占いと健康に共通する問題 〜安易な考えならば知らない方がマシ〜 ②

はい、前回の続きです。
長いですけど、大事なことを書いてます。

 

まず一部の占星術家とか
もっと一般的なレベルの星占いとか

 

前提として誤った認識があります。

 

それは

 

  • 太陽星座は生まれ持った自分の性格
  • 太陽星座は基本的な行動パターンを示す
  • 月星座は心の内面を表し、本当の自分

 

みたいな事です。

 

これは一部正しくて
一部間違っています。

 

ハウスとアセンダントの理解は重要【占星術ブログ④】

 

以前も記事にしていますが
「生まれ持った個性」
「全ての行動の動機となるもの」として
もっとも適合するのは
アセンダントという感受点になります。

 

出生時間によってアセンダントは4分に1度ずつ移動し
2時間でひとつ星座が変わります。

アセンダントは「1ハウス」という
「自我(アイデンティティ)」を決定するハウスの始まりです。
そこからチャートは始まり
2〜12ハウスへと続きます。

ホロスコープチャートの構造的に
疑いなくアセンダントがもっとも強く
「個人の生まれ持った性格」を表す事が分かります。

 

太陽とは人生を切り開く方法であり、
こうありたい自分英雄像と考えるのが適切で

 

月は、人生を開拓する太陽を養うものです。
それが快や不快といった感情や生理的な感覚、
趣味やプライベートの過ごし方に反映されます。

 

月は
少しアセンダントに似たようにも感じられるのですが

決定的に違うのは

月は端的に言えば「安らぎ」の在り方です。

 

ではアセンダントとは
心理占星術家リズ・グリーンの言葉を借りれば

 

  • 世界を知覚する方法
  • 物の見方(レンズ)
  • 魂の自己表現の場

 

という解釈がなされ
つまりは一個人の持つ世界観であり
それゆえに広範囲に行動の動機になり
原始的な欲求になるものです。

 

つまりそこに
個人の本質がもっとも大きく存在し
抑圧されたり
誤解されては
人間関係において
または生き方において
問題となる部分が存在します。

 

僕がこのアセンダントの意味を始めて認識したのは
杏さんの「12星座のトリセツ」セミナーに参加したあと
主催の代替医療師Vanillaさんと
渋谷のレストランで昼食を取りながら
占星術談義に花を咲かせていた時の事です。

 

杏さん「占星術ではアセンダントが最も強い影響を持つとされています(キッパリ)」

 

と発言され

 

Vanillaさん「え、、、じゃあ私は蠍座の上にガッツリ乙女座が乗っかってるって事??」

杏さん「はい」

 

という会話を聞いた瞬間。
今まで辻褄の合わなかった事が腑に落ちました。

 

Vanilla先生のプライベートや表面的ではない性格をよく知っていて
さらに占星術の解釈をある程度分かっていた場合
「アセンダント蠍座」に納得しない人はいないでしょう。
もしエレメントマトリックス®︎論を盲信しているので無いならばです。

 

同時に、僕自身が射手座という
「火のエレメント」を本質的に抱えている人間であるという事に
深く納得しました。

 

その時点で占星術について
エレメントマトリックス®︎しか知らなかった僕は

 

太陽が山羊で、月が牡牛なので
完全に「土」の人間であるとカテゴライズされており
もちろん土の要素を強く持っている事に
間違いはないので納得はしつつも
どこか腑に落ちない感情が拭いきれないでいました。

 

その後Vanilla先生からFBページへの執筆を依頼された際

「事務局のearth(土)という名前で記事を書いて」

と伝えられた時に激しく感じた嫌悪感も
はっきりと理由が分かったわけです。

 

自分が最も強く認識している自分(自我)のなかに
射手座という火がメラメラと燃えているのを
自分でよく理解しているからです。

山羊座の太陽にしても1ハウスに在室しているので
そこは本来は牡羊座という始まりの「火」の場所。
「牡羊座風の山羊座」として人生を切り開くような
行動をとる傾向になっていきます。

 

10天体に魚座どころか水のエレメントが一切なくても
さらにはアセンダントが水瓶座であっても
1ハウスに魚座が完全におさまっている場合
「自分の性格は魚座が一番合っている」と
感じている人の話は以前記事にしました。

