※2024/10/15追記:サイバー攻撃により画像が消失していましたが、修正しました。
タイムウェーバーセッションにご参加いただいた方の症例を紹介させていただきます。(ご本人に承諾を得ています。ありがとうございます。)
40代の女性、イニシャルはB様とさせていただきます。
B様より「このセッションを受けなければ、自分ではこの先、何十年生きても、おそらく気づかなかったと思うのです。人生を無駄にしてしまったのではないか、と。」とご感想をいただきました。
タイムウェーバーセッションの目的は、この言葉に尽きると思っています。
B様は「体調不良の原因を突き止めたい。」とお申し込みいただきました。
具体的には昨年より倦怠感、ブレインフォグがあり、セッション日から約2週間前の風邪を契機に症状が悪化、寝込むことも増えているとのことでした。
また長年、右眼が見えにくいという症状も抱えていらっしゃいました。
元々、私たちは症状の根本原因について、物質的な側面から根本原因を探ることを主として講座などを開催していました。
今もその視点も大切なことは自覚しています。
でも、どれだけ食事を含めた生活習慣を整えても、症状が改善しないクライアント様が私たちの元にお申し込みいただいているのも事実です。
自分自身を通しても、症状の根本原因は「意識にある」ということを実感しています。
だからといって、食事や生活が「何でもいい」とは思っていません。
でも、大して食生活を気をつけていない方が元気に長生きされていたり、人生を謳歌されている方もいます。
食生活だけでなく、過去の私だったら、何かしらの体調不良が生じた時に「ワクチンによる影響だ。」と考えていたと思います。
今ならば「コロナワクチンによるシェディング…」と思い込んでいたと思います。
人生の先輩方(60、70代)と畑を一緒にやらせていただいていますが、そこに参加されている方は元気な方ばかり。
コロナのワクチンを接種されている方が大半です。
私もコロナのワクチンを2回接種し妊娠しました。妊娠初期にコロナにも罹患しています。
ワクチンを接種しても、シェディングがあったとしても、食生活にそこまで意識がなくても、意欲的に生きている方はたくさんいます。
ワクチンに関しては病院で働いている方はいずれの影響も受けているばかりです。でも意欲的に働く医療者は多いです。
それらが体調不良の原因、という思考こそ、見直すべきことだと今は考えています。
症状の根本にある、物質的な原因や、意識や精神の問題を分析するのがタイムウェーバーです。
B様はご自身の体調不良の原因を探るため
■体の原因→物質的要因、食事、感染、生活など
■心の原因→ご自身の思考パターン、親との関係、夫婦関係など
体と心、双方から分析をご希望されました。
また、以下のメッセージもいただきました。
honoiroさんと同じように「病は精神が原因」
と主張する発信者は多くいますが、大抵は、そう主張していながら、自身が病に伏せると、 自分の病状は公開せず、原因も公開せず、 病を引き起こした精神についても公開しません。 普段、どれだけ高尚なことを言い、
一般の人より社会に貢献していたとしても、 私はそこに強い違和感を持ちます。
B様はご自身でも健康のことへの意識や興味を強くもたれている方です。
現在は分子栄養学への学びを深めている時。
繰り返しとなりますが、食事に対して意識をもつことは健康を改善する時に大切な要因です。
ただ、時にその意識が健康に導かない結果を伴うこともあり得ます。
例えばよかれと思い、偏った食生活を長く続けてしまったり、体に良いと思い一部の成分を過剰に摂取されたり。
一時的には症状の改善に寄与することもありますが、その反対の作用を起こすこともあります。
※
タイムウェーバーセッションなので、クライアント様のご相談内容に沿ったことのみ対応させていただいています。今回もB様が分子栄養学を学ばれていることに対して私がジャッジをする立場ではないことは前提です。
B様より「私が健康的な生活を送るために控えるべき食べ物を分析します。」というフォーカステキストで分析を承り、最も高い結果が「MCTオイル。」でした。
分子栄養学では糖代謝が低下している場合にエネルギー源としてMCTオイル(中鎖脂肪酸油)の摂取を推奨されています。
B様もMCTオイルを摂取されていました。
MCTオイルだけに限りませんが、何かしらの食品を控えるべきというタイムウェーバーの結果が出たとしても、それらを永久的に控えたり、完全に除去することを推奨しているわけではありません。
ただ、この結果を踏まえ、食生活について改めて考えることは意味があることだと思います。
そして物質的な結果だとしても、そこに含まれる精神的な意味合いを考える必要があります。
また、他のフォーカステキストとも関連する場合もあり、以下で解説します。
「倦怠感が酷くなった心の原因を分析します。」というフォーカステキストに対しての分析結果の一部です。
「健康に対する過度の不安。」「油の過剰摂取。」 インテンシティー : 10 / ポット : D 4
「健康に対する過度の不安。」「無気力が原因。」 インテンシティー : 8 / ポット : D 1
双方の結果を踏まえ、B様にはセッション後、以下のメッセージを送らせていただきました。
