Xでの炎上の件についてのブログです。
事の発端は主人と慣行農家のSITO.(Xアカウント名)氏のX上での議論でした。
詳細は悠馬くんのブログで綴っていますし、今後も綴られていくのでここでは省きますが、キャベツ栽培のコストの話です。
そこで感情を害したSITO.氏が、翌日、悠馬くんの1年半前のインスタ投稿から私が妊娠中に草刈機を持って畑にいる写真をスクショで使用し、Xに投稿しました。
ちょっと信じられない
家庭菜園云々は良いとしても、出産予定日8日前の妊婦さんである奥様に7月の猛暑の中草刈り機を使わせて事もあろうかインスタに上げるのはやめた方が良いと思います https://t.co/ryrMmc4RJZ pic.twitter.com/KyNoJKUgmW
— SITO.(シト) (@IaaIto) January 13, 2025
同日、「夫が臨月の妻に草刈機を使わせている」という印象を持たせて以下の文章と共に、元の投稿を引用して再度投稿。
ちなみに私たち、チェーンソーは所持してません。
臨月迎えた奥さんに草刈り機やチェーンソー使わせるのはDVの誹りを免れないよ
振動や騒音すごいよ
妊娠中は母体で目まぐるしい変化が起こっている
例えやりたがってもダメに決まってるこれ万一仮に私が嫁さんにやらせてたら大炎上するやつ… https://t.co/t7KYWvSQla
— SITO.(シト) (@IaaIto) January 14, 2025
それに対し、悠馬くんが以下の投稿で返したことで、さらに反感を買い、炎上しました。
草刈機を妊婦が「何分使ったら」有害ですか?
どこかにエビデンスがあるんですか?
非科学的な考え方をする人間は、定量的に物を考えられません。これ長時間労働している写真ではないわけ。
ゼロ100でしか物を考えられないなら、理解できないかもしれませんが〜。 https://t.co/VbtEYFdDgq— 藤原悠馬 (@honoiro2021) January 14, 2025
妊婦が草刈機使ってるの!?
妊婦に草刈機をやらせる夫がいるなんて!
しかもエビデンスの要求!?
草刈機なんて使っていいわけないのに!?
という大批判の嵐に。
あまりに誹謗中傷を受け、「婦人科で働く臨床検査技師(北里紗月さん)」「産婦人科医YouTuber」等の医療従事者の方からも批判コメントを受けたため、m3.comが運営するAskDoctorsに登録し質問、4名の医師から回答いただきました。
有料サイトなので、回答のスクショ掲載は出来ませんが、電動草刈機を15〜20分、月に2〜3回使用することでの胎児への影響は無いというご回答をいただいています。
※
Xでは「産婦人科医4名より返答頂いた」と記載しましたが、1名は内科医でした。すみません。私もこうして思い込むことが多々あり、意識的に気をつけないといけないと思っています。
ただ、医師がOKと言っているから使うことは問題ない!と安易に言いたいわけではないですし、私も他の妊婦さんの草刈機の使用を推奨したい気持ちなんて全くありません。(ってこの写真を見たところで、誰も使わないと思いますが・・。)
私の意見はインスタグラムに掲載しています。以下です。
草刈機を使用したことがない方には想像しがたいかもしれませんが、当時、私たちの使用していたものは電動草刈機、エンジン駆動式とは異なります。
この電動草刈機による振動・騒音が胎児に与える影響については追々解説しますが、結論としては問題ありません。
もちろん、妊婦に草刈機を仕事(労働)として課していたら問題です。
私の場合インスタに記載通り、やりたくてやっていました。労働ではなく、使用時間も頻度もごくわずかです。
だからこそ、産婦人科医も「電動草刈機を多少使うことで胎児に問題はないけど、ご自身の責任の元、疲れない程度にね。」という見解です。
以下、該当ポストです。
草刈機を使用されない方にはイメージし難いと思いますが、充電式からエンジン式に最近変更し、その騒音の違いや扱いにくさに驚いていました。
電動式も説明書に妊婦は使用しないでと書いてあるのは承知しています。産婦人科医から電動式の草刈機を15分程度を月2〜3回程度行うことで胎児の影響は→ https://t.co/Bs8eRH3ZJW
— 藤原悦子 (@fujiwaraetsuko1) January 19, 2025
もちろん「妊婦が草刈機を使用することなんて悪いに決まっている!」と指摘したい方や、直感的に思う方も多いと思います。
ただ、それを理由に、今回のSITO.氏のようにインスタから無断で私の写真をスクショし、オリジナルの投稿内容とは反する内容で利用することに意義を唱えています。
彼が純粋に「妊婦が草刈機を使用することの危険性」を忠告したかったら、文字だけでよかったはずです。わざわざ私の写真をスクショ利用する必要はない。
純粋に妊婦の草刈機使用に対してや、それを自分のSNSに掲載することに意見を言いたければ、文章だけでも良かったはずです。
このようにわざわざスクショで掲載、利用されとても苦痛です。
— 藤原悦子 (@fujiwaraetsuko1) January 16, 2025
あなたの主旨は理解しています。当然ですが、ご自身の意見は自由に発信してください。
私が問題提起しているのは、SITO.さんのその意見のポストに、夫の一年半前のインスタ投稿から写真だけを無断でスクショし、掲載したことに対してです。
これに対しどのようにお考えですか?