こちらは僕と同じ12月26日生まれの方のチャートです。
太陽は山羊(土)、月は天秤(風)。

 

僕の講義にご参加頂いた方ですが
誕生日が同じだから性格が似ているのか?
と言われればお互い「全然違う(笑)」と
言うことでしょう。

 

この方はVanillaさんのエレメント講義にも出席された方なのですが

 

「太陽星座でも月星座でもないのに、なんだか水の性質に近いところがあるんだよなと不思議に思うことがたまにありました。」

「『土は○○を食べても平気』とか肌質や代謝の話を聞いてもしっくりこなかったりする。」

「一度信頼してしまうと、流されやすいし、そして依存しやすいです。」

「ブレない軸を持つことは常に自分の中で課題。」

 

と僕に仰られています。

 

これは月が天秤座と言う理由ではなく
アセンダントが蟹座(水)
1ハウスも完全に蟹座である事が
主たる理由でしょう。

 

太陽も7ハウス(もともと天秤座の場所)でディセンダントと合ですから
太陽が1ハウス(もともと牡羊座の場所)の僕とは全く違う人生の切り開き方をしていく訳です。

 

太陽も月も「火」であっても、
サビアンやアセンダントによって
その性質が出にくくなるという実話も
占星術ブログ⑦でお伝えしました。

 

サイン内の幾何学的なシステム〜サビアンシンボルとドデカテモリー【占星術ブログ⑦】

 

我が家の息子、もうすぐ3歳。
太陽も月も水瓶座(風)です。

完全に、風の人だと思いますか?
いえいえ、今現在は月の発達年齢域ですが
「アセンダント蠍」が彼の本質的な性格であると
僕も悦子も感じています。

 

水瓶と蠍では
取るべき対応の仕方が全く変わってしまいます。
これを勘違いしていると
当然子育ては上手くいきません。

エレメントマトリックス®️など
知らない方が良かったという事になるでしょう。

 

このようなケースは
リーディングを重ねれば
ゴロゴロ出てくる訳です。

 

太陽や月の星座
ましてやもっと大きな枠のエレメントでは
とても読みきれない部分があるのが占星術です。

 

それでも

 

エレメントマトリックス®︎だとか
12星座のトリセツ的なものを

 

太陽や月の星座に当てはめて
「当たるんですよ」という人がたくさんいるので
こうやってブームになっているのですが

 

これには明確な答えがありまして
まず一つ。

 

いくらかが当たっているのは当たり前です(笑)

 

だって天体では
太陽と月が最も色濃く個性として出ますから。

特に太陽は「仮面」や「表向きな顔」ですから
目に見えてよく分かる部分です。

 

でも大切な人との人間関係においては
なかなか見えづらい部分を理解する事が大事なのではないでしょうか?

 

本質的なところを理解し合うことで
人は強く信頼関係を結ぶことができます。

 

さて当たらないものが当たっているとして
世の中に広まってしまうもう一つの理由はこれです。

 

世の中には
自分のこともよく分からない人が沢山います。

 

または
本来分かっていたつもりが
誤った情報を刷り込まれて
分からなくなってしまった人も
沢山いるのでしょう。

 

分かりやすい例として
エレメントマトリックス®️という
占星術をベースとした理論を体系付けたVanillaさんご自身が
自分が蠍座の性格を強く持っていると理解していない様です(滝汗)

 

もしくは
元々はそんな気がしていたのに
理論を誤って覚えた為に
分からなくなった可能性もあります。

 

これは健康に関わることでも「あるある」な話で
元々美味しくて元気が出ると思っていた甘いものが
砂糖悪玉論が刷り込まれる事により
有害なものへと認識が変わっていく事に似ています。

そもそもVanillaさんご自身も公言されていますが
占星術をあまり勉強していませんし
長年のスタッフに誰一人占星術の知識がある人間がいません。

 

Vanillaさんの集客レコードを記録させて頂いた
2017年10月の名古屋公演の打ち上げの場でも

 

「Vanillaさんは蠍座を強く持った人です」

 

と皆の前で発言したら、
スタッフ達とご本人から激しく全否定されました(^_^;)

 

これは占星術を少しだけでも勉強していたら
「そうかもしれませんね」となるような
ごく当たり前の話なのですが。

 

