今日は上の子2人について書きます。
息子は、今年の夏は、元旦那(彼の父親)の家に4泊5日で泊まりにいったのをきっかけに、腕にかなり発疹が出ていました。
息子は、父親のことを覚えているのか不明ですし、母と始めて4日以上離れたことが、彼にとって大きなストレスとなったようです。発疹はこれをトリガーとして起こったと考えられます。(今現在は、ほぼ綺麗になりました。)
この前から、皮膚症状は結構出る方です。
しかし出ていたからといって、ほとんどの場合痒がるわけでもなく、いたって元気。ひどくなってくると、痒がったり痛がったりする事もありますが、見た目の割には、それはかなり稀な事です。基本、平気にしてます。
水疱瘡などでない限りは、発熱しても基本1日、長くて2日で引きます。発熱中も、かなり元気です。
息子は一昨日の晩ごはんの時にめずらしく食欲があまり無さそうで、そのあとに吐いて戻しました。そして発熱。
翌朝も38度以上あり、昨日は幼稚園お休み。最大で39度まで上がりました。
しかし、「くたばって大人しくしてりゃ良いのに…」と思うほど、鬱陶しいくらい元気です。朝も「幼稚園に行く!」と言ってましたし、ずっと喋り続け、長女のお迎えにもついて行きました。食欲もしっかりあります。水疱瘡の時は、はちみつとりんごジュースしか食べませんでした。
今朝は36度8分で全回復。1日半で終息しています。
長女も、数日前に夜に発熱しました。しかし翌朝には完全回復で、ごはんもおかわりして元気。息子は2歳と8ヶ月。長女は5歳と6ヶ月です。長女は、ほとんどの場合一晩で発熱は終息します。
この1週間で、上の二人の子が発熱しているのですが、ひとつの理由が今週末に控えている運動会に対する緊張です(笑)
娘は相当に張り切っており、毎日家で椅子を使って跳び箱の練習、畑に行くとかけっこの練習をしています。毎日ソワソワ。
お盆前に、娘の様子が変容して、ものすごく珍しく食欲がなくなったりしていたんですが、原因は、元旦那(彼女の父親)の家に行くことに対する緊張、母と数日間離れる不安だったと思います。帰ってから、すっかり元に戻りました。娘は、イベントごとの前には心と身体の変容が強く見られます。
で、息子は大勢に見られていると思い込むと緊張してしまうタイプなので、姉のテンションも相乗して、やっぱり運動会前の緊張かなと。
ここで何を言いたいのかまとめますが、今回息子や娘が発熱したのは、何かしら細菌かウィルスの感染症状かもしれません。末っ子(4ヶ月)にもこれが移ったかのように、いつもにない頻繁な排便(少しずつ、1日に何回も出る。下痢のような感じです。)が起こっています。
この感染症状が、運動会前の心の変容をトリガーとして発症し、免疫が動き出した結果、発熱に至っていると。息子の夏の発疹に関しては、お盆のお出かけがトリガーです。これは心理的にも、物理的(食事)にも引き金を引いています。
症状が発症するタイミングは、生活の中でそれぞれなのですが、子供は大人よりも頻繁に発熱したり、皮膚症状が出ることが必要な理由があります。
これから、どんどん成長していく段階です。
細胞がものすごいスピードで、分化、増殖していく段階ですが、ここで細胞にDNAダメージがあったり、間質などの細胞外環境(生命場)に「ゴミ」が散らばっていると成長に問題が発生します。
生体にとっての「ゴミ」とは、不可逆的なダメージを受けた細胞そのもの、その細胞が破裂(ネクローシス)して飛び散った内容物、重金属、過酸化脂質、病原菌など、それがあることによって「正常な代謝が阻害されるもの全般」を指します。
大人になって処理できないゴミが蓄積し、DNAに異常を持ったまま分裂していく状態が「がん」です。
正常な分化、増殖が正しく行えるように、子供時代には頻繁に免疫が発動し、ゴミ処理を行います。免疫とは生命場のゴミ掃除をすることです。
子供は正常な発育のために頻繁にゴミ掃除を行いますが、これは甲状腺機能が高いので行えることだとも言えます。大人になると、甲状腺機能低下に伴い、免疫力も低下してきます。(甲状腺機能が低下する最大の原因は、シードオイルを主因とするPUFAの過剰摂取と、環境ホルモンと言われるエストロゲン様物質です。)
発熱はゴミ掃除をするために発生する正常な身体の機能の一部です。病原菌やウィルスの体内侵入時のみならず、何らかのきっかけをトリガーとし、ついでに溜まったゴミ掃除をすることは、よくある事でしょう。
皮膚症状も同じだと考えられます。皮膚は排出器官のひとつです。だからこそ、0歳から乳児湿疹という形で多くの子達には皮膚症状が認められます。
発熱するのは正常で、そこで元気かどうか、すぐに終息するかどうかが重要になります。皮膚症状は発熱ほど短期間で終わりませんが、激しく炎症を起こさずに、痒みや痛みを伴わなければ、抑えるものではないでしょう。
幼稚園の他の子の様子を伺っていると、発熱などで数日間〜1週間も休む子も多いです。
皮膚症状を薬などで抑えつけた結果、大きくなっても慢性的に皮膚症状を起こすケースは多々あります。
そう思うと、うちの子たちは本当に元気だと思います。息子の皮膚症状に関しては、今後の経過を観察していく必要がありますが、食欲はバッチリ、快便、毎日活動的、発熱時もうっとうしいくらい元気で、すぐに終息します。
発熱や皮膚症状(症状と炎症)について、少し違ったイメージを持っていただけるでしょうか?
次回は、僕ら夫婦(大人)について書こうと思います。
※免疫についてのダイジェスト的な講義は「脂質クラス2」になります。脂質と糖質の1を受けたら、ぜひこちらもご受講いただけると症状に対する理解がグッと深まります。
症状と食事を読み解く生化学セミナー
〜2018年秋のスケジュール〜
10月13日(土)14日(日)
大阪:お気軽会議室 堺筋本町
10月27日(土)28日(日)
名古屋:自然の薬箱千種駅前店Learning Room(8F)
11月23日(金/祝)24日(土)
東京:八重洲藤山ビル 2階「ふれあいセミナールーム八重洲④」