— 藤原悦子 (@fujiwaraetsuko1) January 17, 2025
繰り返しとなりますが、SITO.氏は元々は悠馬くんと別件で議論中。男と男の議論中に、相手の妻の写真を利用。
当然、悠馬くんは彼に屈しません。その結果、彼の仲間内の方々も私を含め誹謗中傷を送ってくる。関係のない人から謝罪を求められる。
SITO.氏自身はご自身の奥様を「世界一かわいい」とXのアイコンにして愛妻家をアピールされていますが、議論相手の男の妻を攻撃することに全く抵抗がない。
私はこれまで男と男の間の論議に、攻撃目的で相手方の妻の写真を晒す(しかも論議のテーマとも全く無関係)人とは会ったことがなく、非常に驚いています。
そして君は顔も名前も一切明かさない立場でこれをやっている。
君の倫理観はどうなってるのかな?
他人の妻なら攻撃OK?@IaaIto— 藤原悠馬 (@honoiro2021) January 15, 2025
これって…純粋に男として恥ずかしくないの?と思います。
過去にも彼と関係がない女性を今回の件と同様に攻撃対象にし、精神的にダメージを負わせたこともあるようです。
私はX自体に慣れてなく、仕事の忙しさも重なり精神的ダメージは大きく、瞼は腫れ体調もボロボロになり、泣き寝入りしかけましたが^^;(インスタに投稿しています。)
泣き寝入りさせることが彼らの目的なので、当事者の私が声を上げる必要性を感じています。
より詳しくは悠馬くんのブログに記載しています。
この件で寄せられた意見に対して私の見解を綴っていきます。
1、夫に草刈機を強要させられている妊婦がいる?!
上記にスクショしたインスタにも書いていますが、私は自分の意思で草刈機を使用しています。
草刈機に限らず、妊娠中の行為は自分の判断で行っていました。
それは他者には妊娠中の自分の体調など、想像は出来ても完全に理解できないと思っているからです。これは男性のみならず、女性も同様で、妊娠の経験の有無も関係ないと思っています。
強要されていると思われた方はSITO.氏による印象操作の結果です。
2、あなたは良くても、お腹の赤ちゃんを危険に晒していいの?
私に何かあっても自己責任でも、お腹の赤ちゃんに罪はない、だからこそ妊娠中に危険な行為はすべきじゃない。という意見も多く寄せられました。
確かに草刈機は危険な行為です。何か起こる可能性はゼロではありません。
ただ、これは草刈機を普段から使用していない方には理解し難いと思いますが、ものすごく草が生えていて下が全く見えなくて、石がゴロゴロしている場所をガソリン駆動式の草刈機を使用する・・・という状況ではありません。
いつもの畑で、草が生えすぎて足下が見えないというレベルでもない。そして繰り返しとなりますが、当時使用していたのは電動草刈機。騒音も振動もガソリン駆動式とは違います。
何よりもお腹に負担がかかったと思えばすぐに自己判断で止めることが可能な状況です。ただの趣味の使用、労働ではないからです。
とはいえ、妊娠中に草刈機なんてやらない方がいいんじゃない?という意見もあると思いますし、そのように考える方が多いことも理解できます。
妊婦の草刈機使用に対して、私の感覚と一般的な感覚とは違うことは理解しています。
ただ今回のように少しでもリスクがある行為を行った人に「あいつは問題だ!」と執拗な攻撃をすることに疑問を投げています。
その人の背景など考慮せず、リスクがあることを全てNO!という考え方には賛同できません。
それがまかり通ってしまうと、生きづらさに繋がる気がしているからです。
3、妊婦が草刈機を使うなと説明書にも書いてある。
説明書に書いてあることは承知していますし、当然です。
ただ、それを根拠にここまで痛烈に批判する行為に反論しています。
以下の投稿に書いた通りですが、メーカーに記載が有る無しで判断する思考は、他責思考に傾くように思います。
@kitazatosatukiや@IaaItoさんが「メーカーの注意を促す行為と反する行為」に対し、許容できないという意見を持たれることは自由ですが、その意見を他者にも強要し、批判することに反論しています。
メーカーに記載が有る無しで物事を判断する考え方こそ、他責思考に傾くと私は考えます。 https://t.co/njTc2YV4Xs
— 藤原悦子 (@fujiwaraetsuko1) January 25, 2025
この件についての詳細は今後の悠馬くんのブログで解説しています。
