ビジネスについて回る「パクリ問題」。
それについて、悠馬くんがブログを更新しています。
情報ビジネスの場合、お金を出して講座を受講し、そこでの講座資料や内容を自分の講座に反映することはパクリなの?
そもそも、そのためにお金を出して講座に出ているんじゃないの?
と考える方もいると思います。
私もそう考えていました。
①過去の予防接種講座は、反ワクチン系の講座に参加したものをまとめたもの。②その後の自然療法スクールでも、オンラインで自然療法の学びを得て、そこでの情報も講座に取り入れ、自分の商品として提供していました。③その後は代替医療界隈では著名な方の講座に出ていることをブログで綴り、それを自分の商品価値にしていました。
①に関しては、当時、反ワクチンの講座に参加したことをまとめたものです、と謳って講座を行っていました。そう公言していたことはよかったのですが、ここでの問題点はその情報を精査する意識がなかったことです。
②に関しては、講師の方には講座に使うことをお伝えしましたが、当時、SNSでオープンにすることはありませんでした。SNSにアップしなかったのは、わざわざ私の元に受講する意味がなくなる、という自分の利益を守りたい心、疾しさからです。つまり公表することに自分にとって利益がないと判断した結果でした。
③これは代替医療師バニラさんがいい例で、バニラさんのところで学んだと明かすことは私にとって利益があることでした。当時は今のようにオンライン講座もなく、愛知で講座の開催もなかったため、バニラさんの年間講座を受講していること、それを謳っていることが私にとってのメリットになりました。
つまり、公表するのは自分に利益があるから。
公表しないのは自分に利益がないから。
いずれも自分の利益のための前提には変わりなく、だからこそ問題なのですが、それについては後ほど解説します。
ただ、今まで私が講座を受講し参考にしてきた講師の方々も同じようにどこかで学び、そこで知り得た情報をその人なりにまとめたものが大半です。
これは一見、オリジナルと思われたバニラさんや崎谷先生も同様でした。
むしろそれが世の中の一般的だと思います。
それに対し、悠馬くんは崎谷先生から生化学の学びを得ていることを当初から公言していましたが、そこでの情報を鵜呑みにすることはなく、何事も自分で考え、論文も読み、辻褄が合うかを徹底的に考え続けていました。彼の中では当たり前のことのようでしたが、このように行動する人って、なかなかいないと思います。
そして2019年に開催された「エネルギー代謝学」セミナーは彼のオリジナルな講座です。
このエネルギー代謝学(生化学)セミナーだけでなく、占星術、タイムウェーバー、メタトロンについても、そこでも既存の考え、解釈などを鵜呑みにすることなく、多くのことを発見し続けてきました。
その結果、タイムウェーバーの致命的なバグも発見し、ドイツ本社に掛け合い、正確な分析ができるようになり、現在のセッションを行えるようになりました。それについてはこちらに綴っています。
今後、メタトロンに関してもブログに綴っていく予定です。
12月18日に開催した「自然治癒はハチミツから」Theリアル質問道場セミナーも、この界隈では著名な二人(崎谷先生、バニラさん)が提唱していることに、初めて科学の土俵でここまで明確に意見を言ったのは彼が初めてです。
科学、生化学を愛するからこそ、科学を自分の都合のよいように湾曲していることに対しての問題提起をしています。
こちらの講座は現在アーカイブ配信中、2月19日までとなります。
そして2019年の「エネルギー代謝学」を開講。
その時の私たちにとって残念な出来事の一つ、臨床栄養医学協会、小笹くんのパクリ詐欺問題でした。
彼の視点の広さ、俯瞰力は健康業界では類を見ません。
ここまで徹底的に何事にも向き合う人もそうそういません。それは今までのブログから明らかだと思います。その結果、彼の講座の信頼度は高まっているのだと思います。