他の占星術師で

 

「公の顔を生ききれば、太陽が自分の性格になる」

 

と仰る方もおられます。

 

しかしこれはあくまで
占星術家が感じた主観であって
今まで読んだ書籍の中に
太陽を強く発揮すると
アセンダントが相対的に弱ったり
本来の意味を失うかのような記述は
見たことがありません。

 

このような話も

 

  1. 占星術家がうまく読み取れていなかったり
  2. 占いの受け手が自分のことを分かっていなかったり
  3. 占いの受け手が占星術家に同調していたり

 

いろんな可能性を考えなくてはいけません。

特に③に関しては僕自身もそうする事なのですが
せっかく読んでくれたのだからと
なるべく「当たってますね」と同調します。
その場の空気と人間関係をとりもつためです。

 

また最近自分でも人と会った時に
簡単にリーディングをさせていただき
些細なことでも「当たってるー!」とか
みんな言ってくれるんだよなぁと感じています。

 

「当たってます!」を鵜呑みにしない姿勢は
占星術家や読み手にとっては大事です。

 

そもそも占いって言い回しを工夫すると
誰にでも当てはまり、当たっていると言われる確率が高くなる
みたいなテクニックもありますから。

これは占いビジネスの構造を良く表している図です。

 

外れていることは無視され
当たっていることだけが
占い師と占いを信じる人々の間で強化され
それがまたメディアやネットを通して伝染していく。

 

アセンダントやMCは
占星術の世界では非常に重要な意味を持ち
太陽や月よりも影響が大きいと言われる方も
かなり沢山おられる様です。
占星術系のブログなどを読んでいても散見されます。

 

ではなぜ
この重要性が認識されないのかと言えば
実用性がないからです。

 

出生時刻が分からないとダメというような
参加する側も占う側も面倒なものは
ビジネスとして成立しません

 

はい、ここで記事の趣旨をまとめます。

 

このような問題は

  • オメガ3/6バランス
  • 糖質制限
  • マクロビオティック
  • 腸内細菌バランス論
  • 牛乳や砂糖悪玉論
  • ファスティング理論
  • オーソモレキュラーとメガビタミン

流行りの食事法の様に
意味があるか不明で
効果も認められてはいないが
専門用語を並べ立てられれば
患者は理解不能で為すがまま

 

治癒効果が高いかどうかも不明だが
口コミで強力に拡散され
どんどん伝染していく

 

そんな健康業界の問題と全く一緒だと感じています。

 

これらは発端として
発信側に生化学や代謝の知識や
俯瞰するセンスがない事
長期的に観察する責任を追わない事
ビジネスや保身に走ってしまう事などが
問題の根っこに存在します。

 

根拠が無いにも関わらず「私の臨床上」のような
事実として証明する力を持たない言葉を乱用し
あたかも正しいかのように広められていく。

 

受け取った患者が
根治したかも分からない段階で
素晴らしいものとして広めていき
一定の被害者を出しながら
どんどん拡散されていく。

 

占星術も同じです。
人は意外と自分のことすら分からない人が多く
なおかつ
占星術を読む知識がなければ
容易に洗脳される可能性もあります。

 

僕はエレメントマトリックス®️的に言えば土/土の人。
悦子は風/風の人です。

 

もちろん太陽は積極的に外へ出していくので
特に仕事において僕は土、悦子は風の色は強く出しています。
これは当たり前。

 

しかしお互いのパートナーシップとか
仕事においての方向性を考える時に

僕は射手座という火の人間で
悦子は乙女座という土の人間であると

その認識がなくては占星術は役に立ちません。

 

僕は射手座という生まれ持った個性に基づいて
今まで興味の対象はボーダーレスに
そして抽象的な思考を繰り返して生きてきたので
射手座の性質を「能力」として持っています。
だから占星術セミナーも仕事に出来るわけです。

 

悦子は、このブログを読み返しても
人生遍歴を遡って見ても鮮明に理解できますが
僕よりもよっぽど1本「健康と癒し」をテーマに
ブレずに、芯を持って活動している事が一目瞭然です。

 

