現場取材した経験がありますが
現場情報は彼女の乳製品論と全く一致しません。
彼女は見過ごす事が出来ない程に
自分の主観によるフードファディズムを繰り広げます。
有馬陽子先生の歴代セミナー集客レコードをつくってしまった
2017年の名古屋公演で
「卵の白身は食べなくても良い」
と発言された悔しさは未だに忘れられません。
しかもその理由が
「英国の貴族が使うエッグスタンドは、卵の黄身だけスプーンですくって食べるもの」
という謎極まりないものでした(号泣)
しかし完璧なまでに「教祖化」しているので
講演に来なかった人まで数日後には
「卵の白身は食べない方が良い」と刷り込まれた人を知っています。
情報発信に責任を持って頂きたいです。
今回も、信者には「生クリームは42%以上が良い」「大山の生クリームは良い」と
インプットされた事でしょう。もちろん誰も真っ当な根拠を説明することはありません。
生産者や食べ物に敬意を払って頂きたいと真に思います。
***********
はい、こんなことばかり書いていると
あいつ性格悪いなと思われるのは承知のことですし
僕も書いていて面白くないですよ。
こんな記事に時間を割くのは残念極まりないです。
でも今回の件をきっかけに
ひとつ明確に指摘させて頂こうと思って書きました。
乳製品をトピックとしましたが、この問題は乳製品の事だけに限りません。
- 自分の存在が善であると思い込むことから発生する不勉強と無責任さ
- 治癒の定義を明確にせず、私が治していると豪語する教祖の傲慢さ
- それを取り巻く信者の問題
- 現代医療に疑問を持った人達が広めるフードファディズム
この問題に皆さんにも気付いて頂きたいのです。
日本ではいわゆる「代替医療、自然療法、自然派」などに属する人達に
このような問題を指摘する人が皆無です。
淀さん率いる木俣肇クリニックの治療方針に対して
僕も悦子も何ら文句を言う気はありません。
むしろ、ステロイドを処方する以外ない一般病院が殆どという現状、
素晴らしいと思いますし、実際に悦子の皮膚の講座で紹介もさせて頂いてました。
Vanillaさんに関しても、自然療法のアイデアを出すことに特に異議はありません。
しかしお二人とも共通しているのは
上記に書いたような問題です。
本当の意味での謙虚さのかけらもなく、全て感情論に終わる。
そしてやたらと自分の活動を世に広める事が善だと思い込んでいる。
その前に、基本的な事実確認や勉強をするべきであり、
論理的なディスカッションが出来るような精神性と知性を身につけるのは
人を診る仕事をするなら義務だと思います。
現代医療を批判してビジネスをするのであれば
ご自身も情報発信や治療に筋を通さなければ
世の中は混乱していく一方です。
皆さん「世の中から苦しむ人が少しでも減りますように」みたいな
綺麗なイメージの言葉で自分に酔っていますが
絶対に減りませんよ。そんな無責任な行動を取り続ける限り。
根拠なきフードファディズムが新たな病人を必ず生み出します。
根拠なきフードファディズムで世の中の情報を混乱させていることが
食の安全などが改善されない事の「最も根底にある問題」だと思ってます。
いわゆる「一般的な人達」には、恐らくこう思われているでしょう。
善意のバカは本当にタチが悪い。バカにもいろいろあるけど、自分がいいことをしていると信じて疑ってないから、なにを言っても耳を貸さない。つまり、バカの中でも止めようのないバカという意味で最悪です。(西野亮廣本文より)
Amazonの商品紹介より抜粋しました。読んでませんし、好きでもありませんが、的を得ていると思います。
こちらも合わせてお読みください。
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生化学セミナーの告知が遅くなっていますが
鋭意製作中、今月中にはなんとか第一報を出したいと思ってます。
4月、5月の第1回では「エントロピー」についての講義をします。
牛乳が健康に良いか、悪いかと言う問題の判断は、実はかなりの「応用的」知識です。
それは「基礎的な」知識がなければ判断不可能な問題です。
基礎としてエントロピーについて講義します。
その他、自由エネルギー変化(生化学の基盤)、酸化還元、酸とアルカリ
電子の流れなどについて今年の一連のセミナーでお伝えします。
これらは全て「基礎」です。基礎こそが難しいです。
しかし基礎が分からなければ、応用の理解は不可能です。
難しくても、やる気さえあれば主婦でもわかる!を目標に掲げて作成に励んでいます。
(医療従事者より賢い主婦は多数いますので、主婦でもというフレーズは失礼ですが)
「生命維持の基礎」の揺るがない基盤となる情報を提供します。
スケジュールはこちらです。
ぜひご参加を検討して頂ければ嬉しいです。