山本太郎さんの政見放送を見て思った事

お久しぶりです。

山本太郎さんの政見放送を見て
少し文章を綴りたくなったので書いてます。

昔は割と熱狂的に応援していたんですが、
放送を見て、結構自分は性格が変わってきたのかなという
心境の変化がありました。

こんなトークで政見放送は始まりました。

許されるとか、価値があるとか、
一体何を基準に?とは思いますが
僕は、山本太郎さんの3つの問いに対して
全て「NO」と答えるでしょう。

逆に、全てに「Yes」と即答する人は、
地球環境に対する謙虚さや関心が無いのか
または自分で努力する気が全く無いのか
かなり性格的に問題があるのではないかと考えます。

詳しくは動画で全てを拝見して頂きたいのですが

政見放送や、街頭演説を拝見すると
「弱者が守られ、全ての人の尊厳が守られる社会を作ろう」
と主張しているように感じられます。

確かに、金にならない、ダイレクトに国益が向上しないような物事は
無視されがちな社会だと思いますから、
山本太郎さんに同調できる部分は少なくありません。

しかし全体的に違和感が拭えず
このような主張が実現したところで
皆が幸せに豊かに暮らせる未来は実現し得ないと
僕は感じるようになりました。

 

今回、2人の難病と障害を持つ方を候補者に立て、
れいわ新撰組は選挙に望んでいます。

国会という場が健常人にのみ対応した作りである事に異議を唱え
障害や病気を持つ当事者が国政の現場に入る事により
ニーズを的確に捉えて法律へ反映し
皆に優しい社会がつくれると。

これから迎える超高齢化社会と、増えていく障害者。
候補者のひとりはALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を持ちます。
そのような方々は、今後日本で益々増えていくでしょう。


社会活動をするのにハンディキャップを負ってしまった方々と
生活が経済的に追い詰められている方々と
全て「弱い立場にある人達」と捉えて、「守っていく」と。
そこに「真の多様性がある」と主張されています。

 

僕は、山本太郎さんは「多様性が機能する意味」を
理解していないように感じます。

ここから先、必ず誤解が生じる事を承知で書きます。

 

自然界は生物多様性があって成り立ちます。
生物のことを勉強していると、それぞれの生物は、
常に生産性を考えて生きているように僕には感じられます。
人間以外の生物は、お金を価値として生きていませんから、
何の生産性を考えているのかと言うと
「エネルギー」と「生殖活動」です。

生きるためのエネルギーをいかに生み出すか、
または浪費しないように省エネするか。

環境に影響されないように強固で巨大な個体を作るか、
または個体の力は弱くとも環境の影響に柔軟に対応できる
繁殖力を持つか。

生物の生き方は、それこそ千差万別で多様性に富んでいます。
しかし僕ら人間が想像できないレベルで
いかに生きるか、どう環境に対応するか、命を繋ぐかと、
試行錯誤しながら全力で生きているように思えます。

異なる生物同士が、共存システムを構築して生きているケースも多数あります。
しかし人間が想像するよりずっと生産的に生きているように僕には感じられます。

ここでその説明を詳しくは書けないので、
生物学者さんの書いた本でも読んで頂ければと思いますが

生物学者さんなら、おそらく皆そうだと言うでしょう。
自然界は、確実に命を選別している場所です。

選別されてしまう環境の中で
それぞれが生き抜くために切磋琢磨し
協力(共存)を試みながら
絶妙なバランスで多様性が成り立ちます。
命の選別の危機が多様性を進化させているとも
言えると思います。

命が選別されてしまいそうな危機的な状況が
新たな生存戦略のアイデアと実践を生み出します。
例えばもともと肉食だったパンダは
飢餓の中であえて甲状腺機能を低下させ
低栄養(笹の葉や竹)でも生きながらえるように
生体維持システムを省エネ化する道を選びました。

危機が生き方へ転機を与え、生物は進化していく。
人間も増え続ける人口に適応するべく
知能と器用な手先を最大限活用して食料を増産し、
密集して生きるリスクである感染症も
衛生環境を整える事で解決してきました。

地下から石油を掘り起こし、原子力を開発し、
生きるためのエネルギーをかき集めて
暮らしを進化させて文明を築きました。

 

人間自身が環境に対応するのではなく
環境そのものをエネルギーを使って変化させる事で
人間は繁栄してきました。
しかしそれはもう、限界に来ています。
難病が激増しているのも、その現れです。

 

ALS国内患者数の推移(特定疾患医療受給者証ベース) 画像引用:ALSステーション

1970年代よりあらゆる慢性疾患が激増しています。

先天的障害や難病は、天から降ってきている訳ではありません。
人間がつくった原因があって発生しています。

身体にハンディキャップを負う人は増え続ける。
そのあり方も、一般的な物言いで言えば多様性を増すでしょう。
(本当は原因など限られていますが、ここでは解説しません。)

 

誤解を恐れずに続けます。

ALS患者が国会の場に立つことは
国民が豊かに暮らしていける社会実現のための
根本的な解決策にはならないでしょう。
そもそもなぜ ALS患者が増え続けるのかを考える事が先決です。

そして、それはおそらく、
国政ではなく個人が為すべきことです。

難病や障害ではイメージがしづらいですし、
誤解を生みやすいので例えを変えます。
食物アレルギーを持つ子供は近年激増しています。

画像引用:埼玉県websiteより

食物アレルギーの原因ははっきりしていると僕は考えています。
ここでは主題ではないので詳しく書くことは控えますが、
子供が生まれる前からの親(父親も含む)の食生活や、
妊娠中、出産後に子供に与えている食べ物が、
最も大きな食物アレルギーの原因であるはずです。