「私が健康的な生活を送るために控えるべき食べ物を分析します。」というフォーカステキストでも、MCTオイルに対し控えた方が良いという結果もありました。
あらゆる油を極端に減らすという意味ではなく、今回の結果としては、健康に対する過度の不安からMCTオイルを摂り過ぎているかもしれない、と解釈できるのかもしれません。
続いて、以下の分析結果も高い結果となりました。
「思考の偏り。」 インテンシティー : 9 / ポット : D 2
「無気力。」 インテンシティー : 9 / ポット : D 1
また、B様の抱える不調に右眼の視力低下があり、そちらについても分析させていただきました。
フォーカステキスト 「右眼が見えにくい原因を分析します。」
物質的な要因としてはレーシックによるものが考えられました。
「レーシック。」 インテンシティー : 10 / ポット : C 2
「レーシック。」「目に負担がかかった。」インテンシティー : 10 / ポット : D 4
ただ、上記よりも、より高い的中率の結果は以下、意識が原因でした。
「現実を見ようとしないこと。」「過剰な自己肯定。」「自己の内面を現実ととらえている。」インテンシティー : 9 / ポット : D 1
B様は占星術分析セッションにもお申し込みいただいていため、ホロスコープから思考や意識の傾向を悠馬くんが読み解き、この結果に繋がりました。
ただ、B様に限らず
・現実を見ようとしないこと
・過剰な自己肯定
・自己の内面を現実ととらえている
これらは誰もが陥りやすいことだと思っています。私もその一人です。
自分の感情や考えは自分から生み出されるため「これが私。」と自己肯定したくなります。でも、それが過剰となってしまったり、過剰になっていることに自分では気がつかず、自己の内面に湧き上がったものだけを現実と認識する、ということはあると思うのです。
むしろ今は、過剰な自己肯定を良いこと、当然の権利、と思いがちの時代です。
でも、それによって問題が生じている可能性もあると思います。
そのような自分では気がつかない、自分の意識を可視化してくれるのがタイムウェーバーです。
また、タイムウェーバーは必ず一貫した結果となります。
例えば上記のように「現実を見ようとしない。」という内容で高い結果となる時は、それに関連する分析内容も同様に高くなります。真逆の結果とはなりません。
以下の分析内容も、比較的、高い結果となりました。
「MCTオイルの過剰の摂取。」インテンシティー : 10 / ポット : D8
単独の結果だけでなく、総合的にも、辻褄が合う結果となります。
その他の結果も踏まえ、B様より以下のメッセージと共に翌週にリピートでのお申し込みをいただきました。
プレゼントステート機能で自分自身の課題に向き合うことの重要性を再認識しました。
ホロスコープまで調べていただき、高い的中レベルの結果を出してくださり、本当にありがとうございます。
確かに厳しい結果で、ショックも大きかったのですが、まったく心当たりがないかと言えば、そうでもなく、薄々自分でも気づいていました。
気づいていながらずっと誤魔化し続けたせいで、自分の首を絞めていた感じです。
だから今回の結果に不思議と安堵感もあります。
やはり私は、本当の自分を知りたいし、なんとしても今世で自己の課題と向き合いたいのだと思いました。自分を誤魔化し続けていては、生きた心地がしないからです。
タイムウェーバーの機能の中でも、プレゼントステート機能が最も本質的に意味がある、という思いで提供させていただいている私たちの趣旨を理解いただき、とても嬉しく思うご感想でした。
(プレゼントステート機能に関してはこちらのブログでも紹介しています。)
B様の2回目のセッションでは上記の結果を踏まえ「私が過剰に自己肯定してることは何ですか?」という分析をさせていただきました。以下、結果です。
「現在、出来ていないこと。」「健康管理。」インテンシティー : 10 / ポット : D4
「自分の欠点。」インテンシティー : 8 / ポット : D1
また、1回目のセッションで倦怠感の原因で高いヒットだったのが「無気力」でした。
B様はご自身に対して「やりたいことがたくさんある」という自覚があり、無気力とは感じていなかったため、この結果をどう受け止めていいのか戸惑っているように感じられました。
そのため、次のセッションでは「私が意欲的に人生を歩むために、私に必要な行動•意識を分析し
その結果が以下です。
「家事。」「私の役割。」 インテンシティー : 10 / ポット : D 1
「子育て。」「母親の自覚を取り戻す。」 インテンシティー : 10 / ポット : D 1
これは最大のヒット(的中レベル最強)、この結果はなかなか出ません。
さらに1つのフォーカステキストで2つも出ることは本当に、本当に稀なことです。
この背景にも、B様のホロスコープに家庭を表す4ハウスに天体が多いことがヒントとなりました。
「倦怠感が酷くなった原因」が「無気力」でした。その無気力を克服するため、今回の「意欲的に人生を歩むために必要な意識・行動」を分析した結果が、「家事、子育て」でした。
これはB様に限った話ではなく、何かしらの症状があると、それを理由に、例えば仕事、家事、子育てに向き合えない、と考えがちです。
