・全ての生物は水素イオンの濃度勾配でエネルギーを生む
・光合成と呼吸 〜生物界の根本的な共存・生命維持システム〜
・真核生物はミトコンドリアの好気性代謝が鍵
・電子供与体(ドナー)と受容体(アクセプター)
・電子の流れは酸化還元反応がつくる
・生命体の本質(エネルギー代謝)から眺めるクエン酸回路と電子伝達系の徹底解説!
・日露戦争で海軍と陸軍の運命を分けたのは「栄養」
・ビタミンB1欠乏はなぜ神経障害を起こすのか?
・種々の病気もすべて原因は「糖(エネルギー)代謝障害」
・生命維持システムには必ず「糖」が必要
・農薬、除草剤、殺虫剤の作用機序は「エネルギー産生を遮断」
・糖新生と脂肪合成の代謝経路を深く読み取る
〜生命の危機で細胞内は還元状態(還元ストレス)へ〜
・ケトン体は人類(生命)を救うのか?
・ボーア効果、二酸化炭素、低酸素の関係
・ミトコンドリア代謝をブロックするNO(一酸化窒素)
・Randle Cycle 〜糖と脂肪酸は同時に燃焼できない〜
・PUFAの過酸化物「アルデヒド」は糖代謝のすべてを阻害
・インスリン抵抗性の本質的なメカニズム
・老化と炎症で亢進するクエン酸合成
・細胞内で果糖を合成するポリオール経路
・濡れ衣のソルビトール 〜糖尿病合併症の本当の原因は?〜
・シードオイルと視力低下
・低酸素の危機を救うフルクトース
・過度の糖質制限は必ず脳にダメージを負う
・AGEs(終末糖化産物)が蓄積する本当の原因は?
・マヌカハニーの抗菌力はAGEs前駆体
・真実は代謝経路から必ず読み取れる(病気の根本原因がわかる)
はい、非常に難しい内容です。その場で一発で完全理解!はほとんどの方が無理でしょう。
生命維持システムの本質を捉えながら、ミトコンドリア内のクエン酸回路と電子伝達系の詳細な代謝経路を追っていきます。
ややこしい名前 カタカナ たくさん出てきますが(笑)
かつてみなさんが学生時代に授業で聞いたような、あくびが出てしまうような退屈な授業とは一線を画しています。
そして流行りの分子栄養学のドクターがするような授業とも全く違います。
あくまで「生命維持システムの本質」から目を離さずに代謝経路を追っていけば、複雑に見える経路も意外とシンプルだと気が付くことができます。
…と、思いたいのですが(笑)
複雑に見える現象に隠されたシンプルな法則を見つけられるように、資料作成に励みました(本当に頑張りました)。
全ての病気は生化学的には「糖(エネルギー)代謝障害」と捉えることができますし、その根本原因は、代謝経路と最新の研究を俯瞰力をもって繋ぎ合わせることで、必ず見つけ出すことができるでしょう。
生化学の基礎と最先端を、病理や自然界とボーダーレスに繋ぎ合わせ、情報読み取りに必要な情報の基礎をどっしり詰め込みました。
枝葉の情報ではなく、生命場を中心に視点を置けば、驚くほどに「各論の本当の意味」が見えてきます。