つまり、子供の食物アレルギーは、親が悪いのです。
少し健康と食べ物に関心があれば、
アレルギー罹患を避けられたケースは非常に多いでしょう。

それにも関わらず、
子供のアレルギーが判明すると、
「不運だった」「私たちはかわいそう」「守られるべき存在」
のような勘違いを起こす大人達は少なくありません。

オーガニックの飲食店経営時代、
子供のアレルギー対応をしていました。
お客さんの中に、勘違いをしている、
自分に責任があると理解していない方は、
少なからず見受けられました。

(当時は、僕もアレルギーの原因を理解してなかった訳ですが…)

アレルギー罹患を国政でサポートする必要など
ある筈がありません。
アレルギーは個人が生活を見直すきっかけです。

ここではアレルギーを例に書きましたが、
アトピーや発達障害や自閉症などを持って生まれる子供達も
今後、増え続けていくでしょう。

発達障害や自閉症などは、
むしろ個性であるという認識も強まっています。
それも多様性であると。

それらを多様性であると擁護するという事は
そもそも、なぜ脳機能障害を持って生まれたのかと、
親が考える機会を奪います。

それって本当に
同じ悩みをを持った人達へのサポートへ
弱い立場の人達の尊厳を守ることへ
繋がるのでしょうか?

これは深刻な問題であると、僕は感じています。

ナマケモノは、怠けているわけではありません。厳しい環境の中で、適応した結果です。
ナマケモノ、実は賢い? 「生存に完璧に適応」

経済に関して、理不尽な状況があるのはよく分かります。
僕も今でこそ普通のサラリーマン程度の収入を得ていると思いますが、
成人してからの人生の大半は低所得者でした。

しかしお金の無さに困っていた経験があるからこそ
それでいて社会に従順には対応できない性格だからこそ
どう生きていくかを真剣に考えてきました。

食糧生産の現状が憂うべき状況だからこそ
年金などアテにならない時代だからこそ
僕らは自分で食糧をつくることを学ぼうと畑をしているし
それを子供達にも大事なことだと伝えています。

危機があるからこそ、生物は真剣に問題に対して取り組みます。

子供達に伝えられるには、まだ程遠い農業力しかありません。
本日収穫した小さな人参と共に。でも地道に学んで実践し続ける事が大事。

高齢者になった時に
国に保護してもらわないと
豊かに生きれないという発想は危ういです。

もちろん、国政がまともであることには期待したいですし、
選挙には当然ながら参加します。
それは当たり前。

でも、もう政府に期待し、政府に怒る時代は、
終わったのではないかと思います。

こんなに良い国があると他国の例が出されます。
マレーシアは消費税をゼロにした。
そこだけ切り取れば、確かに素晴らしいと思います。
しかしもしマレーシアに住んでみれば、
きっと他の問題を目の当たりにするのではないかと
想像しています。

例えばマレーシアの成人死亡率(15-60才)は
2015年調べで31.48%にもなるようです。
knoema-ワールドデータアトラス

「隣の芝は青い」と思わないでしょうか?

 

さて…
山本太郎さんの政見放送を見て
今回の記事を書きたかった理由を再度明確にします。

  • 自然界とはかけ離れた感覚の「多様性を守れ」
  • 先のことを考えず「弱者を守れ」
  • 自分に降りかかった事の「原因を考えない」
  • 全てを「企業や国のせいにする」

こういった感覚が、
決してマイノリティーではなくなってきています。
そこに僕は危機感を覚えます。

山本太郎さんのメッセージと類似した感覚が
そこそこ世の中に溢れているからこそ
たくさんの共感者が現れていると思います。

しかし感情論、善悪論をベースにした改革は
例え一時的に成功したとしても、長くは続かないでしょう。

 

山本太郎さんには当選し、国会に残って頂きたいなとは思ってます。
あれほど気概のある方は、他にあまり見当たらないでしょう。
ただし拭えない違和感をどうしても文章化したく
今回記事を書きました。

障害を持つ方、難病を持つ方が増えない為に、
本当の意味で豊かに暮らせる為に必要なことを書いたつもりです。

「生きているだけで価値がある」という言葉は
「そのままでいい」という感覚に安易につながる危険性を持っています。

環境に適応しながら、生き方を改善していくのは、
生物の基本です。

その大前提が置き忘れられる事なく、
社会改革が進んでいく日が来ると良いなぁと
僕は考えています。

 

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藤原 悠馬ブログYuma's Blog

健康を知ること
= 自然の法則を知ること

藤原 悠馬生化学講師、占星術講師、EMFA1級電磁波測定士。

「症状の原因を根本から読み解く エネルギー代謝学」セミナー主宰。細胞レベルの代謝、病理、自然界、食文化を縦横無尽に繋ぐ他に類を見ない圧倒的な俯瞰力と分析力が話題を呼び、全国から多数の現役医師、治療家、薬剤師、美容家、栄養士、料理人、ボディインストラクターなどの健康・治療業界のプロから一般の主婦までがセミナーへ集う。どこにも所属しない、日本で唯一のフリーランスの生化学講師。2019年より「生化学講師が教える 占星術の基本の考え方とホロスコープチャートの読み方講座」を始動。IC魚座29度「プリズム」/MC乙女座29度「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」。全ての生命の普遍的な創造原理を、文献や生活の全てから抽出し、具体化するのが生業。