でも私たちのような弱小個人事業、受講していることや紹介するメリットはないと判断されることが大半です。むしろ「秘宝を見つけた!」という具合に同じ業界の人が申し込まれ、どこで学んだとは公表することなく、自分で俯瞰力を身に付けたかのように発信していく、ということが何度も繰り返されてきました。
…と書いていますが、私はそんな彼の仕事や物事に対する考え方を理解しようとする意識が欠けていました。
最初に書きましたが、元々は私も色々な講座に出て、それらをまとめたものを自分の講座として提供し、それで自分の仕事の評価を得てきていたわけです。
そのように形にしていることで「自分で生み出したもの」という認識でした。
だからこそ今回のような小笹くんや、崎谷先生、バニラさんなど、彼が問題点を指摘するたびに、私は指摘された側の人と共鳴し、その結果、悠馬くんへの敵意を強めました。
彼が生み出したり発見してきたことへの多大な労力や、その価値を理解していなかったわけです。
そして、そんな自分を否定できずにいました。
その状態で仕事をすれば、影響が出るのは当然です。それがここ数年。
例えばタイムウェーバーのプレゼントステート分析は、文脈が非常に重要になります。といってもそれは、「問い」と「答え」の文章の意味を合わせるという、単なる国語の話です。そういった基礎的なことさえも、私は自分で間違いに気がつくことができない状態が続いていました。
あまりに続くことで、流石に呆れて指摘をされるわけです。でも、それがまた私は怒りに変わり「なぜそこまで馬鹿にするんだー!」「そこまで求められても無理ー!」と切れる。
繰り返しますが、生化学の細かい機序を理解していないとか、占星術の複雑な内容とかではない、といったハイレベルな内容を理解しろと求められているわけではありません。
その時によく私が口にしていたことが「わざと(間違いを)したわけではないのに!」ということ。
意識的に「よし、今日もミスをしよう!」なんて思っていない。なのにどうしてわかってくれないの?と主張していました。
これは小笹くんも一緒だと思います。意識的に「よし、藤原さんの内容をぱくっちゃおう!」なんて思ってなく、むしろ無意識にやってしまったと思います。
意識的じゃないからこそ「どうして、わざとしているわけじゃないのに、そんな指摘するんだー!」と指摘されたことに反抗していました。でも無意識にやっているからこそ、問題であること、この真意を理解するまで時間を要しました。
普通に考えればだめだよね、ということを無意識にやってしまっている、無意識に自分のことしか考えられなくなっている、だからこそ問題でした。
私はこの意識の根底に「愛する」ということが関係していると思っています。
愛するということを放棄した結果、こうして無意識に自分の利益ばかりを優先する行為に陥るのだと思います。
自分の利益のことばかりを考え「自分」「自分」に陥っている状態では、他人がどうなろうと関係ありません。そして他人の好意もわからなくなってしまいます。自分しか視点がないからです。
科学に対しても同様だと思います。
もちろん自分へ視点を持つことは当然のことで、自己愛は必要です。でも、その自己愛が過剰になっている状態は、現代特有の多くの人が抱える問題だと考えています。
そして、これがこのパクリ問題の理由の一つだと思うのです。
今回はパクリ問題でしたが、その根元は「私ばっかり」という自己への愛が過剰になっている状態。
そこから脱するには、愛するということを能動的にすることが一つの手段だと私は考えています。
でも、愛するということは簡単ではない。
結婚しているから、パートナーがいるから、子どもがいるから、愛することができているという簡単なものではないのですよね。むしろ愛することができていなければ、結婚してもパートナーがいても家族ができても利己主義が膨れるだけになってしまう。
過去にも何度も紹介しているエーリッヒフロムの著書「愛するということ」は指南書になります。
でも、私はフロムのこの本を何度目を通しても「よし、理解した!」いう感覚に至りませんでした。