4、そもそもインスタでも掲載すべき写真じゃなかった。
今は少しでも問題がある行為をSNSに投稿することで、大きな問題となるケースが多々あります。
今回も、そもそも誰もが閲覧することが出来るSNSに投稿したのだから、このようなことが発生しても仕方がないという意見を多く受けました。
SNSに投稿するということは、そのような側面はあると思います。
でも、今回のように炎上したのはSITO.氏による印象操作の結果、元々の悠馬くんがインスタで投稿した時点では何も問題とはなりませんでした。
SNSに投稿した以上、このようなリスクが発生することを身を以て体感しましたが、炎上を仕掛けた側を肯定する理由にはなりません。
また、これは2の回答にも通じますが、誰にも問題がないような当たり障りのない情報ばかり、表面的な世界ばかりになることで、生きづらくなるように思っています。
5、妊婦の草刈機使用はしなくても、これだけ動くことができる妊婦がいると誤解を生じさせる。
妊娠中の経過はその方それぞれです。
年齢でも異なりますし、サポートしてくれる方の有無や程度、元々の生活スタイルや体力、そして何を大切に考えているか、本当にその方それぞれです。
それらを踏まえ、夫婦で共通認識を持ち、目の前の奥様の状況で旦那様が判断されたらいいのではないでしょうか。
この投稿を見て、目の前の奥様に寄り添うことなく「草刈機を使っている妊婦もいるのに、動けないなんてお前は甘えている!」という思考になる旦那様がいたら、それは私たちの投稿云々ではなく、別の問題のように思います。
6、「自分は妊婦でもこんなに元気!」ってアピールしているみたいで気に障る。
ここは正直にいきます。
確かにそう思っている節はありました。笑
もう本当に体力だけはあって、これは昔からで、持久走も好きで、1人でデカイ荷物をもって海外も旅したり、華奢な体型でもなく、今も10kgとなった末っ子おんぶして畑や家事してます。
そして妊娠中は特に体力を落としたくないという意識を強く持っていました。特に4人目の出産時は高齢出産。今までは順調なお産だったけど、年齢と共に出産のリスクが高くなるのは当然で、動ける範囲で意識的に動くことを意識していました。
そして我が家は私たち夫婦以外に頼れる人がいない状況。それは今もですが、ただでさえ出産後、しばらく悠馬くん1人に家事をお願いすることになる。
「人事を尽くして天命を待つ」じゃないですが、やれることはやって、それでも何か発生したら仕方がない、という気持ちで妊娠生活を送っていました。
ひとまず以上となります。
今回の件も、いちいち反論するんじゃなくて無視したらいいのでは?と思う方もいるだろうし、今までの私だったらそう考えたと思います。なぜここまで悠馬くんは対峙するの?って。
ただ、自分たちの身の潔白は自分たちで晴らすしかないこと、そしてこのようなことがまかり通ってしまうことに対し意義を唱える必要性を感じていること、そして何より、こうして男同士の議論に無関係の人(ちょっと立場の弱い人)を巻き込み攻撃する行為に対し、問題提起したいという強い気持ちがあります。
今、世の中が大きく変化しています。
事実は当事者同士しかわからないはずなのに、ネットで匿名の大多数の声が大きな力を持つことも多々あります。
これってネットの中だけではありませんが、匿名の声が大きくなって真実のように拡散されていく。今回、誹謗中傷を受け「私が悪いことをしたからだ…」と私は世間の声に呑まれていきました。
そして自分の意見を発信することに恐怖を感じ、諦めていく。炎上を仕掛けた側はそのままになる。
これって誰のためにもならないと思うのです。
SITO.氏はオーガニック、自然派、反ワクチンなどを否定する思想を強く持っている慣行農家です。
SITO.氏がどのような思想を持とうが自由ですが、そのような過剰な思考は、自分の中の正義を過剰に自己肯定し、相手への攻撃も肯定していく傾向を強めると思っています。
これは過去、反ワクチン活動をしていた時の私もそうでした。
そしてこうした炎上もまさにその一つだと思っています。
だからこそ敵が外にいると思っている思考が危うい。自分に向き合うしかなくて、でも、それが最もキツイから目を背けたくなる。でも、やっぱり自分に向き合うしかない。
という結論にいつも辿りつき、メタトロンやタイムウェーバーのセッションをやっています。
今回「エビデンス」という言葉を出したことでも批判が多く寄せられました。そこは私たちの仕事にも関わることです。
今後、説明していきます。