症状によっては本当にそのような状態となることもあり得ると思います。
でも、別の見方をすれば、仕事や家事、子育てに向き合えないこと、向き合いたくないことを症状を原因にしたい、という心理があるのかもしれません。
世の中の治療家がよく言うこととして「クライアントは本当は症状を治したくない。」ということがあります。
その理由はその人それぞれですが、例えば、何か自分に問題があっても「体の調子が悪い」というと、言葉は悪いですが言い訳ができます。私はものすごく心当たりがあります。
これは病院でも同じでした。
慢性疾患で入退院を繰り返す患者さんに対し、「治癒するためには、患者さん自身の行動変容を起こさないといけない。でも、これが最も難しい。患者さんが自分の人生でやりたいことや目標がなければ行動変容を起こす動機にならない。」と医師が話していました。
B様に教えていただきましたが、建築士の安藤忠雄さんは癌によって5臓器を摘出。それでも今も精力的に活動されているそうです。
→「臓器を5つ摘出しても、落ちこまない。人生はこれからだ!」 80歳・安藤忠雄の超ポジティブ思考術
症状があるから仕事、家事、子育てなど、自分の人生に対して疎かになる、取り組めない、と考えがちですが、そもそも、健康管理が出来ていないことを過剰に自己肯定していることが問題かもしれません。
ワクチンやシェディングの影響を受けているのならば、受けやすい自分に何らかの原因があるかもしれません。
そして症状があっても、自分自身が自分の人生に向き合い、精力的に生きることが最も重要なことなんだと思います。
今回、B様の結果を公表させていただいていますが、B様に限った話ではないと思っています。当然、私にも当てはまります。また、症状や人生に悩んでいる方も同様の問題を抱えている方は多いと思います。
今回紹介させていただいた結果以外にも、B様にとって厳しい結果もありました。
私自身、タイムウェーバーの結果を受け入れることが出来ずにいました。本質で、言い訳が通じなくなるからです。
自分がタイムウェーバーの結果を受け入れられないのに、クライアント様に提供できるのかと問われ続け、何も出来ない自分に落胆し、数年間、実用できなかった現実があります。
「それでもタイムウェーバーをやる意味とは?」と問われた時に、B様より冒頭で紹介した、まさに答えといえる感想をいただきました。
もういい加減、自分を直視したい、自分を知りたいと思い、セッションに申し込ませて頂きましたが、本当の自分を理解するということが、ここまで痛く苦しいとは思ってはいませんでした。
欠点に関しては、本当に痛いと、恥ずかしさと情けなさで居た堪れない気持ちになるのだなぁ…と知りました。簡単に、ショックです〜と言えるようなものではないですね。ショックどころではなく、しばし呆然としてしまいました。
しかし、悦子さんには、感謝しています。
honoiroさんのブログを拝読してきて、前提としてhonoiroさんの精神に対峙する姿勢に強い信頼があったからこそ、タイムウェーバーの結果を、痛くても反発したり否定したりせず、粛々と受け入れられるのだと思いました。そうでなければ、おそらく受け入れられなかったと思います(汗)
私が「意欲的に人生を歩むため」についても、的中レベル最強である10/D1を2つも出し、自分に見えていなかった本当の自分を自覚させてくださり感謝しています。
なぜなら、このセッションを受けなければ、自分ではこの先、何十年生きても、おそらく気づかなかったと思うのです。人生を無駄にしてしまったのではないか、と。
それは、家事や子育てが出来ていないことに無自覚だったからではありません。
むしろ、家事や子育て、家庭全般に関して、ずっと苦手意識がありました。若い頃から家庭を持つことに漠然とした抵抗感があり、特に子供を持つことには強い抵抗感がありました。結婚する際、子供をつくらないことを条件に出すくらい、なぜか避けていました。
今思うと、そこに人生の課題があったから、向き合いたくなくて無意識に避けていたのかもしれません。
「このセッションを受けなければ、自分ではこの先、何十年生きても、おそらく気づかなかったと思うのです。人生を無駄にしてしまったのではないか、と。」
タイムウェーバーセッションの目的は、この言葉に尽きると思っています。
B様のセッションを承らせていただいたおかげで、私もたくさんの気付きをいただきました。
そしてB様だけに限らず、クライアント様のセッションを通し、タイムウェーバーの分析力の精度は凄まじいこと、プレゼントステート機能は、意識を可視化する唯一無二の機能だと、毎回、再認識させていただいています。
怪我や病気に病院や薬という対症療法が必要なように、心にも対症療法が必要な時はあると思います。
でも、それは根本解決ではなくて。
タイムウェーバーセッションは自分自身の課題や方向性を教えてくれます。
もしくは、本当は薄々、気がついてくれていることを教えてくれているのかもしれません。
症状や人間関係、子育て、パートナーシップ、今後の人生の方向性など、ご活用いただいています。
対症療法ではなく、根本の原因に向き合い、改善されたい方にとっては必ずご満足いただけると思います。
ご自身のパーソナリィー、思考の癖を把握されると、タイムウェーバーの分析結果は格段に上がります。