方法論のように書かれていなことや、箇条書きではないことが要因…と思っている時もありましたが、そうではなかった。私にフロムが書いている、愛するということに対して共感できるほどの意識が欠けていたからです。つまり愛することを実践することがなかったから。
フロムを通しても、改めて本当に大切なことは方法論では語れないのだとも実感しています。物事の本質は小手先なことじゃないのですよね。
だからこそ私は「愛されないと愛せない精神。」とタイムウェーバーから指摘され続けました。特に女性器関連の症状の原因で指摘されてきました。
愛する対象は人だけじゃなくて。
自分で生み出すものを愛しているか。その経験がないと、心血注いで何かを生み出したり、取り組んだことへの想像が及ばなくて。そうして生み出されたものに対して軽率に考える。その価値や重み、奥行きを想像できないのですよね。
もちろん人とも本気で対峙したことがないと、人との関係も軽率に考える。
私はそうやって生きてきたので、タイムウェーバーにそれが問題だと何度も指摘され続けたわけです。でも、愛することを能動的にすることを放棄し続けた私は「愛するって一体なに?何をどうしたらいいの?」という気持ちも常に一緒に居続けました。
でも、今回の小笹くんブログは私にも通じるところがあり、この数年の私の何が問題だったのかを改めて認識することになりました。
なんとその結果、胃痛が発生。発熱はないので感染性の可能性は極めて低いにも関わらず、嘔吐するほどの胃痛が起こりました。
ということでタイムウェーバーの分析結果です。
「羞恥心。」「拒否反応。」「ここ数年のこと。」
…この結果も自分では導き出せず。「羞恥心」というキーワードは悠馬くんの分析結果です。
タイムウェーバーセッションではクライアント様には厳しい結果をお送りしているのに、自分のことになると無意識に厳しい結果からは回避してしまう。
でも、羞恥心というキーワードから、一体何に?というところを分析を続け、上記が的中レベル中という高い結果でした。
タイムウェーバー、やっぱり恐るべしです。確実な結果をこうして導き出します。そして病は気から、とは言いますが、本当にその通り。
私がメタトロンやタイムウェーバーを扱いだして精神が乱れたのは、自分自身の問題が顕になったことは大きな要因ですが、何よりもそうして人と本気で対峙することに今までの人生で逃げてきたから。
こうして真剣に対峙することで、目の前の人に、自分に逃げられなくなり、そこで自分の劣等感や恐れが湧き上がった結果だと思います。それを悠馬くんにぶつけ続けたわけです。
こういったことを認識し、自分中心主義から脱却なくては愛するということは出来ないと思っています。
胃痛までも起こして!?と思うかもしれませんが胃痛を起こすほど、自分にとって最もみたくない部分だとも言えます。
でもそれを乗り越えなければ、いつまでも劣等感や恐れが心の奥底に居座り続け、自己愛過剰からは脱却できない。自分で自分の首をしめつづける。家族も巻き込まれる。
そうじゃない生き方をしている悠馬くんに惹かれたのは「そんな人生いやだ」という私の無意識の結果です。
男女の関係でも付き合った人数が多いと、まるで恋愛マスターのように思いがちですが、本当に愛するという経験したかといえば違います。それと同じ、たくさんのことを学び、資格をもっている人が、実は何も身についていない、ということはよくあります。
一人の人と、物事と、とことん向き合きあい追求することで、世界は広がる。
私は悠馬くんと一緒にいて、物事の捉え方、考え方に毎日刺激を受けています。ほんと毎日。笑 濃厚な日々です。だから時に(いつも?)反発していますが、結局、深い関わりを求めている。
こうして本気で科学に向き合っている人と、人間の、生命の仕組みを真剣に学ぶ機会、安易な情報が溢れかえっている世の中だからこそ必要だと思うのです。
他のどこでも得ることの出来ないセミナーです。
生化学というツールを通し、ただの情報ではない、物事の考え方、本当の俯瞰力を学んでいただけるセミナーになると思います。ご参加お待ちしています。
タイムウェーバーセッション、1月は満席、2月以降ご予約可能です。こちらもお待ちしています。