僕のように
占星術だの
整体だの
家づくりだの
ファイヤーダンスだの(仕事させてもらっていた事がある 笑)
電磁波だの

一切浮気することなく

アトピー、ステロイド、予防接種、
それに悩むお母さんと子供達

 

看護師時代は、病気を抱える人達

 

健康や奉仕というテーマ1本です。

 

これは紛れもなく乙女座(土)の性質です。
ただそのアウトプットの仕方が
太陽の水瓶座的であったり
MCの双子座という風のテイストが強いと言う事。

 

しかし中身には乙女座という土が
いつもブレる事なく鎮座している。

繰り返しますが
これは悦子に会った事がなくても
ブログを読むだけで
にじみ出ていることがハッキリ認識できるほど
強く持っている性質です。

 

これが分からないと
本当にクドイですけど
占星術や占星術風理論など
知らない方がマシです。

 

ただ目の前の人間を
注意深く眺め
誠実に接することに務めた方が
よほど健全。

 

占星術が面白いからこそ
この現状をなんとかしたいと思って
ちゃんと「読み方」を伝えるセミナーを立ち上げました。

 

エレメントマトリックス®️に関しては
万物に4元素に当てはめて
何か自然療法に採用してみようという
「アイデア」に関しては
特に苦言を呈する気はありません。
(妥当性については疑問がありますが。)

 

また占星術とは別の話で
オメガ3や果糖に関する崎谷先生の理論を
世の中に広められた実績は
評価できるものだと思います。

 

しかし「人の心」については
太陽星座と月の星座で判断してしまうのであれば
知らない方がマシというレベルのものであることは
再度ここに明言させて頂きます。

 

血液型診断で
「A型はみんな几帳面です!」
というレベルと、なんら変わらないでしょう。

 

12星座のトリセツの様な情報を
パートナーや子育てに安易に当てはめるような考え方も
非常に危ういです。

 

それは占星術の仕組みを全く無視していますし
不適切なメジャーで人を測った時に
信頼関係は壊れます。

 

「トリセツ」という概念を
気軽に実生活に持ち込もうとするのは
Google検索が当たり前になった現代的な発想です。

 

安易なものは、すぐに壊れます。

 

******************

書き切れませんでしたが
一個人の性格や行動傾向を丁寧に読み解くには

  • 10天体
  • 12サイン
  • 12ハウス
  • アスペクト
  • アセンダントとMC

などの必須要素以外にも

  • アセンダントのルーラーのサインと在室するハウス
  • アンチバーテックス
  • プログレス(進行法)

なども考慮に入れる必要があります。

 

特に「アセンダントのルーラーのサイン」
かなり大きな影響力を持つでしょう。
覚えておいてください。

(それだけアセンダントが大きな影響力を持つという事です)

 

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詳細は下記記事をチェックしてください。

少人数制の占星術セミナーを始動します【大阪/京田辺】

 

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藤原 悠馬生化学講師、
EMFA1級電磁波測定士、整体師

「症状と食事を読み解く生化学セミナー」主宰。細胞レベルの代謝、病理、自然界、食文化を縦横無尽に繋ぐ他に類を見ない俯瞰力と圧倒的なリサーチ力、分析力が話題を呼び、全国から多数の現役医師、治療家、美容家、栄養士、料理人、ボディインストラクターなどの健康・治療業界のプロから一般の主婦までがセミナーへ集う。どこにも所属しない、日本で唯一のフリーランスの生化学講師。MCサビアンシンボルは乙女座29度「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」。知識の中に留まる事なく実践と行動から現実と知識に架け橋を作り続ける。

藤原 悠馬ブログYuma's Blog

健康を知ること
= 自然の法則を知ること

藤原 悠馬生化学講師、
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「症状と食事を読み解く生化学セミナー」主宰。細胞レベルの代謝、病理、自然界、食文化を縦横無尽に繋ぐ他に類を見ない俯瞰力と圧倒的なリサーチ力、分析力が話題を呼び、全国から多数の現役医師、治療家、美容家、栄養士、料理人、ボディインストラクターなどの健康・治療業界のプロから一般の主婦までがセミナーへ集う。どこにも所属しない、日本で唯一のフリーランスの生化学講師。MCサビアンシンボルは乙女座29度「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」。知識の中に留まる事なく実践と行動から現実と知識に架け橋を作り続ける。